ぎおんごぎたいごじしょ

  • ピエ・ブックス
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本棚登録 : 623
感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894443662

作品紹介・あらすじ

おしゃれな擬音語擬態語の辞書。

感想・レビュー・書評

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  • 虫の音が雑音に聞こえないのは、オノマトペのおかげだと思う。言葉の数が多ければ豊かな言語である、というのは強引だと思うが、音や状態までも表現したいと思った日本の古人には感謝したいと思う。ガレた山道をザクザクと踏みしめ、辿り着いた高原でさわさわと流れる川を渡り、透き通った空気にうっとりする。きっと他人からみれば、ぽつんと立ちつくしたまま、にやにやした変なひと。そんな山遊び。

  • 同僚からもらった。
    コンセプト自体はすごく面白く、本のデザインもオシャレに作ってあり、かなりテンションが上がった。
    例文も、面白いなぁって思えるように工夫しようとしている風は見えた。
    だが、正直、その例文が、かなり日本語的に怪しい気がする。
    もちろん、擬態語擬音語がつかわれるような場合は日常の会話文の中だったりして、きちんとした日本語の中では使われないものなのかも知れませんが。辞書と銘打つからにはなぁ。。という気もしました。

    また、擬音語・擬態語は、個々の感覚の問題もあって、意味を一つ書いても議論が起こりうる、音も人によって少し使うバリエーションがあるという意味では、なかなか元々編集が難しいものなのかも。

  • 擬音語使いこなしてる人はすてきだと思う

  • 2016/9/10読了。
    早朝がとても素敵。
    写真集さながらの、中身も素敵。
    知らない擬音語は片手くらいのものでほとんど知っている単語だったけど、それでも読んでいくだけで楽しかった。
    センス溢れるおしゃれな一冊。
    ただ、それだけので、それ以上ではなかったような気も。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:814||G
    資料ID:50600350

  • 【ぎおんご ぎたいご じしょ】

    擬音語の辞書です。

    「がやがや」「うようよ」「もちもち」など
    969の擬音語、擬態語が載っています。

    普段は音として認識してない言葉も、
    音として聞こえてくるようです。

    イラストや写真も素敵で、
    なんとなく音に癒される・・・
    そんな不思議な辞書です。

    辞書なのに・・・

    音の大切さが分かる本ですよ~。

  • え、これが辞書?っていう装丁をしていますよね。でもちゃんと辞書なんです。
    この本の魅力的なところは大きく3つあると思います。
    1つはイラストや写真が載っていること。色んなページにイラストや写真が載っていて、辞書なのに眺めて楽しめる1冊となっています。
    そして2つ目、例文に物語があることです。例文1文、1文に登場人物が出てきて、何かしらしています。よく出てくるのはリサ、ケン、ジョージ、メグの4人です。他にも、ケンの飼い犬やおじいちゃん、巡査がでてくることもあります。
    3つ目は、紹介されている言葉について表現したイラストや工夫がなされていることです。「スカスカ」という言葉のところの説明は2ページ半を使って説明文の文字間隔を大きくあけて、スカスカの状態を表しています。
    そんな凝った工夫が見られるのがこの本の面白いところです。辞書の機能としては劣る所もあるかもしれませんが、辞書を愉しむというところではどの辞書にも負けないかもしれません。

  • 日本語のバリエーションの多さに驚いた.
    普段使っている言葉だけでなく、初めて知った言葉もあり、これからも使っていけそう.
    また、意味と例文を載せていることでどのように使う言葉なのかも知ることができて◎

  • 例文がどれも絵本の文章みたいでいやされる。擬音ってすばらしい

  • 何度読んでも飽きない。すてきすぎる。たしかこの本に出会ったのは中学生の頃、図書館でたまたま手に取ったんだった気がする。その時はまだ森本さんのことを認識してなかったけど、なんだか惹かれるものは既にあって。一家に一冊あったら楽しいと思う。

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