かえるのピータン

  • ブロンズ新社
3.81
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本棚登録 : 266
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893094407

作品紹介・あらすじ

かえるのピータンのくらす池に、わたり鳥のパーチクがやってきます。パーチクは旅のすてきなけいけんを、ピータンは池の美しい四季とくらしを語りあいます。それぞれの生き方が、それぞれにすばらしいことを教えてくれる、どいかやのハートウォーミング絵本。

感想・レビュー・書評

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  • パーチクの旅をしてきた先、ピータンの一年を通した四季を感じる生活。それらが、どいかやさんらしく色鮮やかな繊細なタッチで描かれています。ストーリーよりも、絵を楽しむような絵本だと思います。

  • 好きな本って価値観の塊だと思う。パーチクが語ると、こおりのやまがくずれおちるおとが聞こえる気がしたし、つめたいくうきをむねいっぱいすいこみたい、て、なんだかすごくわかる!って思った。そして、ピータンがおいけで幸せに暮らす様子も、いいなあ、好きだなあと思った。

  • 学校の図書館で借りてきた一冊。色鉛筆で描いたような絵がきれいでかわいらしく、ストーリーとともに楽しんで読んでいました。

  • 【図書館】旅をする渡り鳥のパーチクはいろんな世界を見られていいけれど、かえるのピータンの1年もなかなか楽しそうです!

  • 知らない世界を旅するのも、自分の世界を一年中楽しむのも、どっちも素敵だよね

  • (リリース:ウララさん)

  • 旅する鳥 ここを見つめるかえる
    どっちもいい

  • 「チリとチリリ」シリーズの人の絵本だ、と思って本屋で平台に置かれていたのを立ち読みしました。
    梅雨特集だったようで、カエルが主人公だから置かれてたみたいですね。

    かえるのピータンのところに、鳥のパーチクがやってきて、パーチクは旅で見聞きしてきたことを、ピータンは自分が住んでいる場所の四季の移り変わりを互いに話す、という内容。
    旅をしていろいろな場所の変化に富んだ風景を感じるのも、自分がとどまっているところの日々の移り変わりを楽しんで過ごすのも、どちらも素敵だなと思いました。
    ピータンとパーチクがそれぞれを認めているのも良いですね。

    この手のタッチのイラストが好きです。

  • 自分の知らない文化にふれることで世界がひろがるのかもしれません。

    でも、自分の知っている文化を追及していくとふかい世界に辿り着くかもしれません。

    世界をひろげることと世界をふかめること、どちらが正しいのか。

    そんなことより、どちらが自分にとって楽しいかが大切なんでしょうね。

    そのことを知っていて、お互いの気持ちを尊重しているピータンもパーチクは素敵です。

  • パーチクは、ピータンを食べてしまわなかった。
    ピーチクがやってくることもなかった。


    井の中の蛙大海を知らずから。

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著者プロフィール

動物や自然のやさしくふんわりとした画風が人気の絵本作家。主な作品に、「チリとチリリ」シリーズや「チップとチョコ」シリーズなどがある。

「2014年 『学研2014年絵本新刊セット 全12巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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