- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894345522
作品紹介・あらすじ
世界的大ベストセラー『帝国以後』の著者と日本の気鋭の論者が問う!「核武装」か?「米の保護領」か?世界の守護者どころか、その破壊者となった米国からの自立を強く促す『帝国以後』。「米国の問題はその強さよりむしろその弱さにある」という「反米」とは似て非なる、このアメリカ論を日本はいかに受け止めるか?北朝鮮問題、核問題が騒がれる今日、むしろその根源たる日本の対米従属を正面から問う。
感想・レビュー・書評
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「帝国以後」で日本についてかなり取り上げられていたので、その点をもっと知りたいと思っていたら、このタイトル。
あと、中国に関してほとんど触れられてなかったが、そのへんはどうなのか。
さっそく読んでみましたが、これは期待はずれ。
2004~2006年の座談やシンポジウムでの発言と、日本人評論家のコメントを集めただけの本。
これで3,000円超は高いよなあ。
藤原書店は商売がうまい。
ただし、軍事問題・核兵器保有がこれから真剣な課題となるだろうということはわかった。
トッド氏の中国に対する評価は低いが、米中の接近ぶりを見ると、アメリカはユーロ・ロシア連携に対抗して、中国と組もうとしているように見える(トランプになってからはよくわからんけど)。巨額の金を借りているので、機嫌を損ねないようにということもあるんだろうが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
話題作「帝国以後」の続編かと思いきや、
日本の識者の対談などを集めたもの。
今ひとつ歯切れが悪くて要旨がつかみにくい。
あまり発見がなかったな。 -
エマニュエルトッドは分かりやすく面白い。
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帝国以後 を先に読むべきでした