このあと どうしちゃおう

  • ブロンズ新社
4.37
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本棚登録 : 1813
レビュー : 182
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893096173

作品紹介・あらすじ

発想えほん第3弾!ヨシタケシンスケが「死」をテーマに挑む。おじいちゃんは、しぬのがこわかったのかな?たのしみだったのかな?しんだおじいちゃんのノートをひらいてみると・・・。しんだらどうなる?どうしたい?しんだあとのこと、生きてる間に考えてみよう。

感想・レビュー・書評

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  • 亡くなったおじいちゃんが残していったノートには、おじいちゃんが死んだあと、どうなりたいか、どうしてほしいかが描かれていた
    今、はやりのエンディングノート

    めくるページすべてに、ヨシタケ流のユーモアにあふれた死後の世界が広がる
    「 天国に行く時の格好 」には、神様へのおみやげにお酒や裏山でとれたクリも
    また、「 みんなに作って欲しい記念品 」では、おじいちゃんTシャツや88種類のおじいちゃんカードまで

    こんなに楽しいところなら、死ぬのも怖くないなとさえ思ってしまう楽しさ

    おじいちゃんをまねて、自分も 「このあとどうしちゃおう 」
    ノートを書こうとしたぼくだが、今、生きているうちにやりたいことがいっぱいあることに気がつき、「 生きているあいだはどうしちゃおう 」ノートがあってもいいかなと思うところで、お話は終わる

    この終わり方に大拍手!!
    また、また、参りました

  • 【あらすじ】
    発想えほん第3弾!ヨシタケシンスケが「死」をテーマに挑む。おじいちゃんは、しぬのがこわかったのかな?たのしみだったのかな?しんだおじいちゃんのノートをひらいてみると・・・。しんだらどうなる?どうしたい?しんだあとのこと、生きてる間に考えてみよう。

    発想が面白い!気がすむまで話を聞いてくれる神様、私の死後の世界にもいてほしいです笑

  • >しんだおじいちゃんがかいた「このあと どうしちゃおう」ノートがでてきた。
    「じぶんが しょうらい しんだら どうなりたいか」が、かいてある。
    「うまれかわったらなりたいもの」「こんなかみさまにいてほしい」......なんだかおじいちゃん、たのしそう。
    でも、もしかしたらぎゃくだったのかもしれない。
    ぼくだったら、どうしちゃおうかな。
    いま、いきているあいだに、かんがえてみよう!

    ヨシタケシンスケさんの絵本で一番好きかも♪

    >こないだ おじいちゃんが しんじゃった。

    でいきなり始まったのにはびっくり!

    このおじいちゃん・・・とても優しそうないいお顔。

    おじいちゃんが残したノート「このあと どうしちゃおう」はとてもユニークで死についての絵本なのにカラッとしていて湿っぽくないのがすごいと思いました。

    「みんなをみまもっていくほうほう」はちょっとジーンとしてしまったし、「いきているあいだは どうしちゃおう」ノートもいいな。

    『りんごかもしれない』もちょっと入っている感じで楽しめました。


    おじいちゃんが死ぬことについて楽しみだったのか怖かったのか?は謎ですが、きっと両方かな。
    私も死について軽く話題にできるうちに家族や身近な人達と色々話してみる機会を意識したいと思いました。

    インタビューが入ったSPECIAL BOOKLETを読めたのもうれしかったです。

  • 先日病気で亡くなった父のことを想いながら、娘と一緒に読んで号泣してしまいました。ユーモアたっぷりに描かれた天国の世界は、同じようにいつも楽しいこと、おもしろいことを考えていた父が思いつきそうなことばかりでした。まだまだ涙ばかりですが、この本は父の死をポジティブに受け入れ、悲嘆の時を克服する助けとなりそうです。

  • まさか、たかが
    かぜでくるくるまわるビニールブクロ に
    こんなに泣かされる日が来るとは。

    読了後に見る表紙のふたりに
    また泣かされる。
    なかよしだったんだなあ。

  • 死という重い話を、ユーモラスにかつ、その重みを損なうことなく描いているのはすごいと思った。きらいなあいつが言っているはずの地獄、という描写が楽しかったね。死を思い、ちょっとこわいと思いつつ、それを考えることで今、生きていることを大事にしたいと思える結末は、いい本だとおもえたね。

