- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893466341
感想・レビュー・書評
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本好きな人なら、思わず手にとってしまう本だと思います。
帯にも「読書好きの人たちへの熱いエールである」と書かれています。
でも、読了した感想は…
これって、あまり本を読まない人向けの本じゃないの?
と感じました。
スラスラ読める文章なので、読書離れをしている若い世代が読むのにオススメの本だと思います。
月に10冊以上読書をする習慣がついている人には、当然の事ばかり書かれています。
あと、気になった点がひとつ。
読書の範囲として、難しい本ばかりではなく、ベストセラー本も含まれると書かれていますが、
マンガに関してはNGだそうです。
私的には、マンガも雑誌も…写真集も…読書に含まれると解釈しています。
大切なことは、印刷物から何を感じ取ることができるか、ではないでしょうか? -
■本の内容・特徴
成功する本の読み方について。
「成功とは、よい人間関係をつくることと、自分のやりたいこと、生きがいを見つけること(P108)」
大切なのは常に変化すること、成長すること。
読書をする力があれば、自分の人生を切り開いていく力を持てる。熱意をもって意欲的・前向きに生きていくことができる。そのような自分を創るのは本を読むことによってである。
■目的
<Q1> 多読の必要性を知る。(シリーズ第2弾)
<Q2> なぜ本を買う必要があるのか。
<A1> 何のために本を読む必要があるのか、それは本をたくさん読んで成長と変化を続け、自分の人生を切り開いていく力を身につけることになるだから。成功する自分を創ることだから。(成功とは…上記)
<A2> 本を買う人には前向きな問題意識がある。元を取ろうとする、そのような動機で読むことは自分の財産になる。また、絶版されても大丈夫だから。
■感想
「本を読んで、考えて、実践して自分を変えていくのだ。読書がその人を創っていく、変えていくと信じている。(P98)」
ということで、著者の読書論について熱く語られています。読んでいるとやる気が出てきます。
本を読む人には、熱意・問題意識・前向きさ・意欲的・奥行き・活力・自主性や主体性などが根底にあり、「自分の人生を切り開く力」があるのだと。
そうですよね、本を読むこと自体が「知や好奇心に能動的な行為、積極的な姿勢」と言えますから納得です。
また、この著者は多く本を読むこと(多読)は薦めても、速読は薦めていません。
何とも興味深いその理由は、「問題意識にもとづいた考える読書のほうがどれだけ有意義かわからない(P77)」ということでした。そして、特別に速読の技術を身につけなくても「普段から本をたくさん読んでいる人は、自然と速読の方法を身に付いているものである。(P78)」とも。
それもそうですよね、フォトリーディングも熟読もどちらにも利点・欠点はあります。ですから、柔軟に良いとこ取りをして自分のスタイルを完成させていきたいです。
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この人も昨日読んだ「ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法」の福田和也氏と
全く同じ本の読み方をしている。
心に残るページや気になるページは端を折って読む。
そして、本を一通り読み終えてから、必ず余白に書き込んだり
メモを取ったりしている。(折角読んでも人って忘れやすいもんネ。)
私は本を汚すのに抵抗があるし、借りて読む事も多いから付箋で代用しようかなぁ♪
この「読書力」は読書術入門ではあるけど、ハイブロー武蔵氏らしく
“読書”を通して得られる、成功哲学も要所要所にちらばめられている。
そして心にガツン!と響いた言葉。
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人は皆、能力の差は大してあるものではない。(略)
あるのはその人の気持ちの持ちようの差なんだけど。(略)
何度もいうがどんな学校を出たかではない。
どんな会社に勤めているかではない。
どんな本を読み、何を考えているか。どんな人になろうと
思っているのか。
どう実践し、行動しているかが重要なのである。(略)
自分を励まし、自分を信じよう。
そうすれば、自分の存在の意味が次第にわかってくる。
そして人を励まそう。人をほめよう。
人に重要感を与えることにしよう。
そうすると、この世は、この日本は、さらにすばらしい
ところになっていく。
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一冊、一冊の読書の積み重ねが、自分の生き方も、周りのひとへの気遣いも
教えてくれるなんて素敵だよね。(国家までも変えちゃうなんて☆)
さぁ、さぁ晩ごはん食べたら、これからまた読書しよ〜っと♪
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読書に燃えている!って感じですね。
いい本に出会ったときは、まさに
ヤッター! ヤッター! ヤッターマン!ですよね。
重松さんの短...読書に燃えている!って感じですね。
いい本に出会ったときは、まさに
ヤッター! ヤッター! ヤッターマン!ですよね。
重松さんの短編に「失われた文字を求めて」というのがあります。
「読書士」という一日中本を読んで要約するという仕事に就いてがんばっていた大島さん。
しかし、ノルマはあるし、本屋にはいけないし、だんだんつらくなってくるのですが、同僚から、驚くべき読み方を伝授され、ハマっていきますが・・・・。
一度読んでみてください。
(でも、決してマネしないでください)
2009/03/03 -
委員長、いつもコメントありがと〜ござりまする(*^^)v
“ヤッター!ヤッター!ヤッターマン!”には思わず
吹きだしてしまいましたぁ...委員長、いつもコメントありがと〜ござりまする(*^^)v
“ヤッター!ヤッター!ヤッターマン!”には思わず
吹きだしてしまいましたぁ。流れを汲んでいただき
重ねてお礼申し上げます(笑)
「読書士」めちゃめちゃ読みたいっ!
