このあと どうしちゃおう

  • ブロンズ新社
4.38
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本棚登録 : 3850
感想 : 312
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893096173

作品紹介・あらすじ

発想えほん第3弾!ヨシタケシンスケが「死」をテーマに挑む。おじいちゃんは、しぬのがこわかったのかな?たのしみだったのかな?しんだおじいちゃんのノートをひらいてみると・・・。しんだらどうなる?どうしたい?しんだあとのこと、生きてる間に考えてみよう。

感想・レビュー・書評

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  • おじいちゃんが死んでしまったところから始まるのに、、

    ユーモアたっぷり!想像力の凄さ!
    最後は少し涙が出そうになったところもありました

    今を大切に生きることも伝えてくれます!

  • ラストのポアロシリーズ中に一息。おじいちゃんが亡くなった。おじいちゃんのベッドには「自分が死んだらどうなりたいか」ノートを発見。おじいちゃんはとてもお茶目。天国に行くときには保険証、お金!生まれ変わりたいものはネコ、末っ子、ピザ屋さん?どんな神様に会いたいかは、話を聞いてくれたり、趣味が合う神様!天国ってきっと、みんな褒めてくれるし、お刺身が美味しい!お墓は、ベンチ型、記念写真が撮れるインスタ映え!みんなを見守る方法として、かさぶたになる、風呂の椅子になる、ジャムのスプーンになる!自分でもワクワクした。⑤

  • 死んじゃった後
    どうしちゃおう?から
    生きている間は
    どうしちゃおう?に。

    スイーツの名店を
    制覇するもよし。

    牛を一頭買いつけて
    心ゆくまでお肉を
    堪能するもよし。

    え?
    食べること以外?

    もちろん、
    いっぱいありますよ。

    どうしちゃおう・・・って、
    ワクワクです♪

  •  死んだおじいちゃんのノートを見つけた男の子…おじいちゃんは生きているとき死ぬことをどう考えていたのか、ノートをよむことで知ることができた。おじいちゃんがこのノートを遺した気持ちって、どんな感じだったんだろう??生きている間にしたかったことも沢山あったはず、そういうことをノートに書いていくのもいいなって考えるようになれたというお話です。

     おじいちゃんもそうだけれど、男の子の発想もいいなって…大好きなおじいちゃんともう会えないことはさみしいけれど、これからのことを沢山考えるきっかけになったこと…本当によかったと思います。エンディングノートは難しくとも、これからしたいことをいっぱい考えるのっていいなぁ~そういうノート私も作りたいなって感じました。

    • ゆうきさん
      お久しぶりですかなさん
      2年くらい前に読んだことがあったのですが夢が広がるようなノートを作って見たいなと思ったのを思い出しました
      お久しぶりですかなさん
      2年くらい前に読んだことがあったのですが夢が広がるようなノートを作って見たいなと思ったのを思い出しました
      2023/08/01
    • かなさん
      ゆうきさん、こんにちは!
      コメントありがとうございます。
      今は夏休みでしょうね(^-^)

      ヨシタケシンスケさんの作品って
      すごく...
      ゆうきさん、こんにちは!
      コメントありがとうございます。
      今は夏休みでしょうね(^-^)

      ヨシタケシンスケさんの作品って
      すごくいいですよね♪
      色んな事に気づかせてくれる作品が多くて
      私は好きです(*^^)v
      2023/08/01
  • 死んでからすることいっぱい!
    なかなかのアイディアマンのおじいちゃん
    つい読んでるこっちも
    こんなに楽しいなら 死んでもいいかも
    という オチかな と思えてくるんですが
    こんなに死んだら楽しいって
    想像してたおじいちゃんは
    実は生きてるときは 寂しかったのかなぁ って
    気が付くところがいいね

    • ☆ベルガモット☆さん
      musamikaさん、こんばんは。
      ヨシタケシンスケさんの本、次に読むのはどれにしようか迷っていたのでレビューを参考にしました。
      ご紹介...
      musamikaさん、こんばんは。
      ヨシタケシンスケさんの本、次に読むのはどれにしようか迷っていたのでレビューを参考にしました。
      ご紹介ありがとうございました!
      2021/11/21
  • 死んだおじいちゃんが遺した、一冊のノート、死んだ後どう過ごしたいか、どうあってほしいかを書いた「このあとどうしちゃおう」ノート。
    誰か愛しい人を亡くした時、こんなノートが遺されていたら嬉しいかもしれない。悲しみをちょっとだけ和らげてくれるかもしれない。

    まだまだ先だと思っているけど、自分が死ぬ時には何か遺しておきたいなと思った。

  • ヨシタケシンスケ流の死生観の絵本。

    本当に楽しく天国を想像してみたり、地味に嫌な地獄を想像してみたりとユーモアたくさんでした。あちこちに布団や温泉はうらやましい。

    避けられない話題ではありますが、前向きに考える事で「今」も楽しめるような絵本です。

  • 表紙から想像してたものと内容が全然違った!
    おじいちゃんが可愛くて面白くて
    シチュエーションの割に楽しめてしまう

  • 以前エンディングノートを購入して結局完成できず。
    こんなふうに死後の希望をユーモラスに描くと子どもたちとも家族ともどうなりたいか一緒にイメージ膨らませて拒否感がないかも。
    てんごくにいくときのかっこうやかばんのなかみに「よみかけのほん」は私も同感。うまれかわったらなりたいものを想像するのは楽しい。てんごくは、けしきのいいトイレがあるとか、こんなおはかをつくってほしいとかみんなをみまもっていくほうほうとか、素敵なおじいちゃま。
    今は亡き母とは感情的になってなかなかこんな話はできなかった。てんごくで会えたらお話したいな。

  • 亡くなったおじいちゃんが残していったノートには、おじいちゃんが死んだあと、どうなりたいか、どうしてほしいかが描かれていた
    今、はやりのエンディングノート

    めくるページすべてに、ヨシタケ流のユーモアにあふれた死後の世界が広がる
    「 天国に行く時の格好 」には、神様へのおみやげにお酒や裏山でとれたクリも
    また、「 みんなに作って欲しい記念品 」では、おじいちゃんTシャツや88種類のおじいちゃんカードまで

    こんなに楽しいところなら、死ぬのも怖くないなとさえ思ってしまう楽しさ

    おじいちゃんをまねて、自分も 「このあとどうしちゃおう 」
    ノートを書こうとしたぼくだが、今、生きているうちにやりたいことがいっぱいあることに気がつき、「 生きているあいだはどうしちゃおう 」ノートがあってもいいかなと思うところで、お話は終わる

    この終わり方に大拍手!!
    また、また、参りました

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著者プロフィール

1973年神奈川県生まれ。絵本作家。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。スケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたる作品を発表。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版し、第61回産経児童出版文化賞美術賞、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を獲得。その後、『もう ぬげない』(ブロンズ新社)『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)『あんなに あんなに』(ポプラ社)で7度にわたりMOE絵本屋さん大賞第1位に輝く。

「2023年 『しかもフタが無い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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