- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893468338
作品紹介・あらすじ
本書は、ポーター教授の名著『競争の戦略』を、「読みたい!でも難しいので読めない」「一度読もうとしたが挫折した」「そのうちに読もうと思っている」「読む必要性は感じているが、現在は部屋の飾りとなっている」方々に救いの手を差しのべる一冊です。できるだけ分かりやすく『競争の戦略』をかみ砕き、具体的な事例を多く取り込みました。さらにポーター教授の主張を体系的にまとめ、視覚的にも理解がしやすい工夫を散りばめてあります。
感想・レビュー・書評
-
経営戦略本ということで、
前回同様難易度が高かったのですが、
ハイレベルな議論・意見交換ができたと思います。
また、レビュアーの個人的な意見で言えば、基本的には基本戦略3つ×成長戦略3つの9つのパターンから戦略を選び、仮説をもってファイブフォースで分析し、実施に置いては4章の各業界の状況を見極めて個別の戦略を落としこむということになると思います。
そのなかでも個人的に印象に残っていることをご紹介します。
・ファイブフォース分析で自分の立ち位置を客観的に見ることができた。
・各自の企業の経営戦略や考え方をこの本を通して見ることで、鮮明になった。
・一般論過ぎてイメージできないとおっしゃっていた方が最後のまとめで自社に全て当てはめて考えてみたいと思うとおっしゃっていたこと。
・経営戦略はなんのために必要なのか?という根本的な問いに最終的に立ち戻ったこと。
・多数乱戦業界で自分のやることが明確になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ポーター教授『競争の戦略』の要約本です。新書版の要約本ながら原著の70%位の厚みがあり、そこそこ分厚いです。ポーターは、要約本でも良いのではないかな?と思ったりして・・・。
-
5フォースを実行するときのマニュアルか教科書として最適。よくまとまっている。ただ範囲が非常に広く・浅いので、実践なしで読書だけで理解しようとするとつまらない。実践を伴いながら読むべき。
-
11/4/17 本八幡 ブックオフ
-
渡邉美樹が、ポーターを読めと言う。原書はやめて入門書を検討。
-
・基本となる3つの競争戦略「コストのリーダーシップ戦略」「差別化戦略」「集中戦略」
・キャパシティ拡大戦略は先取りゲームである
・キャパシティ過剰を抜け出すキーワードは「他社との差別化」
・新規事業参入の前提「市場要因の不完全な業界を見つけること」 -
ファイブフォース分析を学ぶためにチョイス
読了。
ファイブフォース分析については、原書以上に詳しく分かりやすく書いてあり、非常に満足出来ます。
がしかし、2章の基本戦略までは分かりやすいものの、3章以降は箇条書きのオンパレードで急に分かりづらいです。なんらか、経営戦略を立案する立場として読むならともかく、ただ勉強するためだけに読むのは辛いです。 -
基本戦略
コストリーダー
差別化戦略
→業界全体
集中戦略
→特定の市場 -
原書で解釈に迷ったときに、他の人の解釈に触れられるのはいいと思います。原書をしっかり読んだ人を探すのは大変ですもんね!
-
考え方のフレームとして戦略策定のデファクトスタンダードである競争の戦略は活用したい。
分析時のチェックリストはなお活用しやすいだろう。