このあと どうしちゃおう

  • ブロンズ新社
4.33
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本棚登録 : 1175
レビュー : 132
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893096173

作品紹介・あらすじ

発想えほん第3弾!ヨシタケシンスケが「死」をテーマに挑む。おじいちゃんは、しぬのがこわかったのかな?たのしみだったのかな?しんだおじいちゃんのノートをひらいてみると・・・。しんだらどうなる?どうしたい?しんだあとのこと、生きてる間に考えてみよう。

感想・レビュー・書評

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  • >しんだおじいちゃんがかいた「このあと どうしちゃおう」ノートがでてきた。
    「じぶんが しょうらい しんだら どうなりたいか」が、かいてある。
    「うまれかわったらなりたいもの」「こんなかみさまにいてほしい」......なんだかおじいちゃん、たのしそう。
    でも、もしかしたらぎゃくだったのかもしれない。
    ぼくだったら、どうしちゃおうかな。
    いま、いきているあいだに、かんがえてみよう!

    ヨシタケシンスケさんの絵本で一番好きかも♪

    >こないだ おじいちゃんが しんじゃった。

    でいきなり始まったのにはびっくり!

    このおじいちゃん・・・とても優しそうないいお顔。

    おじいちゃんが残したノート「このあと どうしちゃおう」はとてもユニークで死についての絵本なのにカラッとしていて湿っぽくないのがすごいと思いました。

    「みんなをみまもっていくほうほう」はちょっとジーンとしてしまったし、「いきているあいだは どうしちゃおう」ノートもいいな。

    『りんごかもしれない』もちょっと入っている感じで楽しめました。


    おじいちゃんが死ぬことについて楽しみだったのか怖かったのか?は謎ですが、きっと両方かな。
    私も死について軽く話題にできるうちに家族や身近な人達と色々話してみる機会を意識したいと思いました。

    インタビューが入ったSPECIAL BOOKLETを読めたのもうれしかったです。

  • 先日病気で亡くなった父のことを想いながら、娘と一緒に読んで号泣してしまいました。ユーモアたっぷりに描かれた天国の世界は、同じようにいつも楽しいこと、おもしろいことを考えていた父が思いつきそうなことばかりでした。まだまだ涙ばかりですが、この本は父の死をポジティブに受け入れ、悲嘆の時を克服する助けとなりそうです。

  • 死という重い話を、ユーモラスにかつ、その重みを損なうことなく描いているのはすごいと思った。きらいなあいつが言っているはずの地獄、という描写が楽しかったね。死を思い、ちょっとこわいと思いつつ、それを考えることで今、生きていることを大事にしたいと思える結末は、いい本だとおもえたね。

  • まさか、たかが
    かぜでくるくるまわるビニールブクロ に
    こんなに泣かされる日が来るとは。

    読了後に見る表紙のふたりに
    また泣かされる。
    なかよしだったんだなあ。

  • 残されたノートは、本当におじいちゃんが
    自分のためだけに書いたノートなのだろうかと思った。

    むしろ、大切な祖父を亡くした孫へのメッセージ。
    「姿・形を変えながらも、いつでも見守っているよ」と
    喪失感を少しでも軽減させてあげようとする
    おじいちゃんの孫への優しさではないか、と受け取った。

    おじいちゃんがどんな考えで、
    ノートを書きのこしたのかはわからないけど、
    結果的に「ぼく」が生きることへの楽しみを
    自分で見出していこうと決意した、というのは、
    ちょっとご都合主義過ぎるかなとも思った。

    でも、地面に落ちた黒い影を見て、
    日の光の強さを実感するように、
    死を意識することは同時に、
    生も強く意識させることもあるかもしれない。

    なにはともあれ、
    オレも天国でデヴィッド・ボウイに会いたい!

  • 「このあと どうしちゃおう」子供の日常の中での疑問かと思いきや・・・・
    亡くなったおじいちゃんが、死んだ後のことを書いていたノート だったことに驚き!!

