おおきなかぶ

  • ブロンズ新社
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本棚登録 : 112
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893091819

作品紹介・あらすじ

ロシアの民話でトルストイがお話としてまとめた世界的な名作『おおきなかぶ』が斬新なイラストレーションと中井貴恵の楽しい訳でまったく新しく生まれかわりました。1999年度英国マザーグース賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

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  • トルストイの「大きなかぶ」のリメイク。

    昔からある大きなかぶを図書館で借りたつもりが、違う人の絵本を予約してしまった。
    どんどん増える動物達を毎回全部読むのが大変だった。。
    絵も海外の絵って感じ。

    2歳半の息子はなぜか牛を一頭と数えることに食い付いてました。
    色んな数え方があるんだよ、と勉強になったみたいです。

  • ニーアム・シャーキー女史の挿し絵がかわいい……
    そっか、こんなオチだったのか……
    ちいさなはらぺこネズミさん……

  • 『おおきなかぶ』といえばすぐに思い浮かぶのは、福音館の内田茉紗子さんの翻訳ですね。トルストイ再話の原文を読んでみたい(読めませんが…)、というくらい色々と違っているのですが、これはこれで楽しいお話。翻訳の中井貴惠さんは、ご自身が読み聞かせパフォーマンスをなさる方だからか、子どもに語りかけるような文章で読みやすいです。
    「うんとこしょ、そら、どっこいしょ!」なんて、みんな揃って力が入りますよね。
    助っ人の動物たちが順繰りに増えて、足し算していく楽しみもプラス。
    かぶが抜けないのを楽しんでいるようなお話にしあがっていること、ついでに?抜いたかぶをみんなで食べて、「おいしかった!」で終わる満足感もバッチリ。

  • ちょっと絵が奇抜で、子供に読み聞かせながら戸惑ってしまった。ただ、話はいつもの大きなかぶ。小さなころもどこかで聞きながら、育ったあの話。トルストイの作だとは知らなかった。彼の教育の理想の小さな一役を担う作品なのだろうか。
     改めて読んでみると色々な学びがある。力を合わせる事の大切さ、それから動物たちの数を足していく算数的な要素、そして最後ネズミの力を借りてやっと抜けたことから、小さなものを軽んじない事。トルストイだな、と思わせる要素は十分だった。僕は好きです。

    15.11.2

  • ロシア民話でトルストイが、再話、のどかでいいね

  • 2013.9.4 3-1
    2013.9.11 4-1
    2013.10.30 3-3

  • ほかの「おおきなかぶ」よりこの本の方が好き。

  • 現代風にかなりデフォルメされている。
    動物も盛りだくさんで原作からはかなりギャップがあるが、それがまた面白い。

  • 「おおきなかぶ」もこういうイラストだとかわいい。
    表紙、最初かぼちゃに見えた。

  • 普通の本と読み比べてもおもしろい・8分

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著者プロフィール

一八二八年生まれ。一九一〇年没。一九世紀ロシア文学を代表する作家。「戦争と平和」「アンナ=カレーニナ」等の長編小説を発表。道徳的人道主義を説き、日本文学にも武者小路実らを通して多大な影響を与える。

「2004年 『新版 人生論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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