子供の十字軍

  • パロル舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (47ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894190467

作品紹介・あらすじ

なんという時代-いまも。砲声と瓦礫のなかに奇妙なうわさがひろがった。子供の十字軍。純朴に健気に、矛盾も現実も、未来の平和を希求し放浪する子供たちの語りうた。

感想・レビュー・書評

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  • 〝ポーランドに、1939年 惨たらしい戦争があり 多くの町、多くの村を 焼け野原にした・・・連絡絶えたポーランド 手紙は来ない、報せもない けれど東の国々に ひろまる奇妙な一つの話。 雪の降る東の町で ひとは噂した 子供の十字軍が ポーランドに始まったと〟・・・ドイツの劇作家で詩人のベルトルト・ブレヒト(1898-1956)が、ドイツ軍のポーランド侵攻のニュ-スを亡命先のラジオで聞いて、戦争に巻き込まれる子供たちの不幸を「四行詩」で描いた、胸引き裂かれる抵抗の詩。

  • ブレヒトの書いた詩です。可愛らしい調子で綴られていく情景はただ悲しく、読み終わった後に思わずぼんやりと考え込んでしまうような一冊。

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著者プロフィール

ベルトルト・ブレヒト Bertolt Brecht(1898-1956)
ドイツの劇作家・詩人。1898年、バイエルン王国(当時)のアウクスブルグに生まれる。
ミュンヘン大学で哲学、医学を学び、第一次世界大戦末期に衛生兵として召集され反戦思想に目覚める。表現主義の影響のもと、劇作、詩作、批評活動をはじめ、1918年、戯曲第一作『バール』を執筆し、1922年に戯曲『夜打つ太鼓』でクライスト賞を受賞し脚光を浴びる。1928年に作曲家クルト・ヴァイルとの共同作品『三文オペラ』を上演。1933年のナチスによる国会議事堂放火事件後、亡命生活に入る。プラハ、ヴィーン、チューリッヒ、パリ、デンマークを転々とする。第二次世界大戦中はフィンランド、ソヴィエトを経て、1947年までアメリカに亡命。その後、チューリッヒを経て1948年に東ドイツに帰る。東ドイツでは劇団ベルリーナー・アンサンブルを結成し、1956年に亡くなるまで活動拠点にした。作品は『肝っ玉おっ母とその子どもたち』(1939)、『ガリレイの生涯』(1938-1955)、『セチュアンの善人』(1941)、『コーカサスの白墨の輪』(1944)など多数。
本作『子どもの十字軍 1939年』(原題)は第二次大戦中の1941年に書かれ、他の詩や短篇とともに『暦物語』(1948)に収められた。

「2023年 『子どもの十字軍』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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