明日にでも早速、お借りした「失われた文字を求めて」を
読ませていただきますネ♪
PS:「決してマネしないでください」って何??
気になるぅ〜(^_^;)2009/03/04
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※2000.12.1読書のすすめから到着
2000.12.6読書開始
2000.12.7読了
2007.10.7売却済み -
もう18年以上前に、この本に出会いました。
読書なんて、それまで、友達がいない、
真面目な奴がする印象でした。
読書家なんて、
半分バカにしていましたが、あるキッカケがあって本好きになりました。そのキッカケの一つが、
この本です。著者には、良くない噂が沢山あり、
人格を否定するような書き込みがネット等でありますが、作品と人格は、関係ありませんので、
私個人としては、この作品も、もちろん著者も大好きです。
この18年間で、15,000冊ほどの本を手にとり、
3,000冊ほど購入しました。800人の著者の著作に出会い、その中から160人ほどの著者が、自分に多かれ少なかれ影響を与えてくれました。
18年間の読書歴で、自分が本に問うてきた事は、
沢山あります。自分とは、何者か、日本とは、どういう国なのか、また日本人とは何者なのか?私は、どこへ向かい、私達は、何処へ向かっているのか?
私は何ができるのか?何を知りたいのか?そして、
何ができなくて、何を知らないのか?また有意義な人生とは何か?それを達成する生き方や考え方は、どういうものなのか?本を読むとは、どういうことなのか?著者ごとの問題意識の違いは何か?出会いとは、果たしてどういうことなのか?
有効な勉強方法があるのか?そもそも、勉強とは何か?学習とどう違うのか?外国を知るには、どうすればいいのか?外国語をどうやったら身につけることができるのか?社会的に有用なスキルとは、果たして何か?これから何が求められるのか?
経済、社会とは何か?具体的にどういう状況なのか?どういう問題があるのか?小説、エッセー、評論は、人間の在り方を、どう表現しているのか?また、人間の精神は、どうして病むのか?その時の状態は、どうなのか?宗教は、どういうものなのか?
18年間に、沢山の疑問が浮かび、その度に、多くの本に回答を求めては、勘違いをし、誤解をし、著者の考え方を理解し、研究し、自分の考え方を知るように努めてきました。
読書を通して、自分の弱さを知り、また自分を愛する技法を知りました。それは、精神的充実感を得ることに多大な影響を与えてくれました。
これからも、私は本を読み続けることでしょう。
今や読書家は、絶滅危惧種になりました。
各種統計で、そのデータがはっきり出ています。
時代の趨勢だと思います。
滅びゆく宿命なら、やはり美しく滅びたいと思っています。こういう美学も、読書は、自分に教えてくれました。読書には、感謝しかありません。 -
"読書大好き人間を応援する本。本をいっぱい読んで自らを高めようという気分になる。著者のお薦めする人物は、
司馬遼太郎、立花隆、松下幸之助、渡部昇一、堺屋太一など。
日本を応援する本でもあった。" -
人は、思ったようにしか、生きれない。
どれだけ、思えることが有るか?
読書は、いろんな選択肢を準備してくる。
思うことの選択肢が多い人ほど、本当に
やりたいことがわかるはず。
読書は、頭や心に化学反応を起こしてくれる。
さあ、自分が知らないことが、多いことを
本を読んで気付こうよ。 -
<備忘録メモ>
書斎は持つべし(借りてでも)
読んだ本の数を自慢しない、速読よりも熟読、どれだけ考えたか
古典や良書を何度も読む
あわない本は読まなくてもいい(期が熟してないだけ)
学校・家庭では読書を全然教えていない