りんごかもしれない

  • ブロンズ新社
4.29
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本棚登録 : 3327
レビュー : 317
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893095626

作品紹介・あらすじ

ひとつのりんごをめぐって、次から次へと繰り広げられる、不思議でユニークな世界。<br>見方を変えれば、りんごひとつで無限に遊べる。発想力で楽しく豊かに過ごす方法がぎっしりつまった絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 第61回産経児童出版文化賞の、美術賞受賞作品。
    だから読んだのではなく、ブクログのお仲間さんのレビューを読んでだいぶ前から気になっていた一冊。
    今回の受賞ではずみがついたということ。

    読んでくすくす一緒に笑いあえる小さな子が身近にいないのが残念。
    4、5歳から大人までOKかな。
    読み聞かせには不向き。コマ割が細かすぎることと、案外遠目はきかない。
    独特なタッチの楽しい絵であるだけに、それが非常に残念だ。
    また、繰り返し読むかと言うとそれもまた微妙なので、星ひとつ減らす。

    「かもしれない」という想像の連鎖がそれはそれは楽しくて、「りんごはあくまでもりんごである」というこちらの認識をあっさり覆される。
    とてつもなく愉快で、とてつもなく自由。
    見開きのページに登場する「ここにくるまで いろんなばしょで いろんなものをみてきたのかもしれない」では、その想像の翼の大きさにもう感心してしまう。
    もちろんヨシタケシンスケさんという「大人の」作家さんの作品ではあるが、ひとりであれこれ好き勝手に想像することの楽しさを思い出す。

    心の片隅に自分だけの部屋をもって、そこで自由に遊ぶことの大切さをもう一度思い出してみた作品。
    遊びから戻ったらそこは現実だが、思う存分遊んだので上手く対処していけるというもの。
    本の中でも、この子はりんごをかじって、うん美味しい、と言っている。
    この一冊で、親子でいっぱい笑い合えますように。

  • ぼくが学校から帰ってきたら、テーブルの上にりんごが1つ。
    どこからどう見ても、ふつうのりんご。
    でも…実は…本当は…りんごじゃないのかもしれない。

    そんな風に考えはじめたら、想像はどんどこふくらむばかり。
    う~ん、なんて楽しい絵本!
    読み終わると、身のまわりにあるものも同じように見てみたくなっちゃいます。
    あそこにいるのは猫に見えるけど、猫じゃないかもしれない、とか。
    「それじゃ、一体なんだろう?」…と考えはじめると止まらないのですよね。

    ヨシタケシンスケさんのかわいらしいイラストをじっくり見ていると、いろいろおもしろいものが見つかるのも楽しい絵本です。
    りんごのきょうだいたちがいっぱい書かれているページなんか、ついつい自分のお気に入りの形を選びたくなってしまいます。
    『からすのパンやさん』(加古里子/著、偕成社)のいろんなパンがいっぱい描かれているページでわくわくしたことを思い出しました。

  • 娘に、と思った本ですが、すっごい面白くてすばらしい絵本なので感想を書いておこう。

    あるひ がっこうからかえってくると
    テーブルのうえに りんごがおいてあった。
    …でも…もしかしたら 
    これはりんごじゃないのかもしれない。

    というところから始まり、もしかしたら…ひょっとして…じつは… 
    と果てしなく想像が膨らんで、めくるめく展開を見せます。
    最後までつかんで離しません。オチも秀逸。

    想像力の深さと広さ、発想の多面さに豊かさ。
    シュールでかわいい絵柄も素敵すぎます。

    人としての可能性を底知れず感じされられる一冊です。
    あーもう、おもしろいよ!わくわくする。楽しい。

    次作は「バナナかもしれない」なのか?期待してます。

  • 「あるひ がっこうから かえってくると……
    テーブルの うえに りんごが おいてあった。
    ……でも……もしかしたら
    これは りんごじゃないのかもしれない。」

    妄想力を爆発させよう!という一冊。好き。

  • ◆やっと図書館から到着♪◆楽しい。こんなにたくさんの「かもしれない」が詰まっているとは。◆「こころ」が一番ツボ。なぜかいろいろな人の顔が思い浮かぶ。◆うちの庭の紅玉、パッと見、赤く美味しそうに実っていたのに、収穫しようと手に取ったら、裏が鳥につつかれて空っぽだった(犯人はおそらくヒヨドリ)。あれは「りんごかもしれない」だったかもしれない。◆ムスコたちにも大受け。月曜日、食卓にりんごひとつ置いておこう♪◆ラスト見返しにも。新たな「かもしれない」の世界が広がる(笑)アタマとココロを耕して、やわらかくする絵本。【2013/10/05】

  • 図書館より。
    面白い!
    始め私が眺めていたら、子供(3才)が反応したよ。
    哲学的な内容だけど、関係なく面白いよね。

  • 2020.8.30pm購入。面白い!それに、読者プレゼントキャンペーン開催中だった。!ヨシタケグッズが欲しい〜!

  • ヨシタケワールド!りんご一個とってもこれだけ想像を膨らませられるのがすごーい!

  • 【あらすじ】
    ひとつのりんごをめぐって、次から次へと繰り広げられる、不思議でユニークな世界。見方を変えれば、りんごひとつで無限に遊べる。発想力で楽しく豊かに過ごす方法がぎっしりつまった絵本です。

    りんご一つから「あーかもしれない、こーかもしれない」といろいろな疑問が湧き上がってきます。大人向け絵本というか、変な絵本です。
    でも、世の中全てのことに対してこういう目線で見れたら、何倍も濃い人生を送れそうです。実際そうなったら疲れそうなので嫌ですが、せめていろいろなものにもうひと頑張り興味をもって接してみたくなりました。

  • 科学よりも身近で、哲学よりもユーモラス。
    『りんごかもしれない』は、たしかにおもしろい。

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著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。著書に、『しかもフタが無い』(PARCO出版)、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(以上、講談社)、『そのうちプラン』(遊タイム出版)、『ぼくのニセモノをつくるには』(ブロンズ新社)、『りゆうがあります』(PHP研究所)、『ヨチヨチ父』(赤ちゃんとママ社)などがある。2児の父。

「2020年 『もしものせかい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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