見えない敵

著者 :
  • ブロンズ新社
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本棚登録 : 35
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893091529

感想・レビュー・書評

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  • 購入して、長年本棚にあったうちの1冊。
    「旧い本を、ちゃんと1回読んでから断捨離しよう」計画の一環として。

    前半部分は、読んでいるうちに「読んだな」ということは思い出した。
    しかし、後半は既読感が無かった。
    当時、途中で放り出したのかもしれない。
    今回、ネズミの解剖のシーンや魚釣りのところなどを読み飛ばした。
    最終ページに向けて、段々とテーマが深刻化していったように思う。
    大人だからアキラ・カツミ・ケンジ(全員小6)の3人の描写をよく理解できたが、児童書として小学生には読み解くのはやや難しいのではないだろうか。
    がっつりと「ザ・昭和」「田舎」の描写も加わって、今の子供達には、より難しいかも。

    私は、ややサブキャラの小5のタクヤが一番好き。

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著者プロフィール

1960年愛知県生まれ。名古屋芸術大学を卒業後、幼稚園絵画講師、書店店長などを経験。『泣けない魚たち』で第11回坪田譲治文学賞・第6回椋鳩十児童文学賞をダブル受賞、『ライギョのきゅうしょく』が2000年全国読書感想文コンクール課題図書に選ばれた。『オタマジャクシのうんどうかい』で第14回ひろすけ童話賞を受賞。『オグリの子』は、NHKでドラマ化された。

「2018年 『ゲンちゃんはおサルじゃありません』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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