- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893088024
作品紹介・あらすじ
独創的なアイデアを生み出す思考のトレーニング法とは?考えるのが苦手な学生はもちろん、社会人にも役立つ「考える」プロが「考える力」を養う3ステップを徹底伝授。ひと目でわかる図解入り。
感想・レビュー・書評
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手帳のメモ方法など学ぶ上での参考になった。
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考える力は、
問題を見つける力、解く力、諦めない人間力
の3要素に分解されるという
学生の時に読んでいれば、もう少しちゃんとした研究が出来たかも、、、 -
学者先生が何をと思ったけど面白かった。大学生に勧めたい。
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最近この手の、問題発見や問題解決系の本をまとめて読んでいる。
問いの三分類などはなるほど、と思った。
(世の中ではもう答えは出ているけれど)事実として自分が知らないだけのもの、解き方が分からないもの、そして問題だと直感できても、何がわからないのか分からないもの、の三つだ。
で、もちろん、最後のヤツが重要で…。
それについては、疑問は徹底的にメモをとること、調べたことは徹底的に読み込み、分かったら情報を捨てること、とある。
それが難しい。それができる人が少ないからこそ、筆者の希少価値があるわけだ。
また、未知の問題へのアプローチとしては、複雑な問題を要素に分解し、各要素を類型化して個別解決をして、総合する、と。
このようには理解できるのだけれど、これが実際の問題に対して適用できるかどうか。 -
考える力、それは問題発見能力、解く力そして諦めない人間力である。
わかることわからないことを明確にしていく。
そして要素分解をしながら理解を深めていく。
マニュアル力を入れ→考える力→想像力
へ思考レベルを上げていくこと。
思考過程がわかりやくのべられており、参考になりました。 -
これほどまでに捨てることを強調する本はなかったように思える。
余計なことを捨てることによって、その先に行けるということか。 -
共感する所が多く、また「!」も幾つかあった。
特に1+1の話は面白かった。
1+1=1になる場合、
1+1=2になる場合、
1+1=1+1になる場合の話は爽快だった。
受験勉強や学校の勉強で、簡単に答えを求めすぎる傾向にあると思うけど、それは仕事をしていて強く感じる所。
正直去年までは自分も、自分で問題を設定して、その問題に対して積極的に正しいアプローチをして成果を上げるということをしてこなかったので、解を求めるだけの脳だったな、と感じている。
町の中でもなんでここにポールがあるのだろうか?とかテレビを見ていても、この人たちは普段何をしているのか?さっきこの人が言った発言はどういう思考回路で発言しているのか?というのを考え出すと、違った見え方がする。世の中に奥行きが出てくるので、こういう発想の転換は面白いと思えるようになった。 -
マニュアルの力<考える力<創造力
情報収集とその分析がしっかりできれば、状況を見極めるために必要な「直観力」は確実に高まる。
「考える」という行為そのものが脳を活性化させ、興奮と深い満足を脳に与える。
Critical thinking 批判的思考
客観的かつ分析的に考える。
積極的に疑う。
わからないことを楽しむ。
失敗体験の要点を必ずメモして残す。 -
この本には、新しいことを創造するためのエッセンスが無駄なく詰まっています。
この中の幾通りもの考え方にとても感動を覚えました。
大きな価値に向かう勇気ももらえました。
自分はこの本をオススメします。 -
高校までの「勉強が出来る」というのが、決められたらマニュアルに則り、いち早く解答に辿り着くこと。それに対して、大学では問題を設定する仮説力があること。大学院や社会では未解決の課題に対して、諦めず考え続けて、創造的な解決を目指す。
言われてみて、腑に落ちた。この本は大学入学を目指す高校生に読んで貰いたい。