ぼくのたび

  • ブロンズ新社
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本棚登録 : 112
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893096470

作品紹介・あらすじ

とびらをあけて、ここではないべつのどこかへ。ぼくはまだ、このちいさなまちしかしらない。だけどいつか、ぼくが、おおきなかばんをもって、このまちをでて、このくにをでて・・・。ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞、ニューヨークタイムズ・ニューヨーク公共図書館絵本賞他、世界中で高い評価を受ける実力派作家がリトグラフで描く、美しいたびの絵本。

感想・レビュー・書評

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  • >ちいさなホテルで働くぼくは、まだこの町しか知らない。
    だけどいつか、大きなかばんをもって、この町をでて、この国をでて......
    旅への想いをかきたてるリトグラフの絵本。

    みやこしさんの絵本はとても素敵でつい手に取ってしまいます。
    世界中からのお客さんを迎えるホテルで働くぼく。
    知らない国の話を聞いたり、手紙を読みながら、旅する自分を夢見るのってすごく豊かな時間だなと思います。

    私はめったに旅行する機会はないけれど、だからこそ非日常を味わえる旅はずっと心に残る思い出になるんでしょうね。
    普段の暮らしがあるからこそ旅が輝くのかもしれません。

  • 「しずかに めを とじるとき とおくへ いきたいきもちが こみあげてくる」の一文にグッと惹きつけられた。みやこしさんの味わい深いモノクロと最小限の色彩の世界。ちいさなまちでホテルを営む“ぼく”は、夢の中で遠く遠くに旅をする。まだ見ぬ遠い国への憧れ、旅先で待つ出会い、大切に心にしまわれる旅の思い出…どちらかと言えば、大人の心に沁み渡る絵と文章。
    後半は、これから成長して大人になり、広い世界に出ていくであろう息子の姿に重ねて読んでいた。

    小さな子どもにウケる内容ではないけれど、同じ作者の『よるのかえりみち』に親しんでいる3歳3ヶ月の息子は最後までじっと絵を見つめ、この絵本の世界に浸っているようだった。

  • K 2歳9ヶ月

  • 旅をしている間中
    思いもよらないことが毎日おこる
    忘れられない瞬間を
    僕は心の中に、大切にしまう

  • ちょっと寂しいけれど、旅に出たいというわくわくを味わえる本。旅に出たい、その気持ちにはどこか寂しさが混ざっている。

    変わらない日常と、一度しかない旅での出会い。日常では旅を思い、旅に出ればきっと日常を思う。

    少し絵のタッチが暗めで、でもホテルをやっている主人公の少年?の旅への憧憬はまっすくで、それがよかった。

    ホテルで見つけた絵本だったのもあるけど、ゲストハウスとかに置いてあったり、ホテルの関係者の人が読んだりするのにおすすめ。

    旅への気持ちを掻き立ててくれる、ちょっと切ない気分になれる絵本。

  • 絵もストーリーもいい。文章は詩のようだ。私も旅の夢をみたい。

  • ホテルで働く「ぼく」が、世界中からやってくるお客さんのはなしを聞き、もし旅をしていたらと夢を見るおはなし。
    全編ひらがなですが内容は大人向け。余韻が心地よい。旅行に出かけたくなります。

  • 絵本『ぼくのたび』メイキングビデオ - YouTube
    https://www.youtube.com/watch?v=ObZgQ0DN9rc

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    ちいさなホテルで働くぼくは、まだこの町しか知らない。だけどいつか、大きなかばんをもって、この町をでて、この国をでて......旅への想いをかきたてるリトグラフの絵本。
    http://www.bronze.co.jp/books/post-172/

  • ぼくのまちで、ぼくはちいさなホテルをやっている
    世界中から客がくる
    ぼくはまだまちから出たことがない
    いつか、まちを出るだろう

  • みやこしさんらしいモノクロとカラーの対比が美しい。心が洗われるような絵本。

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著者プロフィール

みやこしあきこ 埼玉県生まれ。絵本作家。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。絵本に『たいふうがくる』(BL出版)、『もりのおくのおちゃかいへ』(日本絵本賞大賞)『よるのかえりみち』(ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞、及びニューヨークタイムズ・ニューヨーク公共図書館絵本賞受賞/ともに偕成社)、『のはらのおへや』(ポプラ社)、『ピアノはっぴょうかい』『これだれの?』(ともにブロンズ新社)などがある。東京都在住。

「2018年 『かいちゅうでんとう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

みやこしあきこの作品

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