着物と日本の色

著者 :
  • ピエ・ブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894444515

感想・レビュー・書評

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  • 新橋の駅前でやっていた、古本市で購入。
    夕方の帰路へと勤しむサラリーマンたちが足を止めていた。かなり良いイベントだったように思う。

    少し前から日本の伝統色に興味があって、図鑑として手元に置いておきたいなと思い購入。

    草木の持つ葉緑素は水に溶けやすいため、単色で緑色となる染料は世界中どこを探してもないらしい。面白いなぁと。

    個人的には青を自分のブランドカラーにしているので、日本の伝統色からいくつか選びたいなぁと。

    ちなみに住んでいる深川にも色があって、深川鼠というらしい。
    なるほど、宮元の法被の色だ。

  • 【資料ID】10506738
    【請求記号】753/Y
    【OPAC URL】https://opac2.lib.oit.ac.jp/webopac/BB00137178

    蘇芳(すおう)、花浅葱(はなあさぎ)、海松色(みるいろ)、利休茶(りきゅうちゃ)
    なんとなく見ていたあの色に、こんなに雅な名前があったなんて。
    着物や帯に使われていた日本古来の色彩を、美しい着物にのせて楽しめる一冊です。

  • 好きなイラストレーターさん(マツオヒロミさん)のお勧め本に弓岡勝美さんの本があったので氏の着物コレクションの本を集めている。赤から始まり金銀まで、様々な和名の色のついた着物が鮮やかに紹介されている。それはもう、豪華絢爛なジャポニズムの世界である。青ひとつ取っても一色ではない。花浅葱、新橋色、紅掛空色…かつての日本人の目には無限の色の世界が広がっていたのだ。精緻な文様も素晴らしく、これが手描きとは畏れ入る。英文解説もついているので、外国人の友人へのプレゼントにもどうでしょう。

  • 資料番号:010874683
    請求記号:753/キ

  • もくじ:赤―猩猩緋,朱色,緋色,…他、緑―萌葱色,柳色,松葉色,…他、桃―珊瑚色,中紅,鴇色,…他、青―花浅葱,縹色,藍色,…他、茶―雀茶,白茶,栗皮茶,…他、紫―牡丹,深紫,紫紺,…他、黄―東黄,蒸栗色,黄蘗,…他、黒白―漆黒,白・白練,墨色,…他、金銀―金色,銀色,…他、

  • こういう「奇麗な本」はぼーっとして、脳が緩まるので大変良い。
    でも、ちょっと文章を読まなくちゃ本当の楽しみには行き着かないのが本書。真の楽しみへ至るまでに、脳が真面目になってしまう。そう、美しくもありためにもなるので、逆にもったいな感じがしてしまったのだった。

    ですので星4つです。
    ただのわがままでした。

  • すおういろ
    つつじいろ
    しんばしいろ
    芙蓉・型友禅
    とうおう

  • 和の色を着物とともに味わえる良書。色辞典にはない、生きた色がページに広がります。先人の色を装う矜恃が伝わってきます。

  • 着物の写真集という感じでしょうか。
    色のイメージなどがわきやすいですし
    着物やその柄や写真が好きな方にはお勧めですが
    辞典的なものを想像してらっしゃる方にはあまり向かないかと思います。

  • 全てのページが鮮やかなフルカラー。並ぶ着物も素敵だし、色の和名も眺めているだけで楽しい。同じシリーズで夏着物・子供用・帯の本とあって、そっちも読みたいな。

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