白鳥の湖

  • ブロンズ新社
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本棚登録 : 69
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (26ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893094728

作品紹介・あらすじ

悪いまほう使いに白鳥にされてしまった白鳥の女王をすくうため、永遠の愛をちかった王子……チャイコフスキーによるバレエ音楽の傑作が、美しい絵のリスベート・ツヴェルガーによって、ハッピーエンドにまとめられ、『世界がもし100人の村だったら』の池田香代子の新訳でよみがえりました。

感想・レビュー・書評

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  • 「うわ、手が鳥!」(M6)
    「悪い魔法使い、悪すぎじゃね?」(S9)

    透明感のある絵と簡潔なお話でしっとりとした余韻。
    バレエの白鳥の湖って最後は悲劇だっけ?いつもウツラウツラしていて気づくとジークフリートがロットバルトと闘っていたような。(なぜ毎回同じところで睡魔におそわれるのか・・)あれ?最後、覚えてない。
    この絵本では敢えて登場人物の名前をなくしているとのことで、アッサリとオディールさえ「見たことのない娘」で終わる。
    ちょっと寂しいかも。
    氷室冴子の影響なのか思い入れがありすぎるよう。
    今度、バレエの発表会で演じられるので良い予習ができた。

  • 絵が美しかったのと、
    子どもに読み聞かせしやすそうだったので
    図書館で借りました。

    バレエでなじみのある「白鳥の湖」を
    想像しながら読んだ人は、
    「あれ?白鳥の湖って、こんな話だったっけ??」と違和感をいだくでしょう。

    そのわけは、あとがきに書いてありますので
    あとがきをまず読まれてから
    本編を読むか考えてみてもよいかと
    思います。

    絵はとても美しいのですが
    悪役である魔法使いの印象がうすいため
    女王が白鳥にされてしまった悲劇が
    あまり伝わってきません。

    またラストの展開はあまりにも唐突で、
    その様子は絵では描かれず
    文章のみで終わってしまうため、
    キツネにつままれたような気持ちになり、
    本当にこのラストになったの??と
    信じられない感じでした。

    もう少し魔法使いの存在感か強くなり、
    ラストがさらにうまく着地したら
    よかったなと思いました。

  • ・文の上にイラストの描き込まれた楽譜がある
    ・楽譜と文と絵の周りの余白が落ち着いた感じ
    ・絵はきれいで少しこわい
    ・主題を真ん中に描かないところが面白い

  • 表紙の絵に惹かれて手に取った。『白鳥の湖』は映画『ブラック・スワン』ぐらいでしか触れていない状態で読んだけど、ハッピーエンドにあれ?と思ったら、作者による改変らしい。もともと『悪にたいする愛の勝利を歌いあげていた』ストーリーが、チャイコフスキーが亡くなったあとで弟によって一新され、そのときに悲劇に書き換えられた、とのこと。
    改変といっても、たぶん最後の1ページだけで「実はね……」と書き加えている程度なんじゃなかろうか。
    原作:ピョートル・チャイコフスキー、文・絵:リスベート・ツヴェルガー、訳・池田香代子

  • ピョートル・チャイコフスキー原作、リスベート・ツヴェルガー作、池田香代子訳の絵本。
    表紙にもある、遠目からは白鳥そのものにも見える女王の姿、また、それぞれの挿絵での光と影の表現など、繊細な表現が美しい。
    登場人物の名前を廃し、筋立てもシンプルに、ラストはハッピーエンドで仕上げられた、一風変わった『白鳥の湖』。

  • あまりにも有名なお話ですが毎回「なぜこの王子に
    惹かれるのか…。」と思いながら読みます。

    絵がどのページも額に入れて飾れるぐらい
    ひとつの作品として仕上がっています。
    服装もゴージャスというよりシックなデザイン。
    女王のドレスの手首のデザインが鳥の顔に
    なっています。絵柄は大人向き。

  • 絵がきれいだったので手にしてみた。内容は言わずと知れたバレエのストーリー、文章は特に際立ってはいないけど、まあ、いいんじゃない。

  • 有名なあのBGMにCDの語りで、親子で絵をゆっくり見ながら白鳥の世界に入れました。

  • 2011年3月14日

    <Schwanensee>

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