ラジオスタ-レストラン (貘の図書館)

著者 :
  • エフ企画
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894190269

感想・レビュー・書評

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  • 高原列車・四角い夜・放課後・十一月の町・星祭り・巨人の器・天象儀・宇宙の水・星の記憶・夢の化石・海百合・瑪瑙の森・恐竜の谷・闇の砂漠・石器人・巨人の指環・音楽・時間の波・流星・夜明け・というのが目次なのでこれをみただけだどきどきしてしまうような人はぜひ読んでみてください。あと少年とか結晶とかにもどきどきしちゃう人には絶対ツボ!だと思います。




  • 再読。若いころ読んだときはもっと感動して泣いた記憶があるのだけれど、さすがに泣いたりはしなくなった。でもやっぱり名作だと思う。大人が読むにはちょっとメッセージがストレートすぎて照れくさい部分もあるけれど、心の柔らかい子供のうちに是非読んで欲しい1冊。

    人類(地球)の進化、宇宙への夢、過去と未来とパラレルワールド、少年ユーリとおんぼろロボット・ラグの友情、絶滅したサーベルタイガーのヨル、幻想四次元の旅。初期の長野まゆみや宮沢賢治の童話、星の王子様あたりが好きな人ならきっと響くものがあると思う。

  • 星とか宇宙とか石とか時間の流れとかのワクワクするような単語を読みながらユーリたちと長い旅をした。
    ラグの過ごした気が遠くなるような長い時間も、ユーリと出会えた事で少しは救われたのかな。
    『ぼくは、ここにいるよ』『きみがそこにいて、よかった』

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著者プロフィール

東京生まれ。
2005年、泉鏡花文学賞受賞を機に、翌年奈良に転居。
2007年より、奈良少年刑務所で「物語の教室」を担当。その成果を『空が青いから白をえらんだのです』(新潮文庫)と、続編『世界はもっと美しくなる 奈良少年刑務所詩集』(ロクリン社)として上梓。
『あふれでたのはやさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室』(小社刊)ほか著書多数。

「2021年 『なっちゃんの花園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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