うちにかえったガラゴ

著者 :
  • 文溪堂
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本棚登録 : 2110
感想 : 165
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894233317

感想・レビュー・書評

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  • たびする、かばんやのガラゴは冷たい北風がぴゅーっと吹いてきたら店じまいをして、うちに帰ります。おおきな山を越え、広い川を渡ってようやくうちに帰り、さっそく温かいお風呂の準備をし始めるとトントンと扉を叩く音が。
    立っていたのは、たびする雑貨屋のとらちゃん。そしてまた、トントン。それはピーナッツの服を着たピーナッツ屋のらくちゃん。その次に来たのは、ねずみ色のりんごのような、とこやのぷるどちゃん。その次は、双子のやもり、みどりのヤモとオレンジのゲッコ。
    島田ゆかさんの本のファンならどこかで見たことのあるお友達が次々と訪れ、みんなで温かい泡のお風呂に入りました。
    あんまり気持ち良くてガラゴが寝ていると、美味しそうな匂いが…。お友達がガラゴの体をきれいに洗ってくれ、拭いてくれ、目隠しをされて連れて行かれたテーブルには美味しそうなカレーと焼きリンゴのご馳走。
    ガラゴが冬に自分の家に帰ると沢山のお客さんたちにもてなされるのですね。
    またまた、トントン。扉を叩いているのは、ドーナツを沢山お土産に持ってきた、あのイヌとカエルのペアではありませんか。

  • 「バムとケロシリーズ」の島田ゆか。この「ガラゴシリーズ」も面白い。絵も賑やかで楽しい。旅から帰ったガラゴが風呂に入ろうとすると、次々と動物たちが訪ねてくる。最後はみんなと一緒に風呂に入る。

    • Macomi55さん
      goya626さん
      「バムとケロのおかいもの」に出てくる動物たちがたくさん登場しますね。
      こみみさんのカレーライスと焼きリンゴがすごく美味し...
      goya626さん
      「バムとケロのおかいもの」に出てくる動物たちがたくさん登場しますね。
      こみみさんのカレーライスと焼きリンゴがすごく美味しそうですね。
      2024/03/13
    • goya626さん
      Macomi55さん
      動物たちがいろんなものを持ってくるのが愉快ですね。そうそう、うちの今日の晩御飯はカレーライスでした。バムもガラコも、...
      Macomi55さん
      動物たちがいろんなものを持ってくるのが愉快ですね。そうそう、うちの今日の晩御飯はカレーライスでした。バムもガラコも、どんな相手でも迷惑がらずに受け入れるのがいいです。これも古いシリーズですよね。
      2024/03/13
  • バムとケロも好きなので別のシリーズを読んでみました。やはり細かな描写が可愛いです。読み聞かせ最後のページで子供とニヤリ。

  • かばんうりのガラコが寒い冬にお家に帰る話。仲間たちが次々と訪れて、とても賑やかな夜に。最後のお客さんもびっくりで、島田ゆかさんの作品が好きな方ならハマる絵本だと思います。

  • 3歳7ヶ月。よんで〜、と毎日のように持ってきます。

    ガラゴのお風呂はとっても楽しそうです。
    いつも子供が嬉しそうに「あ!バムとケロ!」と言っています。

  • 3歳〜。
    楽しい世界観。温かいタッチによる細かい書き込みは、本作でも魅力的。
    やや冗長な繰り返しも子どもには楽しいようです。ラストにとびっきりの楽しいオマケ付き。これが嬉しい。

  • 「ガラゴ」シリーズの2作目。
    旅から帰ってきたガラゴの家に次々と訪ねてくるお友達とのやり取りがかわいいです。
    最後に訪ねてきたお友達の後ろ姿を見て、子どもたちは大喜びしていました。

  • 寒い冬には、かばんうりの旅を終えておうちへ帰るガラゴ。
    そんなガラゴの帰りを待っていてくれるすてきなともだちがたくさん!
    みんなで一緒にお風呂に入って、美味しい料理を食べれば・・・
    すぐに、ぽっかぽかになれちゃう。
    さて、最後に尋ねてきたすてきなともだちは・・・?

    冬のさむ~い日に読みたい・・・
    こころもからだもあたたまるストーリーです。

  • 寒いのが苦手なガラゴは、旅をやめて家に帰ることに。
    あたたかいお風呂に入ろうと準備をするも、なかなかお風呂に入れない。
    けれどそれが楽しい。
    次々に訪れるお客さん。
    最後のお客さんは、嬉しい出演でした。

  • ガラゴのシリーズ2作目は、寒がりの旅する鞄屋が家に帰ってくるお話。商売していなくてもガラゴのところには、楽しい可愛いお客さんが集まってくるんだよ。それもまた、バムケロの仲間たちが!
    泡のお風呂の形もならでは。みんなで楽しそうにお風呂を楽しんだ後は、美味しそうな夕飯。そして最後のお客さんが、読者へのサプライズ。
    色彩鮮やかなインテリアまで楽しいおうちは島田さんの絵本の魅力。前作のお仕事編も楽しかったけれど、休日もやっぱり魅せてくれる島田ゆかワールドで、心もあったまってほっかほかになれる絵本。

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著者プロフィール

東京デザイン専門学校グラフィックデザイン科卒業。パッケージデザインなどを経て、フリーに。絵本に『バムとケロのにちようび』、『バムとケロのさむいあさ』、『バムとケロのおかいもの』、『かばんうりのガラゴ』『うちにかえったガラゴ』(以上文溪堂)、『かぞえておぼえるかずのほん』(すずき出版)等がある。カナダ在住。

「2022年 『バムとケロのカレンダー2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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