中国人の99.99%は日本が嫌い

著者 : 若宮清
  • ブックマン社 (2006年1月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893086112

中国人の99.99%は日本が嫌いの感想・レビュー・書評

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  • 以下、概要。

    著者は日本人だが、自称「中国人」。

    根拠のない話が多かったし、データを鵜呑みにしていて、あまり考察できていないところが多かった。

    中国は今バブルで、日本のように崩壊してしまうという話について、

    「日本が克服できた問題が中国にできないはずがない」という話や、

    「上海の高層ビルは2005年現在、約2800棟、さらに向こう5年間に2000棟建てる予定だという。新宿の副都心みたいなものが2ヶ月に1つずつできることになる。」

    と述べているが、今日本では、バブル期に作った建物が適当な構造だったために、政府は頭を悩ませている。

    急ピッチで作るのがすごいことじゃない。

    さらに「アテネオリンピックで中国は32個の金メダルをとった。それに対して日本は半分の16個。」の話。

    はい、始まりましたね。

    13億人分の32と、1億2千万分の16ですよ。

    これ以上はアホらしくて言いません。

    僕は、中国が嫌いで、日本が好きだからこういうことを言っているわけじゃなくて、話が論理的じゃないし、あんまり深く考えていないから、おかしいと思っているだけです。

    以下、この本の内容で面白かったこと。

    ○中国には言論の自由はない。

    反日デモは参加の呼びかけがインターネットを通じて行われたといわれている。

    しかし、中国のインターネットは日本のように自由に振舞える状況にはない。

    ネットカフェにある全てのパソコンには、監視ソフトがインストールされているし、

    上海警察インターネット安全監視課を中心に一説には20万人ともいわれるネットポリスがいて24時間目を光らせており、

    共産党政府に対する批判はもちろんのこと、不都合な発言や情報が流された場合、ただちにそのページが閉鎖されるだけでなく、

    場合によっては、発信者やページの主催者が逮捕される。

    ○ 中国の人口は13億人、そのうちの約9億人が農民。これに対して共産党員の数は6930万3000人と、対人口比5.4%に過ぎない。

    闇っ子も含めれば、その構成比はさらに下がる。

    たった数%にも満たない党が、言論の自由も許さない一党独裁政治を行っている。

    ○ 2005年3月14日、「反国家分裂法」が満場一致で採択。

    この法案は台湾が独立を表明したり、行動を起こした場合、躊躇なく武力行使が行えるというもの。

    この過激な法案に誰一人反対しなかった、いや、できなかった国、それが中国である。

    ○ 2005年10月、小泉靖国参拝後も日本のメディアの予想に反して大きなデモは起こらなかった。

    反日デモの終焉は欧米メディアの存在があるから。

    これまで欧米のメディアは、中国のプロパガンダの巧妙さのおかげもあって、日中対立の場では、中国に同情的だった。

    しかし、ヘラルド・トリビューンや、ウォールストリートジャーナル、ワシントンポスト、ファイナンシャル・タイムズなどのマスコミは、一転して、中国の情報はおかしいのでは?ということに傾いてきた。

    ニューズ・ウィークでも、戦争は究極の内政干渉なので、日本は認識する必要があるとした上で、中国にも反省が必要であると述べている。

    こうした欧米の変化に中国政府は反日デモの幕引きをはかったと著者は見ている。

    実は、中国人は白人に対して弱い。

    企業は白人アルバイトというのを雇って、商売でも関係ない話でも英語で何か喋らせれば、商談が有利に運ぶのだそうだ。

    中国が傲慢尊大に振舞うのは、アジアや黄色人種に対してのみ。

    ○ 日本の古名「大和」は「和をもって貴しとなす」を意味し、日本人の性格を象徴してきた。

    日本における商売の秘訣は、単に金を儲けるだけでなく、その商売を通じて、社会に貢献し、世間の人々から感謝されなければだめだった。

    今でも松下幸之助が尊敬され、財テクだけで儲けている人間は、色眼鏡で見られてしまいがちな理由もそこにある。

    一方中国人は、過酷な生存競争が繰り広げられた歴史を持つ。

    戦乱、飢饉、盗賊、人さらい、詐欺やペテンが横行し、食人文化などが生まれるほど、どんな状況に陥っても、絶対にあきらめず生き抜くという、旺盛な生命力を持つ。

    そこから、自分だけ生きたいという個人主義や、絶対に罪を認めない、すぐにうそをつく、決して謝らないという民族性になる。

    ○ 李登輝氏を筆頭に、いわゆる「日本語世代」が去ると同時に、台湾と日本の距離は確実に今より遠くなる。

    台湾の現政権(民進党)の本音は、「日本と一体化したほうが、中国と敵対するには有利」という現実感に基づいた「政治的な親日」であり、本当に日本人とは何たるかを知っている親日とは、質の違うもの。

    台湾では、日本語が通じると喜ぶ人が多いが、実際は中国人(大陸)のほうが、熱心に学んでいる人が多く、一方台湾では、祖父や父が日本語が喋れるので、日本語なんて簡単であると甘く見ている傾向にある。

    ただ、ハーリー族と呼ばれる台湾の若者たちは、日本のJ−POPやファッション、アニメなどのサブカルチャーが大好きな若者たちは、日本が好きなようだ。

  • 取引先の社長から頂いた本です。
    会社の同期に一人中国人がいたのですが、「絶対に謝らない、平気で嘘をつく」という中国人像にピッタリ当てはまってました。まぁ、嫌いな人間ではなかったんですが、この本を読んでからだと、また感じ方が違ったかもしれません。中国人と関わりがある人はぜひ読んでみてください。

  • 中国人、そして中華民族の民族的特徴、 心理構造を知る上での入門的良書。
    この書を読んだ後、中国関連の専門書を 読むと色々な事象が見えてくるのでは。

  • 著者の目線での中国を含むアジアがつづられている。実際の経験談なので「へー、そうなんだ」と感心するところも多い。だが全体の論調はその“中国人バリ”の偏った目線で広げられいる。政治家の答弁を聞いているような内容

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