企業力とデザイン

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本棚登録 : 105
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894447059

感想・レビュー・書評

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  • のびている企業のデザイン戦略をひもとく本
    クリエイターというものは
    目的のための方法をいかにするかの
    アイデアやプロディースの能力が非常に大切で、
    デザインはその手段である。

  • ●株式会社虎屋

    ・葛西薫 
    新しくする以前に、今あるものを見つめて整えたい。そうお話ししました。

    自分たちで一回玉を遠くに飛ばして、そこを目標に追いつこうとする。
    すごい発想ですよね。

    今だけを見るのではなく、50年100年先をイメージして今を作るのが大事。

    葛西がイメージしているのは「小さな商店」。
    黒川社長がよく使う「無骨」ということばにも共感する。

    イタリアの巨匠、エットレ・ソットサスが、デザインとは
    『相手にものを贈ることを想像すると一番分かる』と言っています。

    いい年になって、はじめて古いものの良さとか、
    何もしないことの良さが少しは分かるんです(笑)。
    デザインっていうのは、そこにあるものを生かすことだと思います。
    自分のデザインを見せるんじゃなくて。

    広告を見ても、店舗に行っても、応対を受けても、羊羹の封を開けても
    『同じ虎屋』に見えて欲しいと思っています。


    ●タカタ株式会社

    ・佐藤澄子
    『ストーリーのあるロゴ』がいいと考えていました。
    一目見ただけでストーリーがわかってしまうと、そこで関心は止まる。
    逆に、『このロゴにはこんなストーリーが隠されているのか』
    という会話のきっかけをつくり、気づきを与えた方が人々の心の中に強く印象に残る。

    ●株式会社トランジットジェネラルオフィス

    ・中村貞裕
    多くの人を巻き込む大切さ

    基本的に私が創りたいのは『遊び場』。

    コンセプトを考えるというのは、自分のやりたいことに
    「わかりやすい説明文」をつけること。
    雑誌などで紹介されるのを想定した時、
    『○○○○な店』と冠につく言葉です。

    コンテンツはいくらあっても構わない。
    コンテンツを増やせば増やすほど、巻き込める人が増えますし、
    プレスに対しても全方位的にアプローチできますから。

    ブランドというのは積み重ね。
    コンテンツを磨いていく努力をしなければ、
    ブランドを熟成させることはできない。

    "ブーム"の中にはそれが定着して"スタイル"になっていくものがある。
    "スタイル”になった瞬間、企業が動くのでお金も動きます。
    ここが一番ビジネスになる。
    ただし、その見極めを誤るとブームに踊らされる形になり、ダメージも大きい。
    さらに、もうひとつ、私の持論として
    『一度"ブーム"になって"スタイル"にならなかったものは、
    必ず再び"ブーム"になる』と考えています。

    ●株式会社ウンナナクール

    ・宮田識
    宮田は、店舗のコンセプトのみならず、その組織づくりにまで言及する。宮田は、
    店をうまく運営してくためには、そこで働く「人が」何よりも重要だと意識していた。

  • 千葉氏が読んでいたのが気になって読んでいる本。
    デザイナー目線の企業ブランディングといったところでしょうか。

    佐藤可士和氏がブランディングとは本来、そのものが持つ魅力を
    引き出してあげることであって、何も新しい価値を創造しているわけでは、
    ない、というような内容を著書で述べていましたが、
    本書も同様のご意見を述べられているデザイナーの方々が目につきます。

    振り向けば世界ですよby金子孝一とはこのことか。。

  • 2008.10/26
     虎屋、あめやえいたろう、ウンナナクール、おいしいキッチンなどの成功事例。参考にする。

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