  • 残されたノートは、本当におじいちゃんが
    自分のためだけに書いたノートなのだろうかと思った。

    むしろ、大切な祖父を亡くした孫へのメッセージ。
    「姿・形を変えながらも、いつでも見守っているよ」と
    喪失感を少しでも軽減させてあげようとする
    おじいちゃんの孫への優しさではないか、と受け取った。

    おじいちゃんがどんな考えで、
    ノートを書きのこしたのかはわからないけど、
    結果的に「ぼく」が生きることへの楽しみを
    自分で見出していこうと決意した、というのは、
    ちょっとご都合主義過ぎるかなとも思った。

    でも、地面に落ちた黒い影を見て、
    日の光の強さを実感するように、
    死を意識することは同時に、
    生も強く意識させることもあるかもしれない。

    なにはともあれ、
    オレも天国でデヴィッド・ボウイに会いたい!

  • 「余裕のある世の中、豊かな世の中とは、どんなことでも品のあるユーモアできちんとふざけられること」。
    ある雑誌の特集での作者の言葉に感銘を受け、子どものころから二十数年ぶりに絵本を買ってしまった。
    死んだ祖父の部屋からこれからどうしちゃおうと題されたノートを発見した孫。
    そこには祖父の死後の計画が突拍子もない想像力で綴られていて……

    こんな天国あったらいいな、こんな神様いたらいいなとか、死んだあとが楽しくなる「もしも」がコミカルな絵とユーモラスな文章で綴られて大人が読んでも十分楽しめる。
    ヨシタケ氏さんの絵はかわいらしさの中にとぼけた味わいがあって、何回読んでもしみじみとおかしみを味わえる。

    読んでるうちにもういないおじいちゃんの人柄が伝わってきて、自然と親しみがわいてしまうが、そのぶん「ほんとうはすごくこわくて すごくさびしかったんじゃないか」の見開きのインパクトが胸に迫る。

    されどけっしてシリアスに傾かず、死をあくまでカジュアルに扱う心意気が憎い。おじいちゃんの映画(なにげに第二弾まで!)私も見たい!トイレに座る孫や、小さい子に微笑みかける孫はおじいちゃんそっくりで和む。ラストページ、男の子の後ろをくるくる回って吹かれていく袋はひょっとして……?

    どのページも軽やかに明るくて好きだが、「こんな天国あったらいいな」で、真っ先に「おばあちゃんがいる」が出てきたのはほろりときた。
    こんなふうに死と向き合える絵本がもっと増えたら素敵だ。

  • 死ぬと言うこと
    死んだ後を想像してみると言うこと
    死んだ後のことを考えてみたときに
    今生きてるうちにやりたいことがいっぱいあることに気がついた
    生きてる間はどうしちゃおうっていうノートがあってもいいね
    今何したいか考えてみよう

  • 「このあと どうしちゃおう」子供の日常の中での疑問かと思いきや・・・・
    亡くなったおじいちゃんが、死んだ後のことを書いていたノート だったことに驚き!!

    でもそれはとってもユーモアがあって、(こんなんなら 死んでも怖くないかなぁ)なんて思わせる内容

    「このあとのよてい」幽霊センターに行って時々様子を見に行ったり、天国でゆったりしたら 生まれ変わりセンターへ。
    「てんごくにいくときのかっこう」に保険証はいらないんじゃない。
    「こんなかみさまにいてほしい」いろんな質問ができる、文句が言える。相談に乗ってくれる。ほっといてくれる・・・いいねぇ
    「いじわるなあいつのじごく」靴がきつくて、いつも小石が入っている(笑)
    仕事が 朝ー2種類の砂分け 昼ー絡まった糸ほどき
    夜ーシール剥がし・・・・・嫌だぁ~。

    子供と話して、だからこそ「いきてるあいだは どうしちゃおう」と話せるといいね。 おすすめ!!

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著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。著書に、『しかもフタが無い』(PARCO出版)、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(以上、講談社)、『そのうちプラン』(遊タイム出版)、『ぼくのニセモノをつくるには』(ブロンズ新社)、『りゆうがあります』(PHP研究所)、『ヨチヨチ父』(赤ちゃんとママ社)などがある。2児の父。

「2020年 『もしものせかい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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