七田式超右脳開発トレーニング: 高速視・聴・読であなたの中に眠る本当の力を呼び覚ませ!
- 総合法令出版 (2002年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893467645
感想・レビュー・書評
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※2002.9.15弟に読書のすすめで買ってきてもらった
2002.9.26読了
2009.4.30売却済み詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても分かりやすい内容
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「七田式超右脳開発トレーニング」
左脳から「右脳」へと情報処理モードを転換するための訓練セット。世界的ベストセラー「ガルシアへの手紙」を「2倍速」「4倍速」で聴き、右脳を鍛える。
「ガルシアへの手紙」とは、世界中で読み解かれている物語です。確か、著者が1時間で書き上げたとか。どんな物語かというと、
かつてスペインと合衆国の間に戦争が起こったとき、大統領は早急に反乱軍のリーダーであるガルシアと連絡を取らなければならなくなった。ガルシアは、キューバの山奥のどこかにいるとのことだったが、誰もその所在を知るものはいない。郵便も電報も、ガルシアの元へは届かない。しかし、それでも大統領はなんとしてもガルシアの協力を取り付けなければならなかった。
「一体どうすれば良い?」と叫びたい大統領にある人物がこう進言した、「ローワンという者がいます。彼ならば必ずや大統領の為にガルシアを見つけてくれるでしょう」と。ローワンは呼び出され、ガルシアに配達されるべき手紙を渡された。そして、彼はガルシアに無事手紙を届けた、というものです。
ここで、大切なことは「ローワンはその手紙を黙って受け取り、「ガルシアはどこにいるのですか」と聞かなかったということ」です。
「何故私がしなければいけないのか」とか「ガルシアは本当にいるのか」とか「私はその為にいるのですか」など聞くことは、自主的行動力のない、道徳心のかけらもない、意志力の失せている、自ら進んで気持ちよく頼まれごとを引き受けないということを主張しているに過ぎない。そんな生き方を殆どの人がする為に、いつまでたっても本当の意味での「理想の福祉社会」が実現出来ない。自分自身の為にだってろくに行動しない人達が、果たして皆の為になることをするものだろうか・・・
という現代の話に繋がっていきます。現代では、ローワンのような人物が求められている。ガルシアとは、変化であり、それは、社会や国家、仕事、家庭、学校など様々な場所から生まれてくる。そんな変化に勇敢に立ち向かうのが、ローワンなのだ、ということが主旨だと思います。時には、自然ながらも強烈に言い放つ言葉もあるので、なかなか受け入れにくいとこもあるのですが、的を得ているなと思います。
そんなガルシアの手紙を日本語音読の2倍と4倍、英語音読の2倍と4倍で聞き流すことで、右脳を鍛えるというのが、本書の主旨です。現在では、英語教育において、教材のスピードを2倍や4倍にして耳を慣れさせるという方法が、認められてきた気がしますが、当時では結構珍しいものだったと思います。
実際、2倍や4倍での英語を聞くということは結構良いと思います。なぜなら、外国人の多くは、日本の英語の教科書やリスニングテストのようには話してくれないから。 -
角川グループは12月に文芸・新書・ライトノベル・コミックの4ジャン
ル、約100作品の電子書籍を売り出すことにしています。これを皮切りに
来年7月のグランドオープンまでに次々に作品を発売する予定です。
TSUTAYAは、GALAPAGOSストアを12月に開店し電子書籍3万冊を売り出す
予定です。
そして今日の朝刊に週刊新潮が海外向けに電子版を配信するとの記事
が載っていました。
読者の中にもパソコンやリーダーですでに電子書籍を読まれている方
もいらっしゃると思います。
今後、出版会社や印刷会社が電子書籍の市場にどんどん進出してくる
ことでしょう。
電子書籍は、記憶速読術のトレーニングに最適のコンテンツとなりま
す。
トレーニングの概要は【2】で触れます。
まず、トレーニングに入る前にリラックスします。
瞑想、呼吸を使って「右脳学習モード」に入ります。
丹田呼吸法
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下腹に手を当て体を前に倒しながら、体内の邪気をすべてはき出す。
続いて、体を起こしながら、鼻からすっと宇宙のエネルギーを吸い込
む。
宇宙をイメージしながら、「吐く」と「吸う」を5,6回繰り返す。
潜在能力を引き出すには、宇宙のエネルギーを活用することが必要だ。
丹田呼吸で意識を集中することで、右脳意識が自然に使えるように
なります。
丹田呼吸法の解説サイト
http://www.ne.jp/asahi/aquarius/messenger/aquarius_016.htm
