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- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894343276
感想・レビュー・書評
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中央市場のありとあらゆる匂いが漂ってくるよう。動物の皮、肉、血、臓器、腐った野菜、発酵したチーズ。食と人間に圧倒されながら一気読み。
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私は『ルーゴン・マッカール叢書』でどの作品が1番好きかと言われたらおそらくこの『パリの胃袋』を挙げるでしょう。それほど見事に人間の欲望を描いています。 ゾラ得意の映画的手法や、匂いなどの五感を刺激する描写、欲望をものや動物を描くことで比喩的に表現する手腕など、すばらしい点を列挙していくときりがないほどです。 文庫化されていないのが不思議なくらいです。ぜひこの本が世の中にもっと広まることを願っています。
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あざやかな市場の描写
パリが灰色の街の分、食べ物の色彩が引き立っていた -
ひいっ読了!
★5が満点なら、★6コくらい必要だろコレ。
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匂いって時には凶器(狂気?)。或る時は夢を見させて呉れたり(媚薬?)、生きている証のようなモノですね。...
匂いって時には凶器(狂気?)。或る時は夢を見させて呉れたり(媚薬?)、生きている証のようなモノですね。。。