セーターになりたかった毛糸玉

著者 :
  • ブロンズ新社
4.02
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本棚登録 : 279
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893092663

作品紹介・あらすじ

セーターになることを夢見ていた赤い毛糸玉はなかなか編み物に使ってもらえず、悩んでいました。やがて、セーターではないけれど、とてもかわいい手袋になることができ、幸せに暮らしていたのですが…。心あたたまるあの名作が、新しくなって再登場。

感想・レビュー・書評

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  • セーターになれてすごくよかったなあ。誰かや他人に期待をしなくても、世界は優しいのだなあと思った

  • 小学生のときに公民館の図書室で出会って何度も借りた本。ふんわり優しくてとても綺麗な挿絵が大好きで、また読みたいなと思って探していたら、おとなになってから再販されたと知り購入しました。思い描いたとおりの結果にならなくても、結果的にこっちのほうがよかったなあっていうこと、人生で結構あるよね。

  • ブクログレビューを拝見していたら、

    【本書は「あら、これ私持ってるわ」だった。
    いつ何故買ったのかも内容も全く覚えていない中、今本棚から出して見てみた。

    なんで買ったのかなぁ〜?】

    【 】内は、『ふしぎなナイフ』のレビューの丸々コピペ。
    それほどまでに、デジャヴ…。

    たぶん本書はジャケ買いだったんじゃないだろうか?

    持っていたことすら忘れていた可愛い絵本を思い出させていただいたレビューに感謝。

  • セーターになることを夢見ていた毛糸玉。最後には、セーターになることができて良かったです。心温まる絵本です。

  • なおなおさんの本棚で見つけてお取り寄せ。
    そうそう、余った毛糸玉ってどこかにしまって日の目を見ないという状況で皆さんどうしてるんでしょうと思いながら音読。毛糸玉のつぶやきが可愛らしくて、大冒険の後の結末はほっとしました。長らく編み物していないけど久しぶりにしたくなりました。

    • なおなおさん
      ベルガモットさん、こんばんは!
      私の名前があがっており、びっくり&嬉しくなりました。ありがとうございます。
      結末は、毛糸玉が幸せな気持ちにな...
      ベルガモットさん、こんばんは!
      私の名前があがっており、びっくり&嬉しくなりました。ありがとうございます。
      結末は、毛糸玉が幸せな気持ちになりほっとしました。人が着るセーターより大切にされそうです。
      私が初めて編んだのは鎖編みのあやとりです。皆さんここから始めると思いますが、"セーターになりたい毛糸玉"にとっては平凡でがっくりなのかもしれませんね^^;
      2022/12/09
    • ☆ベルガモット☆さん
      なおなおさん、コメントありがとうございます。
      ビックリさせてごめんなさい、なおなおさんのレビューのおかげで出会うことができました。こちらこ...
      なおなおさん、コメントありがとうございます。
      ビックリさせてごめんなさい、なおなおさんのレビューのおかげで出会うことができました。こちらこそありがとうございます☆
      鎖編みのあやとりだと何度も触ってもらえるので嬉しいと思いますよ♪
      そう思うと愛おしくなりますね~
      2022/12/10
    • なおなおさん
      ベルガモットさん、こんばんは。
      お返事をありがとうございます。
      鎖編みのあやとりは確かに何度も遊んで触りますね。飽きる時は飽きますが^^;
      ...
      ベルガモットさん、こんばんは。
      お返事をありがとうございます。
      鎖編みのあやとりは確かに何度も遊んで触りますね。飽きる時は飽きますが^^;
      着るものを完成させたことってないんですよ^^;
      編みぐるみみたいなかぎ編みの方が好きかもしれません。
      レビューされていた「あかいてぶくろ」もいつか読みたいと思います(^^)
      2022/12/10
  • ーー毛糸に生まれたからには夢がある。それは編まれてセーターになることーー
    お店に並ぶ10個の赤い毛糸玉たちを、おばあさんがまとめて買いセーターを編み始める。嬉しくてたまらない毛糸玉たち。しかし9個でセーターが出来上がってしまった。1個残された私はセーターになれないの?とても可愛い毛糸玉の半生のお話。

    余り毛糸として箱に入れられた毛糸玉さんたちの切ない気持ちが伝わってきた。そっか…あやとりにされるのも本当は虚しいのね(;_;)ごめん^^;
    「古着で作るぬいぐるみ」という本を思い出した(ブク友さんのレビューから知った)。余り毛糸、もう着られない服やセーター、手袋をリメイクして、何か特別な物に生まれ変わらせてあげたくなった。

    • 地球っこさん
      なおなおさん、こんにちは♪

      こんな可愛い毛糸だまのお話のレビューを読ませていただくと、この秋の夜長は引き出しのなかの余り毛糸や着られなくな...
      なおなおさん、こんにちは♪

      こんな可愛い毛糸だまのお話のレビューを読ませていただくと、この秋の夜長は引き出しのなかの余り毛糸や着られなくなったセーターなどを、ぬいぐるみや小物にぜひとも生まれ変わらせたいと思います(’-’*)♪
      2022/09/05
    • なおなおさん
      地球っこさん、コメントをありがとうございます。

      可愛くて、でも切なくもなるお話でした。
      地球っこさんがレビューされた本を思い出したんです(...
      地球っこさん、コメントをありがとうございます。

      可愛くて、でも切なくもなるお話でした。
      地球っこさんがレビューされた本を思い出したんです(^^)
      私も何か(できればぬいぐるみ♡)に生まれ変わらせたいなと思います。
      しかし私の腕でうまくいくかな~。得体の知れない物が出来上がったりして^^;
      ぬいぐるみって、特に"顔"が難しいんですよね。
      2022/09/05
  • さいしょ、毛糸玉がセーターになれそうに自分だけのこっちゃったから、さびしい気持ちになった。でも、手ぶくろになった毛糸玉はかわいかった。手ぶくろの持ち主の子どもにおきわすれられちゃって、一人ぼっちでとほうにくれていた毛糸玉がかわいそうだった。さいご、おちびさんのセーターになれてよかった。
    ぼくは、ぼくの物たちをざつに使ってしまうことがあるから、だめだなって思った。今度から大切に使いたい。
    ぼくが毛糸玉だったら、お母さんの手ぶくろになりたいな。お母さんはやさしいし、指が10本もあって、たくさん遊べるから。
    おちびさんのおたんじょうびプレゼントの、チューリップの球根がいいな。犬が食べていたほねがおいしそうだった。(小3)

  • ●内容
    セーターになり損ねた毛糸が、手袋になり、でも道に落とされ、
    最終的には子ネコのセーターになるストーリー。

    ●個人的には…
    ・冬にピッタリ!
    ・最後のネコのセーターになる意外性・展開よし!
    ・お気に入りの★五つ!

    ●年長〜小学生向け

  • 5-1 2017/11/15
    **********
    6-1 2015/03/11
    4-1 2014/12/17
    5-1 2014/10/22

    **********
    「冬」に。

  • 2/10はニットの日
    今日は、セーターになりたいと夢見る10個の赤い毛糸玉たちの物語をおすすめ。

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著者プロフィール

津田直美

1960年東京生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン科卒。ヨークシャーテリアのポピーの暮らしを描いた『犬の生活』シリーズが好評を博す。『セーターになりたかった毛糸玉』『正しいひまわりの育て方』『東京むかしばなし』『ドラゴンたいじ』『私の動物図鑑』『私の雑貨図鑑』ほか多数の著書がある。

「2021年 『小さい 犬の生活〈大全〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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