ソロスの錬金術

著者 : ジョージ・ソロス ホーレイU.S.A. PacificAdvisory&Consultant

• 総合法令出版 (1996年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

世界の金融界を動かす男ソロス自らが語るその相場理論とは。

感想・レビュー・書評

[draconさんの感想 · 2009年8月24日]

この人はものすごく言い回しが複雑で、内容もスラスラ読めないくらい。哲学者を志した人の文章は解釈が難しい。ただ世界最高クラスの投機家で、ほぼ自分の金だけを運用して、計り知れない利回りを記録している。世界一の投資家は他人のお金を半永久的に株を買うことで運用し、世界一の投機家は自分の金を株をはじめ通貨にも売り買いをしかけて運用する。対照的と言えばそうであるが、自分がどっちのポジションをとるかというと簡単には答えは出ない。バランスとか好みでミックスした手法をとると結果が出ない可能性もあるし、猿真似では本家には勝てない。ただし、マーケットという舞台を見つめる事で成功を収めた事は事実である。

[ネット図書館長 e渡辺さんの感想 · 2006年11月18日]

ヘッジファンドを語る時、必ず触れるジョージソロス。彼の一種独特の投資哲学は学会では異端にみなされる。まあ、とにかく気になる人物であり、評価の分かれる、しかし魅力的人物である。もちろん会ったことはないが・・・

[ケンさんの感想 · 2006年5月16日]

ジョージ・ソロスの投資に関する哲学が網羅されています。
実際の投資テクニックというよりも、ファンドマネージャーとしてのソロスの思考・哲学がどのようであるかを読み取ることが出来ます。

[水平線さんの感想 · 2005年5月8日]

ヘッジファンドを知るために