ぼくのニセモノをつくるには

  • ブロンズ新社
4.25
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本棚登録 : 1689
レビュー : 146
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893095916

作品紹介・あらすじ

大ヒット『りんごかもしれない』に続く、ヨシタケシンスケ発想絵本第2弾。やりたくないことをやらせるために、ニセモノロボをつくることにしたけんた。ホンモノをめざすロボは、けんたのことをあれこれ知りたがって・・・。自分を知るってめんどうだけど、おもしろい!

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    大ヒット『りんごかもしれない』に続く、ヨシタケシンスケ発想絵本第2弾。やりたくないことをやらせるために、ニセモノロボをつくることにしたけんた。ホンモノをめざすロボは、けんたのことをあれこれ知りたがって・・・。自分を知るってめんどうだけど、おもしろい!

    自分の偽物を作るために「自分とは何なのか」をロボットに説明するうちに、どんどん自分のことを考える深みにはまっていく本です。就活のときに自己分析という作業があり、その作業をするにあたって「最低3回は『なぜ?』を繰り返すこと」と言われました。当時はそれこそ「なぜ?」と思いましたが、今30代半ばになってその作業がその後の人生の厚さを増やすことを痛感しています。この本は絵本ですが、就活前の大学生が読んだらいいヒントになるような気がしました。

  • ヨシタケ氏の作品はメディアでも取り上げられていたので気になってはいたがあまのじゃくの私はあえて手に取らなかったが試しに読んでみたら「面白い!!!」。すいませんでした。違う作品も読みます。。。

  • 自分のニセモノを作るには、まず自分を知ることからはじめなければいけないなんて、めんどくさいけど、この発想が面白い。自分を一番知らないのは、自分というくらい、大変なことなのに、どうしてこんなにもユーモアがあって、楽しいのだろう。

    ヨシタケシンスケさん、すごい。

  • 2017.02.27
    大人向けの絵本
    ロボットに僕のニセモノになってもらうため、僕って〇〇を紹介していく。
    ニセモノをつくるために、自分の好きなもの嫌いなものから始まり、人との関わりあいで僕ができていること、また僕が関わることでできるもの、人から見た僕や僕の世界や、ありきたりな僕だけど、実は僕しか持ってないものがいっぱいある
    改めて自分について考えるきっかけになった
    自分ってなんなんだろうと悩む時にオススメしたい本

    小さい頃からの僕
    僕は跡が残る
    僕はまだ作り途中
    僕の周りのひとにの頭にも僕は一人ずついる
    僕は一人しかいない
    人間は一人ひとり自分の木を持っている
    大きさはかんけいない
    どうやって育てるか、かざりをつけるか、
    そして自分の木を気に入っているかが一番大切

  • あれ?あのタバコの広告っぽいね。
    それにしても、ケンタ、他人の気がしない。
    ねぐせに怪我足…。
    「え?俺、そんなに靴下に穴あけないけど?」膝穴開け機だよね。
    「できること、見えない敵と戦うこと。なんかつい思い出しちゃうな。」(S10)
    どうやら彼も他人事ではないよう。

    「うひひひ。Mちゃんこれだ!ほっぺ柔らかいの。」M7

    「こんな顔が四角だったらバレバレだっつの!」S10

    子どもも大人も笑いながら「自分」を振り返る機会を作る楽しい絵本。
    けっこう深いことをサラリと。
    間もなく1/2成人式があるSにはちょうどよかったかな。

  • 自分からみた自分は
    世界のなかの自分のほんのいち部分。

    そっだよね。
    個人のレプリカをつくるのって
    きっとすっごく難しい。

     ■ ■ ■ ■ ■ 

    ところで もし
    せっかく巧い偽物が作れたとして、そのニセモノも、
    オリジナルが嫌なことはやっぱり嫌がって
    そのまたニセモノ作って永遠ループになったりしないか?
    そう考える次第。くす。

  • 自分のニセモノをロボットで作って自分の代わりに動いてもらおうと考えた男の子。
    手ごろな値段のロボットを買って自分の代わりを務めるよう言うと、男の子のことを教えろ、と言う。
    男の子は、自分の名前、家族構成、好きなもの、きらいなもの、出来ること、出来ないことを色々話す。
    それでも、まだ納得しないロボット。
    更に男の子の情報を聞き出す。
    自分の先祖、キャラ・役割の使い分け、周りからどう思われているか、自分が思っていることは言わなきゃ周りに伝わらないこと、みんないろいろ違うこと。
    そして、人はみんなそれぞて違う木のようなもので大きさは関係なくて自分の木に満足しているかが重要だとおばあちゃんが言っていたことを思い出す。
    家に着いたところで、ロボットは男の子の代役が出来そうな気がすると言う。
    しかし、早速お母さんには別物だとばれてしまうのだった。

    ニセモノを作るには本物のことをよく知らないといけない。
    自分のこともよく分らないのにニセモノなんて作れるのか。
    ニセモノを作る過程で自分について知ることで唯一の存在の自分に気が付く。
    自分を知るほどニセモノに代わらせるなんてもったいないと思うようになるかも。
    絵はぼけっとしているけれど、相変わらず哲学的。

  • 帰って来たら、お母さんが、『あなただれ?』って
    聞いたのが、面白かったです。

  • 6年生の朝自習の時間に読み聞かせしました。
    とても深い話しだと思って選びました。
    自己肯定的な場面もあり、自己分析の場面もあり
    卒業間近の6年生にピッタリでした。

  • 自分のために読んだ絵本。色々な要素が合わさって、詰め込まれて「ぼく」「わたし」。それを忘れてしまう程に世間はカテゴライズされている。オンリーワン的な言葉が流行れば、流行るほど、それだけ皆何かに分類されているんだろう、と私は思ってしまう。できることも、できないことも、好きなことも、嫌いなことも。そうじゃない方が生き易いこともあるのだろうけれど、こみこみで自分だと改めて思う。どこまでいっても、自分じゃないものは「ニセモノ」なんだよね。

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著者プロフィール

1973年生まれ。絵本作家・イラストレーター。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。スケッチ集や、書籍の挿画、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。著書に『りんごかもしれない』『もう ぬげない』『あるかしら書店』『もしものせかい』などがある。

「2020年 『モヤモヤそうだんクリニック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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