くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!? (HJ文庫 し 2-1-5)

著者 : 清水文化

• ホビージャパン (2007年9月29日発売)

作品紹介・あらすじ

聖ラクス教会を目指し旅を続けるナバルとメイベルを迎えたのは何と空を飛ぶ機械。南アルテースの都市ラクスは発明家の市長を中心に独自の発展をした技術の都だった。目新しい技術に目をキラキラさせるメイベルと空を飛ぶ機械の操縦に興味を示すナバル。ようやく落ち着いた日々を迎えた2人だが、その平穏は長くは続かないのだった。

感想・レビュー・書評

[中山バスターさんの感想 · 2012年9月20日]

くじびきが重要な要素を占める世界で堅物の勇者ナバルとくじびきをまったく信じない従者メイベルの物語の第４幕。
今回は逃亡生活の先に辿り着いた様々な技術を持つ街ラクス。
そこには空を飛ぶ機械が！

最初から３割くらいは物理の入門書を読んでいるような感覚になったけど、途中からはメイベルの一人舞台、メイベル無双とでも名付けようか(笑)
昔助けたドラゴンも現れ読んでいて楽しくなってきましたね。

それにしてもメイベルのキャラいいなぁ～。

[二次元研究所さんの感想 · 2011年5月8日]

9784894256101　314ｐ　2007・10・1　初版

[F.keyさんの感想 · 2011年3月10日]

新しい技術の話が多くてそれに心躍るメイベル・オン・ステージな一冊でした。前巻で得られたナバルの技術はあまり目立たず…ってものがものだけに仕方ないか(笑)元々知識のあったメイベルはともかく、ナバルの方は旅が終わる頃には正に文武両道なハイスペック勇者になっているんじゃなかろうか。細部は分かってなくても感覚で動ける、みたいな。