「帝国以後」と日本の選択

  • 藤原書店
3.20
  • (1)
  • (3)
  • (9)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 89
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894345522

作品紹介・あらすじ

世界的大ベストセラー『帝国以後』の著者と日本の気鋭の論者が問う!「核武装」か?「米の保護領」か?世界の守護者どころか、その破壊者となった米国からの自立を強く促す『帝国以後』。「米国の問題はその強さよりむしろその弱さにある」という「反米」とは似て非なる、このアメリカ論を日本はいかに受け止めるか?北朝鮮問題、核問題が騒がれる今日、むしろその根源たる日本の対米従属を正面から問う。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「帝国以後」で日本についてかなり取り上げられていたので、その点をもっと知りたいと思っていたら、このタイトル。

    あと、中国に関してほとんど触れられてなかったが、そのへんはどうなのか。
    さっそく読んでみましたが、これは期待はずれ。

    2004~2006年の座談やシンポジウムでの発言と、日本人評論家のコメントを集めただけの本。
    これで3,000円超は高いよなあ。

    藤原書店は商売がうまい。
    ただし、軍事問題・核兵器保有がこれから真剣な課題となるだろうということはわかった。

    トッド氏の中国に対する評価は低いが、米中の接近ぶりを見ると、アメリカはユーロ・ロシア連携に対抗して、中国と組もうとしているように見える(トランプになってからはよくわからんけど)。巨額の金を借りているので、機嫌を損ねないようにということもあるんだろうが。

  • 話題作「帝国以後」の続編かと思いきや、
    日本の識者の対談などを集めたもの。

    今ひとつ歯切れが悪くて要旨がつかみにくい。

    あまり発見がなかったな。

  • エマニュエルトッドは分かりやすく面白い。

  • 帝国以後 を先に読むべきでした

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1951年フランス生まれ。歴史人口学者。パリ政治学院修了、ケンブリッジ大学歴史学博士。現在はフランス国立人口統計学研究所(INED)所属。家族制度や識字率、出生率などにもとづき、現代政治や国際社会を独自の視点から分析する。おもな著書に、『帝国以後』『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』などがある。

「2020年 『エマニュエル・トッドの思考地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エマニュエル・トッドの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
トマ・ピケティ
リチャード・ドー...
リチャード・ドー...
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×