スパイダーウィック家の謎 1 人間、見るべからず

  • 文溪堂
3.65
  • (24)
  • (26)
  • (46)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 307
感想 : 44
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894233966

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • わたしはカサンドラ・クレアのシャドウハンターが好きなので、キャシーと仲が良いというホリー・ブラックの著作には前々から興味があって、このスパイダーウィック家のシリーズは妖精を題材にしていることでも気になっていて、図書館で借りて読書しました。
    お姉さんのマロリー、双子の兄弟のジャレッドとサイモンという三人姉弟が、ヴィクトリア朝時代の建物である大おばさんのお屋敷に引っ越してきたところから、物語は始まります。
    でも、このお屋敷で暮らす様になって、不思議なぉとが立て続けに起こるのです。
    姉弟が屋敷を探索すると、一冊の本を見つけて??
    みたいなお話です。

    最初、この本の主役が誰かわからなかったです。今回ジャレッドになるのかな。
    イラストはとにかく本当に絶品で、この本を読んで一気にディテルリッジが大好きになりましたが、お話は微妙かも。
    というのも、本当に物語の序章も序章といった感じで、この本自体に大きな物語的起伏はなく、登場人物と舞台の紹介程度に留まってしまっているように感じます。アーサー・スパイダーウィックが残した本のこと、その娘のルシンダ大おばさんのこと、これから明らかになっていくのでしょうか?

    でも、きっと子供には楽しいお話だと思います。ちょっと暗く怖い雰囲気のお屋敷で起こる、人間には想像もつかないような不思議ないたずらは、いかにも良き隣人さんたちの仕業といった感じで、本当にワクワクしました。
    今回はボガードが話のメインを張る妖精でしたが、次巻以降どんな良きお隣さんに会えるか楽しみです。
    妖精というと思い浮かぶ可愛らしいイメージではなくて、なかなかどうして曲者な雰囲気をまとう彼らの様子が楽しみでしかたありません。
    これは一冊を分冊したうちの最初の1巻なのではないか? と疑ってしまうくらいには、お話としては普通だったけれど、もっと続きを読みたいと、面白くなりそうだと思えるような、期待できるシリーズです。(ちなみにこの本は分冊などしていないようです)
    次の巻の展開を楽しみにしながら、続きも読んでいきたいと思います。
    とにかくイラストが絶品です。

  • 面白かった〜!
    さあ、物語はここからはじまるぞ、という感じ。
    続きも読む。

  • ホラーだと勘違いしていて読んでいなかったのが悔やまれます。おもしろかった!
    主人公がいいこではないというのも面白いと思ったし、最後続きがとても気になる展開でした。

  • おんぼろな屋敷をいくつも重ねたような古い家に引っ越してきた家族

    離婚したばかりの母と、
    フェンシングの強い姉、
    動物が大好きな双子の弟そして何の取り柄もない主人公

    3姉弟は引っ越し初日、壁の中から奇妙な音を聞く。気になった三人がボロくなった壁を崩してみるとそこにはどこから集めたのかガラクタの山が!

    その日から家族に変なことが起こり始めーー



    妖精と、その存在を記した本をめぐるお話
    馴染みある妖精たちが馴染みある悪さをして、クスッとさせたりゾクッとさせたり
    安心して読めるシリーズかと

    西洋の古い家って羨ましいな!

  • 引っ越してきたオンボロ屋敷には何かがいる。3兄弟は壁の中に巣を見つけたり、ドアのない秘密の部屋を発見したり、その何かに近づいていく。リスやネズミではない。主人公ジャレットはやがて一冊の本と出会う。それには妖精のことが事細かに書かれていた。
    ファンタジーや妖精って言うと、気のいい妖精さんと出会って冒険する、みたいなのを想像しそうだけどこれは違います。決して全面的な味方ではないんだろうなという雰囲気。まだまだ序盤です。やっと妖精が現れたところで終わり。続きが気になります。

  • 読みやすくてあっという間に終わってしまった。面白い!

  • 不思議な話が好きなので、楽しく読めました。
    人間、見るべからずっていうところから引き込まれていたかも。

  • ママに信じてもらえないところとか、主人公と一緒の気持ちで読める。妖精はいるのか??って最初から先へ先へ読み進めたくなる。2巻読むのが楽しみだな。何が起こるんだろう。

  • 小学生の時読んでずっと探していた本
    イラストがダークな感じで好き

    昔はもっと面白く感じた気がする…
    これから面白くなってくるかな?

  • これの口調を真似して、
    小学校の時、図書室で呪いの文ゲームしたわ笑
    付箋に、『これを見たものは呪われる、この文を捨てるべからず。』って書いて置いて、
    捨てられるたびにゴミ箱から拾い出して同じ場所に配置した笑笑

全44件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ホリー・ブラック Holly Black
30冊以上の児童向けやヤングアダルト向けのファンタジーを書いてきた。
ミソピーイク賞、ネビュラ賞、ニューベリー賞の受賞者で、アイズナー賞、ロードスター賞のファイナリスト。
3人の子供と妖精たちのお話『スパイダーウィック家の謎』(文溪堂)は日本でも大ベストセラーとなり、映画化もされた。
ホリーの作品は32カ国語以上の言語に翻訳されている。
現在は、ニューイングランド地方にある秘密の図書館付きの家に夫と息子と住む。

「2021年 『冷酷なプリンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ホリー・ブラックの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ZOO
乙一
有川 浩
白石 昌則
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×