    でもそれはとってもユーモアがあって、(こんなんなら 死んでも怖くないかなぁ)なんて思わせる内容

    「このあとのよてい」幽霊センターに行って時々様子を見に行ったり、天国でゆったりしたら 生まれ変わりセンターへ。
    「てんごくにいくときのかっこう」に保険証はいらないんじゃない。
    「こんなかみさまにいてほしい」いろんな質問ができる、文句が言える。相談に乗ってくれる。ほっといてくれる・・・いいねぇ
    「いじわるなあいつのじごく」靴がきつくて、いつも小石が入っている(笑)
    仕事が 朝ー2種類の砂分け 昼ー絡まった糸ほどき
    夜ーシール剥がし・・・・・嫌だぁ~。

    子供と話して、だからこそ「いきてるあいだは どうしちゃおう」と話せるといいね。 おすすめ!!

  • 「このあとどうしちゃおう」というタイトルのノートを書く時点で、おじいちゃんの可愛さにきゅんとなる!(笑)
    死後の世界のことは、生きてる人には誰も分からないけれど、ワクワクする想像をしたい。
    そして、死ぬ前にやりたいことをやり切ることが、生きてる私たちにできる最善のことだと感じた。

  • しんじゃったおじいちゃんのへやで、へんなノートがでてきた。「このあとどうしちゃおう」とかかれたノートには、おじいちゃんのえともじで、いろんなことがかいてあって──。死生観をテーマにした絵本。
    重いテーマのはずなのに、なんて愉快な世界(笑)死んだらまず幽霊センター、天国に飽きたら生まれ変わりセンターと、ノートの序盤で早くも笑っちゃう。天国での生活めっちゃ良い!一方いじわるなアイツは地獄と決めつけて地味に嫌な生活送るのも面白い。でも記念品のひとつ、おじいちゃんのえいがに出演しているから、実は仲良い?(笑)裏表紙の2作目ポスターにも登場しているし、喧嘩友だちだったのかも。そしてノートを読み終えてからの、孫(おそらく『ぼくのニセモノをつくるには』と同一人物なので、けんたくん)がおじいちゃんの心境を考える描写も良かった。けんたくんのノートがどうなるか、ちょっと見てみたい。見返しを含め隅々まで楽しめる絵本でした。
    追記。図書館で借りて読了したんですが、裏見返しに著者インタビュー「ヨシタケシンスケさんが描くあたらしい向きあい方」および書き下ろし4コママンガを収録した付録を貼りつけていてラッキー!図書館の場合、大抵こういうのは外されて読めないと思うから。27歳の頃に母親を、数年後に父を亡くしたことがきっかけだとか。そして本作を含め作品のコンセプトを語っています、ますますヨシタケさんを好きになりました。

  • また自由な発想を楽しませてもらおうと手に取った
    ヨシタケさんの絵本
    これはすこし味が違った
    もちろん自由なんだけど ね
    エンディングノートもこういうのがいいな
    これだけのメッセージを残せるおじいちゃん
    すごいな
    The Life of Grandpa
    2まであるし!
    このあともいきてるあいだも
    どうしちゃおう!

    ≪ つながって じいちゃんおもう ぼくげんき ≫

  • 絵可愛いしほのぼの軽い明るいの想像してたらびっくり。
    あっさり流しそうだったけど
    まてよ良く考えたらこれ結構重くないか内容・・
    対象年齢いくつくらいなんだろう。
    なんていうか、もし私が小さい頃に読んでたら
    今でも覚えてそうな。

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著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。著書に、『しかもフタが無い』(PARCO出版)、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(ともに講談社)、『もう ぬげない』『このあと どうしちゃおう』『こねて のばして』(以上、ブロンズ新社)、『りゆうがあります』『ふまんがあります』(ともにPHP研究所)などがある。2児の父。

「2018年 『レッツがおつかい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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