ミスティック・ミュージアム (HJ文庫)

著者 : 藤春都
制作 : 森井 しづき 
  • ホビージャパン (2008年7月1日発売)
3.21
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894257313

作品紹介

大英博物館に通い課題のレポートに奔走するダドリーは、夜の博物館で自分を神と名乗る尊大な少女アルダに出会う。博物館館長パニッツィの勧めもあって、実体のない幽霊のような女神との、奇妙な生活が始まった。そんなある日、街に繰り出したダドリーに白刃が迫る!19世紀ロンドンを舞台に繰り広げられるミステリアスストーリー。

ミスティック・ミュージアム (HJ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 付喪神
    人外ヒロイン
    信仰概念のお話
    大英博物館
    近代英国
    探偵(?)もの
    イラストが森井しづきさん(代表作は「葉桜が来た夏(電撃)など。」)


    もうここまでキーワードHITして、自分にとって面白くないわけがない。
    HJ文庫は基本あまり好きではないのだが…まぁ別格ですね。


    アルダ可愛いよアルダ。
    褐色黒髪エスニック。しかも神っ娘だぜ?
    何よりこのイラストが…!個人的に好き過ぎるw




    彼女は遙か遠い地で"神"と奉られていた像に宿る、火を司る神。


    (以下本書より)
    「人間たちは私を敬い、そして畏れ、季節が変わるたびに私のそばで祭りをした。私は彼らを愛し、災厄から守った。」


    「この像はあの地の人間が作ったものだ。これを私と見立てて奉っていた。彼らがこれを奉ったから、私はこれに宿ることになった。だが」


    「彼らはいつしか私を忘れ去った。別の土地で生まれた神の祭りに参加するようになり、この像も土に埋もれた。私は彼らをずっと見ていた。私を知る者がいなければ、私はそこに留まるしかないから。」





    ここでいう別の神というのは無論キリスト教な訳で。
    こんな風に"忘れられた"神は数多いるでしょう。

    彼らは今どうしているのか…とか思うとなんだかワクワクしてくるw


    もちろん機関車を見て驚いたりするシーンなどもあり、こういうキャラが好きな人はニヤニヤしっぱなしかと。
    あれだ、「オーパーツ・ラブ」のイプネフェルとかに近い気もする。


    …とまぁ、そんなヒロインと一大学生の主人公がある事件に巻き込まれる…といった流れです。気になった方はぜひ一度ご覧あれ。

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