- Amazon.co.jp ・本 (26ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893094728
作品紹介・あらすじ
悪いまほう使いに白鳥にされてしまった白鳥の女王をすくうため、永遠の愛をちかった王子……チャイコフスキーによるバレエ音楽の傑作が、美しい絵のリスベート・ツヴェルガーによって、ハッピーエンドにまとめられ、『世界がもし100人の村だったら』の池田香代子の新訳でよみがえりました。
感想・レビュー・書評
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絵が美しかったのと、
子どもに読み聞かせしやすそうだったので
図書館で借りました。
バレエでなじみのある「白鳥の湖」を
想像しながら読んだ人は、
「あれ?白鳥の湖って、こんな話だったっけ??」と違和感をいだくでしょう。
そのわけは、あとがきに書いてありますので
あとがきをまず読まれてから
本編を読むか考えてみてもよいかと
思います。
絵はとても美しいのですが
悪役である魔法使いの印象がうすいため
女王が白鳥にされてしまった悲劇が
あまり伝わってきません。
またラストの展開はあまりにも唐突で、
その様子は絵では描かれず
文章のみで終わってしまうため、
キツネにつままれたような気持ちになり、
本当にこのラストになったの??と
信じられない感じでした。
もう少し魔法使いの存在感か強くなり、
ラストがさらにうまく着地したら
よかったなと思いました。 -
・文の上にイラストの描き込まれた楽譜がある
・楽譜と文と絵の周りの余白が落ち着いた感じ
・絵はきれいで少しこわい
・主題を真ん中に描かないところが面白い -
表紙の絵に惹かれて手に取った。『白鳥の湖』は映画『ブラック・スワン』ぐらいでしか触れていない状態で読んだけど、ハッピーエンドにあれ?と思ったら、作者による改変らしい。もともと『悪にたいする愛の勝利を歌いあげていた』ストーリーが、チャイコフスキーが亡くなったあとで弟によって一新され、そのときに悲劇に書き換えられた、とのこと。
改変といっても、たぶん最後の1ページだけで「実はね……」と書き加えている程度なんじゃなかろうか。
原作:ピョートル・チャイコフスキー、文・絵:リスベート・ツヴェルガー、訳・池田香代子 -
絵がきれいだったので手にしてみた。内容は言わずと知れたバレエのストーリー、文章は特に際立ってはいないけど、まあ、いいんじゃない。
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有名なあのBGMにCDの語りで、親子で絵をゆっくり見ながら白鳥の世界に入れました。
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2011年3月14日
<Schwanensee>