図書委員の恋 (POE BACKS Babyコミックス)
- ふゅーじょんぷろだくと (2008年6月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893935496
感想・レビュー・書評
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学園生活での友情以上がうまい。のと同時にゲイ自認のある男子の心理描写もうまいなーと思いながら読みました。
かたっぽの男子はノンケで彼女がいて、みたいな話って難しいのにうまい。あとダメな男子につかまっている感じとか、
恋人と下着とか歯ブラシの共有しちゃうところとかがすごいいいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同人時代からすきだったシビト先生の商業誌デビュー作。
温度や湿度を感じるような雰囲気ある描写、
危険な香りにおもわず見入ってしまう魅力的なキャラクター、
独特の自虐を含んだ言い回し等、シビトワールド全開です!
青春ものでも、ただキレイなだけではなくちくりと刺さるなにかがあって、
愛の皮を被った悪意や同性への恋愛感情ゆえの苦悩、
夢や希望、願望に関わらず変化していく日常の描き方がとてもリアルです。
ありがちな甘さにまみれたお伽話のようなBLではなく、
シビアな現実からも目を背けない描写を求めるかたにお勧めしたい一冊です。 -
眼鏡が可愛い可愛いと聞いていたのでどんなものかと思ったのですが。ピンと来なかった。私も騙されてるんじゃないかなと思って。
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BLだけど、リアルな感触があって面白かったです。
ゲイだと認めたくないのに、惹かれていく危うさ。マイノリティであることの辛さ。ダメでだらしない男にズブズブに惚れていってしまう感じが素敵です。
汚いとっちらかった部屋とか貧乏なバンドマンの部屋にらしい生活感があるのも良いですね。
日頃の観察の成果なのか、男の子同士の会話も自然で好きです。 -
どの話も好き。ゲイを毛嫌いしていたはずなのにいつの間にか男が好きになって歯ブラシやパンツまで共有しちゃう男や、好きな人に依存して同じ刺青入れたり身体まで売っちゃうのに結局幸せになれず別の子に同じ事しちゃうとか…そうゆう何気ない心理描写とか歪んだ感情とかほんとお上手。髭フェチの話は、えっこれで終わり?って何のオチもない感じとか相変わらずで好きw 夏祭りの幼馴染みの話も割とシビトさんにしては正統派なんだけどほのぼのとして良かった。女の子絡んでくるあたりはさすが。最後に花村くんは癒し(っ´ω`c)幸せになってほしいなぁ。
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横恋慕男→図書委員→親友
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絵は苦手な感じだったんだけど、ストーリーはどれも切なくいい感じだった。
あとがきの男子高生ウォッチングの話が・・・wwww -
近所の本屋で平積みされてたから新刊だと思ってたら全然そんなことなかったw
つか、新品で買ったのに表紙汚れてるわ、カバーの端潰れてるわで萎えた…
ってこれは本の感想関係ないなww
話はどれも好き
心理描写が結構生々しいというか現実くさくていいなー
花村と刺青の子に浮気されてた子は幸せになりそうなので、あとは刺青の子が幸せになりますように
刺青の子の話が一番好きかも