吉田式球体関節人形制作技法書

著者 : 吉田良

• ホビージャパン (2006年9月16日発売)

感想・レビュー・書評

[しゅうこさんの感想 · 2012年10月26日]

人形を作りたいと思って購入。何年も前から途中で止まってますが、この本のおかげで作りかけの状態も芸術的（そしてブンガクテキ）なんやなあと気付いたのでそのまま置いてます←
いつか完成させられたらいいけど…

[才谷さんの感想 · 2012年10月1日]

ドール作りに必要なものがどんなものかもわからなかった頃に出版され、私に一から全てを教えてくれるような本でした。
この本がなければわたしはきっと球体関節人形を完成させることができなかった。

[luckystrikesさんの感想 · 2011年2月2日]

資料として購入。
見惚れる。作業進まん。

[ミートさんの感想 · 2010年3月9日]

体一つ一つのパーツが美しすぎて萌えます。裸体のため、なまめかしい球体関節がよく見えていい。
技法書ですが、個人的には写真だけでも大満足ですが、
人形の作り方、ガラスアイの作り方も凄く丁寧に書かれていて分かりやすかったです。

[化け猫さんの感想 · 2024年3月22日]

私は人形ファン＝鑑賞者に過ぎないのですが、基礎知識、素養として必要に思い購入しました。

やはり想像していた通り、お人形さんを作り上げるには、デッサン、美術解剖・・・塑像、彫刻、岩、油、和裁、洋裁、理美容、プラスチック工学、３ＤＣＡＤ、窯業・・・・
美大を幾つも卒業する程の研鑽が必要なのだと思いました。
著者は流石に元々写真家なので、巻末の写真作品ばかりか、作業の写真も素晴らしく、植毛中のヘッドが徐々に人間らしくなり、その過程で微笑んでいる様にすら見えます。
お人形さんは、お人形さんを作り上げるその行為はなんと美しい事なのでしょう。
私は、人形作家の先生方が、今にも増して芸術家として尊重される事を希望します。

[knkt09222さんの感想 · 2015年9月13日]

夢想を実現するのは大変そうだ。

[xxxLeoxxxさんの感想 · 2011年8月17日]

人形制作の教科書。作品だけでなく作りかけの説明の写真も美しいー。吉田良ってすごいと初心者の私にもびびっときました。

[chonwoolさんの感想 · 2010年10月9日]

球体人形が作りたくて購入した訳ではありませんが、見ているうちに作りたくなります。人形の革靴の作り方が知りたくて購入しました。わかりやすく書かれてます。

[harukaさんの感想 · 2009年11月18日]

大変ためになります

[onieさんの感想 · 2009年10月24日]

非常に解りやすく解説してあります。
人形を始めて作る方にお勧め。私もこれを参考にしました。

著者プロフィール

1952年生まれ。70年代より活動する人形作家、写真家
1983年に「ドールスペース　ピグマリオン」設立、人形教室を主宰
作品集に『ASTRAL DOLL』（アスペクト刊）、『ARTICULATED DOLL 解体人形』（エディシオン・トレヴィル刊）
写真の作品集に『KATAN DOLL』『Ecole〜エコール人形写真集』『Hizuki DOLL 陽月写真集』
『REINCARNATION／三浦悦子作品集』などがある
球体関節人形の制作方法を記した『吉田式Ⅰ球体関節人形制作技法書』
『吉田式Ⅱ球体関節人形制作指導書』（ホビージャパン刊）は、韓国、中国でも翻訳出版されている
編著に『鏡花人形――文豪　泉鏡花＋球体関節人形』（河出書房新社刊）がある
2018年、「文豪・泉鏡花×球体関節人形」展（弥生美術館）に参加
８月に陽月作品集『nostalgia』（河出書房新社刊）を出版

「2018年 『蒼燈のばら』 で使われていた紹介文から引用しています。」