親の「 老い 」を受け入れる ~下町医師とつどい場おばはんが教える、認知症の親をよくする介護~

  • ブックマン社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893088536

感想・レビュー・書評

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  • 実家の一人暮らしの父親の世話をしています。施設に入る事が一番幸せかと思っていたが、少し考えが変わった。『介護とは、子育ての写し鏡』ちょっとドキッとしました。

  • 20230801 読了

  • 子供の頃の楽しい思い出って考える以上に重いもの。今のいっときいっときをどう過ごすか、が人生の終わりに親にも子にもかえってくのよね。(深いため息)

  • 在宅医の長尾先生と「つどい場さくらちゃん」を設立した訪問介護員のまるちゃんとの会話形式で綴られる「親の老い」について。ホッとするような写真が単元ごとに添えられているのが嬉しい。

    はじめに親が老いるということ.....と書き連なる4ページほどの詩がある。
    自分としては、わかっていたつもりであった。
    「老いること」を理解しているつもりであった。
    でもやっぱり分かっていなかったのだと痛感した。
    まずはともあれ、この詩を読めたことは良かった。

    「最近ボケてきたんじゃないの? 」どんなに仲の良い親子でも禁句です。と先生は語る。子供が親を否定してもろくなことはありませんし、言わなくていいこともあると....。
    あ~言いまくっている私。冗談半分に両親に会うたびに言っていた。

    介護とは子育ての映し鏡だそうだ。
    親との楽しい思い出が皆無の人には在宅介護は無謀なことだと述べられている。幸せな記憶があるかどうか....。

    お互い無理せず楽しくゆっくりと過ごしていきたいものだと思いました。結局、心配事なんて考えず、今を受け入れ大切に生きることが大事。

  • 年を取れば誰でも老いていくのは当たり前の事。親の老いを自然な事と受け入れなさいという内容。捉え方次第なのかもしれないが、読んで理解するのと実際に目の前にして介護するのとでは全く違うのだろうなと。

  • 読んでいると受け入れている気持ちだけれど、いざ、自分となったときに冷静で入れるのか心配。

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著者プロフィール

1958年香川県生まれ。医学博士、医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長。東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科を経て95年に兵庫県尼崎市で開業。一般社団法人 日本尊厳死協会副理事長・関西支部長。日本慢性期医療協会理事なども務める。ベストセラーとなった『「平穏死」10の条件』(ブックマン社)、『病気の9割は歩くだけで治る!』(山と渓谷社)など著書多数。

「2022年 『完全図解 介護に必要な 医療と薬の全知識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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