- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893468383
感想・レビュー・書評
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マーケティング入門として、この本では商材を自分として
展開されている。この本のオビにある
自分を商品と考えてマーケティングを学ぶBESTな入門書
のとおり、この本に出てくる「ボク」が何も無かった
平凡なサラリーマン人生から少しずつ脱却していく過程を
さまざまなマーケティング理論の観点から説明している。
以下、気になったページのメモ
○SWOT分析
弱みにどんなところがあるのか?
自分の嫌いなとことは?
でも、それって、特徴(強み)になりそうだぞ!
そんな視点をもって考えることが大事
○マズローの欲求
心理学者マズローが説明した人の欲求段階
(1)生理的欲求
衣食住など、生存に直結した欲求
(2)安全の欲求
危険から不安から逃れたい
(3)社会的欲求
集団への関与や愛情を求める欲求
人間関係を提供するサービス
帰属意識を生むサービス
(4)尊厳欲求
他人から尊敬されたい
注目を集めたい欲求
(5)自己実現欲求
自分の人生観にもとづき、自己を高めていこう
とする欲求
○イノベーター理論
スタンフォード大学の学者 E・M・ロジャース 提唱
新商品に対する生活者の反応の違い
2.5% イノベーター
(革新者)
13.5% オピニオンリーダー
(初期少数採用者)
34% アーリーアダプター
(前期多数採用者)
34% フォロワー
(後期多数採用者)
16% ラガート
(採用遅延者、伝統主義者)
標準偏差で分配
○4つのブランド戦略
結局、ボクはブランドだった
評価されたければ、アピールが必要だ
それがあってこそ、評価は大きく変わるんだ←ホント?
ボクのブランド価値をあげるためにまず資格を取得した
今度は、自分をアピールするために何をしようか?
資格取得、学会、情報交換会への参加など、、、
もちろん、新しい仕事や大きな仕事をやったという実績も重要だ
自分で動きはじめることで、自分の価値を高めることができる。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分にあてはめたストーリーを通して、マーケティングが楽しく学べた。身の回りには、たくさんのマーケティングがあることを実感できた。
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わかりやすい。
マーケティングの手法が
だいたいわかりそう。
王道はかわってないんだろうが
最近変わってきてるものとかも
あるんだろうな。 -
マーケティングを考える上での定石が平易に書かれている。一度読めば良い。
アンゾフの成長ベクトルと顧客満足の法則が新鮮だった。
顧客満足のうち、80対20の法則は、良く知っていたが、その他に、新規顧客コストの1対5の法則、顧客離反改善の5対25の法則、良い評判と悪い評判の5対10の法則を初めて知った。 -
マーケティング。。。
仕事をする上で、こんなに重要なものだとは思っていなかった。
そして、そのマーケティングを知らないビジネスマンが多いということも、この本を読んで、いろいろ周りを見渡してみていたら、そう思い出した。
この本は、かなり初心者向けで、初めてマーケティングについて勉強しようと思った僕でも、簡単に理解できる内容である。
役に立っている。
しかも例としてのマーケティングのテーマが自分ということで、自分に当てはめてマーケティングを考えることで、身近に感じ、より、深く考えることができた。
5W1H
AIDMAの法則
SWOT分析
PPM
4P
と、いろいろ難しい言葉を羅列したが、何のことはない。
実際、仕事で僕たちが使っていることを、言葉で表したものだ。
これらを、今までは、意識せずに使ってきていたので、抜けのある仕事が多かったが、これらを意識したことで、常に考えることができ、抜けのない仕事ができるようになったと実感した。
何も知らなければ、今の価値観で仕事をしていける、だが、何かが違うと感じる。
そんな時に、マーケティングというものを意識したことで、それまで、できなかったことができるようになり、視野が広がる。
まるで、映画『マトリックス』だ。 -
2006/4/6*164*94
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ストーリー仕立ての入門書。