- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894441866
作品紹介・あらすじ
リービ英雄、井上博道、高岡一弥が織りなす万葉の艶。日本最古で最大の抒情詩集を英語の名訳と日本語でみる。
感想・レビュー・書評
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リービ英雄は日本語で書く作家ですが、そもそもはアメリカの大学の日本文学研究者、専門が万葉集で、この本が、日本版の研究報告。ぜんべいとしょしょをとったほんの、たぶんダイジェスト。
ページが繰りにくいのが難点ですが、あらためて万葉集で遊ぶには格好の本ではないでしょうか。
ブログでも書いてます。覗いてみてくださいね(笑)。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202304280000/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
For Levy, the Man'yoshu is his point of departure as a reader and a writer of Japanese literature. He captures the animistic richness of nature transformed into verbal landscapes of breathtaking power and beauty.
美しい写真と英訳ともに、万葉集の世界にどっぷり浸れる珠玉の作品。 -
どこぞの短命首相の戯言「美しい国、ニッポン」を彷彿し、和歌も写真も1300年も前の四季の移ろいに於ける色彩の豊かさを存分に感じることが出来る、日本文化を愛する者の為の本だ。
リービ英雄は「艶がある」と評していたが、流暢な言葉の群れを眺めているだけでなんとも官能的。
それとこの時代にもう既に《言葉遊び》を感じさせる和歌も有り、1300年の永い歴史の中でも廃れないという日本文化に奥ゆかしさを感じる。
あと今日改めて世界が灰色に見えました。 -
万葉集や詩集が苦手だがこれは読み切れた。
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請求記号・911.12/Le
資料ID・100035364 -
寧楽の都は、還りたくなる心のふるさと。
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2008年の始めに私の人生の羅針盤を動かす大きな役割を果たした一冊であり、その答えは未だ解けておらず、今の自分を突き動かしている「不思議」の一つ。
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【X】
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奈良の写真と共に万葉集の対訳が記載され、文章のレイアウトなど隅々までこだわりを感じられる
自分は百人一首は苦手だったが、
複雑な感情を教養として歌うものより、
簡潔で、着飾りの無い万葉集は親しみやすいと思った
写真集としても十分美しく、おみやげとしても喜ばれそうな一冊 -
-万葉の艶は、英語にも出る。万葉集は新しい-
「万葉集っていいんだろうけど、解説が必要なんだよね。でも、解説読むのも面倒だし・・・」そんなあなたに朗報です。短い英語と超的を得た写真。あ〜キレイって、ため息がでる本です。同じシリーズの本で、Haikuもおススメ。