TATTOO DESIGN BOOK トライバル編 (富士美ムック TATOO TRIBAL Number# 5)

  • 富士美出版
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894219021

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3冊目。この本では伝統的な世界各地の部族独自のデザインを紹介しています。
    タトゥーの歴史を知らないながら、たしかに南国の島の部族は、肌にタトゥーを刻んでいるという漠然としたイメージを持っていました。

    タトゥーとは、ポリネシア語のタタゥ(叩く)という意味からきているそうです。
    ポリネシア、ミクロネシア、メラネシアの周辺にわたる地域、マオリ、マルケサス、サモア、ハワイ、ヤップ、ボルネオなど、各地方にそれぞれのデザインがあることがわかり、単純ながらもそれぞれに異なる、独自のスタイルを育ててきたということに驚きました。

    地域を別にすると、ケルトやネイティブアメリカン、ネイティブカナディアンのタトゥー、日本やアイヌのものも紹介されています。
    かつて、タトゥーのデザインや彫られた場所から、血統や地位がわかったという、その人を表す象徴だったことも知りました。
    タトゥーにはマナ(精霊)が宿るとされ、痛みに耐えたものには名誉が与えられたのだそうです。

    タトゥーの存在が、今とは全く異なる意味を持っていたんですね。

    そういった背景を知ったうえで、掲載された無数のタトゥーの写真を見直すと、それまでは恐ろしさを感じていたものが、勇ましい勇者に思えてくるものです。

    TIKIとは、ポリネシアの神様のことだったんですね。
    それが西海岸で、エキゾチックなポップカルチャーとして受け入れられたそうです。
    神話や伝説にもつながっていくタトゥー。神秘的な魔力を取り入れようとする人の願いを感じます。

    他国にはない潤日本産の文様としては、直弧文(ちょっこもん)や火焔型土器、有職文様が紹介されていました。
    アイヌの女性には刺青を3回行う風習があることも知りました。
    同化政策で、今では消滅したそうです。

    インドのメヘンディも紹介されていました。
    これは彫るのではなく、ヘナで肌を染めるもの。
    アラベスクやレースのような優美な曲線が描かれた手足には、目が引きつけられます。
    もともとは、サハラ砂漠のベルベル族の文化だったとのこと。
    優美なファッションとしても存在していることを知りました。
    歴史を知り、そこに含まれる意味を知ると、デザインも奥行きを感じてきます。
    今後は、タトゥーを持つ人を見かけたら、おびえて目をそらさずに、つい覗き込みそうです。

  • ボディアート、なかでもタトゥーはアートの中でも特別だ。その中でもトライバルと言われる分野は、長い歴史をかけて各民族が培ったきた重みがあり、本書はその美しさだけでなく、その意味も伝えてくれ、唸らせるものがあった。

    はっきり言って己の認識を新たにしてくれた本である。

  • 参考資料

  • 自分が欲しいモチーフ厳選して購入したので、もぅ最高の1冊っ!!!
    モチーフの持つ意味とかも載っていて素敵です///

  • とても参考になる
    トライバル好きは買って損無し

  • かっこいいっス。

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