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- Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894347014
作品紹介・あらすじ
ブルデュー自身が「最も優れた社会学者」とみたパスカルの加護の下、「知」の可能性を真に擁護するために、哲学的伝統が再生産する「知」の自己欺瞞(スコラ的幻想)を容赦なく打ち砕く。
感想・レビュー・書評
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確認先:目黒区立八雲中央図書館
17世紀の哲学者パスカルの哲学が自らの社会学理論の理論形成において多大な影響を及ぼしたとブルデューは本書で公言する。その上で「パスカルが最初の社会学者」なのであり、社会哲学の土台になっているともいう。
盲目的な色合いも見せるようだが、実際にはそうではなくパスカル哲学を存じない人間でも身近な足元の事例に沿って淡々と説明しているだけなので。
何度借りても―たぶん購入しても―彼の境地にたどり着くことは難しいのかもしれない。
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