図解ビジネス心理学 1 モチベーション やる気を引き出す20のポイント (通勤大学文庫)
- 総合法令出版 (2005年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893469311
感想・レビュー・書評
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知っている内容が大半だったが、非常に端的に書かれている&図解が秀逸!
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目的:やる気に満ちたビジネスエリートになること。
仕事時間をどう使うかで、価値が違ってくる。
どうせ仕事に長い時間使うなら、高価値の時間を!
何のために働くのか?労働の目的を原点。
↓
モチベーションの基礎となる
モチベーションを高める動機付け理論
1、欲求(行動を駆り立てる心理的エネルギー)
マズローの欲求階層説(生理的/安全/所属と愛/自尊/自己実現)の
「自己実現※」を満たす。
2、認知(行動とそれを巡る位置づけ、価値付け)
期待(可能性)×価値=やる気!!
どちらかがゼロならばモチベーションはゼロとなる!
3、情動(理屈でなく自然に気分が集中・没頭する状態)
フロー理論。集中して充実感がある状態が快感となる。
この1~3が揃う状態が、最高のモチベションとなる!
内発的な動機付けが重要。
⇒自らが行動を起こす。
「おもしろさ」「成長実感」「人生決定の感覚」等
※自己実現=心理的欲求
自立性:自らの意思で人生をコントロールする充実感
有能さ:インプットを自ら増やすことで能力高まる充実感
関係性:周囲の期待に応え信頼・愛情を得る充実感
この3つの充実感を得られる状態がモチベーションを高めることが可能。
どうすればモチベーションを上げ、保つ状態を作れるか?
【モチベーションを上げる要因と上げ方】
①知識・技術要因
知識・技術があると自信が出る→うまくこなせる→出来るという期待
わからないから出来ない無能感を、有能感に変える!
そのために、効率的な勉強法、自己投資を惜しまない。
②人間関係要因
人間関係は間接的なモチベーションに結びつく
メラビアンの法則を利用すると、「印象」(態度・見た目・話し方・声)が重要!
→印象アップを心がけて高評価を!
→人間関係を円滑にして
③評価/承認要因
期待に応えることで、自身の能力を証明できる。自尊心を保つ。
期待される=信頼されること。
小さな仕事からコツコツ着実にこなして、大きな期待に。
④コントロール要因
自分自身の仕事の決定権。コントロール出来ているという達成感によりモチベーションを保つ。
自由が許される=責任を取る、信頼を得る
責任:知識と技術により得る+信頼:人間関係により得る→自己決定権を得られる
⑤自己表現要因
知識+評価/承認+コントロール⇒プロフェッショナル
①~④のフロー体験を頻繁にすることで、個性とアイディアを発揮。
コントロール要因+プロセスを工夫し、パフォーマンスを上げ成果を高める。
自分らしさをプラスするために、自分に出来ることを探す。情報収集。
1つの分野で良いから自分のプロ分野を見つける。№1に。
⑥価値要因 -
やる気は「期待」×「価値」で決まってくる。
期待、価値のどちらかがゼロだとやる気はゼロというのはなるほど納得
小さな仕事を大切にすると、信頼を得て、期待評価が得られ、やる気も出るというのはヒントになった。