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- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894345669
作品紹介・あらすじ
脳梗塞で倒れてのちも、車椅子で能楽堂に通い、能の現代性とは何かを問い続ける一方、新作能作者として『一石仙人』『望恨歌』『原爆忌』『長崎の聖母』など、現代が抱える問題を最深部から結晶化させる作品を生み出す。作り手と観客という両面から能の現場にたつ著者の、能をめぐる思考の集成。
感想・レビュー・書評
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免疫学者の能随想。脳梗塞で半身不随、声を失ってもなお、自分らしい活動をする筆者への尊敬の念は深い。「能が精神的に自分を救った。絶望的になる入院中にも、私の脳のなかの能舞台で、いくつもの能の名曲を鑑賞した」・・・。そして自身での作能三部作、すごい人だ。
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