残像トレーニング
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丹田呼吸法で心身をリラックスした後、意識を集中して次の図を30
秒間見続けてください。
http://www.johou.net/kyouzai/zanzouryoku.htm
30秒間見続けた後は、目を閉じてください。
まぶたの中に残像が残ります。
この残像訓練を何度も繰り返すと、残像の残る時間が徐々に長くなっ
ていきます。
ここまでくると、イメージしたものを自由に色を変えたり、形を変え
ることができるようになります。
カードの図柄を見つめ、目を閉じて、瞼に浮かぶ残像をただ追いかけ
るだけで、脳のスイッチが切り替わるようになります。
【2】初級トレーニング
スマートフォンやiPad、電子図書リーダーを持ち歩いている方は、
いつでもどこでも速読のトレーニングを行うことができます。
電子書籍をのページをめくるときはタッチスクリーンに指をサッと
滑らせると思います。
めくる速度は自分で調整ができ、かつ、軽快に気持ちよくページを
切り替えていけるので速読トレーニングに向いているそうです。
また、七田式では画像カードを眺め、目に焼き付けてイメージを記憶
するというトレーニングを行いますが、これもパソコン画面などで気軽
に行うことができます。
グーグルで写真検索をすると画面に小さな写真がいっぱいに並ぶと思
います。
いわゆるサムネイル表示というものですが、これが記憶力向上のトレ
ーニングに使えます。
なるべく関連性のないバラバラの画像が並ぶとよいそうです。
http://bit.ly/dtnmQi
これをしばらく眺めて、どこにどの写真があったか思い出します。
また、Googleが無料で公開しているソフト「Picasa」を使ってこれら
を「スライドショー」で表示させます。
画面が表示されてから消えるまでにいかに効率的に画面を頭に焼き付
けるかトレーニングを行います。
RSSリーダーを利用すれば更新記事が1つ1つのカードにまとめら
れ、一覧表示されます。
書かれている内容を瞬時に記憶するようにつとめ、右脳を刺激します。
このように、私たちが普段、何気なく使っている様々なコンテンツを
記憶力や速読力の向上に使うことができるのです。
【3】中級トレーニング
図形や写真を覚えようとするとき、慣れないとどうしても情景を説明
する言葉で覚えようとします。
でも、本来の右脳は、見たままを瞬時に記憶するときに威力を発揮す
るものです。
見たままに覚えると口ではカンタンに言えても、実際に覚えるとなる
と最初のうちは大変です。
まず、シンプルな図形から始めるべきです。
ピクトグラムのような図形が初心者向きだと思います。
【参考】カッティングシートデザインTOKU工房
http://www.10ku.com/pict-2.html
サムネイル表示の画像や、スライド機能で表示を切り替えながら記憶
するトレーニングにおいては、だんだん表示時間を減らしながら一定期
間における記憶量を増やしていくようにします。
iPhoneなどのスマートフォン専用のアプリを使えば、スライドショー
の表示時間などこまめに切り替えていくことができるし、これを持ち歩
けばいつでもどこでもトレーニングを行うことができます。
ツイッターやRSSなどの文字情報を読むときに大切なのは、周辺視
野を広くすることです。
文章をひとかたまりとして捉える方法を習得するにはこれらのコンテ
ンツが最適です。
速く、かつ深く文章を読むコツは次のとおりです。
1肩に力を入れない(読む前に瞑想、呼吸法を行う)
2読みながら頭の中で声を出さない
3意味がわからなくても立ち止まらない
4リズミカルに読む
メトロノームアプリを使えばテンポよく読めることができます。
『コンテンツ記憶速読術』の強みは、特別の道具を要しなくても、
普段から接している情報機器やソフトを活かして、仕事をしながらでも
トレーニングを実践できるということです。
まずは、大量にインプットしなければ、良質のアウトプットは生まれ
ません。
情報化時代についていくのが大変だと思われている方はぜひ本書を手
にとって読まれることをおすすめします。 -
七田眞氏の速超シリーズ。
付属のCDはあの世界的ベストセラー「ガルシアへの手紙」
しかも、日本語と英語の2倍速と4倍速。
速聴のトレーニングプラス英語の勉強にもなります。
「ガルシアの手紙」から学ぶことが本当に多いと思います。
これを音声で聴くことで、自分の日々の行動にも変化が出ると
思います。
とてもいい本ですね。 -
2回は読みました。
⊂(´<_`⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡CD付きです。右脳に関する事がことごとく書いてます。半年は続けたが、あえなく挫折。現在他の著書の速聴で実験Σ(゚Д゚;o)中「そんな事までできるの」っていうありえない事まで書いてる。でも、やるきUP(意識の高揚)はできる。のでまたやる気がなくなったりしたら読んでみようと思う一冊。ま〜脳に興味がある人は是非―(☆∀☆)キラリン