ただのいぬ

著者 : 小山奈々子

• ピエ・ブックス (2001年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[yunnyamさんの感想 · 2015年5月15日]

題名通り、ただの犬の写真集なんだろうな～となんとなく開いてみた。
多くの犬本と同じで、犬の可愛さを押し売りしてるんだろう、と思ってたら違う。
どこか哀愁漂う犬のモノクロ写真に、ちょっと変わった詩が添えられている。
最後まで読んでしまい、そしてこの犬たちが保健所に保護された犬だと知る。

バラの詩が好きです。私もバラが嫌いだから。

[TRANSIT BOOKSさんの感想 · 2007年7月9日]

ページをめくると、かわいい子犬たちがあふれんばかりに載っているモノクロの写真集。でも、この子たちは皆保健所に保護されている子ばかり。ペットショップだけが子犬を手に入れる場所ではない、ということを教えてくれる。ちなみに余談だが、私はデンマークに1年住んでいたが、一度もペットショップで動物が売られているのを見たことがない。