- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894511576
感想・レビュー・書評
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この本はブックオフの安売りコーナーに置いてあった本で立ち読みして何となく面白そうだから買ってみました。正直ここまで面白いとは思いませんでした。個人事業主はもちろん会社をもってる人にはめちゃくちゃおすすめな本だと思います。特にザル勘定で会計してる人には読んで欲しいです。
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税理士の観点から、特に個人事業主に対して経営の視点を提案している。具体的なHow toというよりは、着眼点を明示しており、その考え方はとてもシンプルでユニークだと思った。資本主義という、かっさらいシステムの中、クリエイティブマイノリティーが我々をコントロールしていると言う点は、激しい同意する。
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「会社にお金が残らない本当の理由」は、税金のシステムを理解せずに、バカ正直に納税しているからだ、という内容の節税対策の本です。
しかも、2003年刊ということもあり、具体的な節税対策は基本的には使えません。考え方で参考になるものがあるかどうかというレベルです。
節税対策以外で参考になりそうな点としては、
・ビジネスを拡大させる方法は、客数の増加、客単価の増加、購入回数の増加の3つのみ。(P73)
・ケチな節約は、効果がないとは言わないが、社員の士気が落ちる。(P83)
・経営者は大所高所からビジネスを考えるのが仕事です。チビチビした経費にとやかくいうのが仕事ではありません。(P83)
・「こんな金額じゃ、ここまでしかできない」というなら、最初から適正な金額を貰えばいい。(P144)
・自分の専門フィールドは、必ずローリスク・ハイリターンです。それができないとすれば、ライバルよりも働いていないだけ。(P149)
・役員報酬は、節税対策による部分が多く、あくまで内部留保金の一部である。役員が自由に使えるお金ではないという認識を持つ。(P179-185)
・仕事のスピードは、働く時間と集中力の掛け算。(P221)
あたりでしょうか。 -
傑作
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おれにビジネスはどのように可能なのか?一冊目
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10年くらい前に買ったっきり放置していた本。やっと読んだ。経営者が心得ておかないといけないお金の話が具体的に説明されている。
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税金、減価償却、などなどなぜお金が残らないのは数字に対する勘違いやイメージがない。
もっといえば決算書の数字と手元のお金がなぜ違うのかが書いてあるもの。 -
著者は税理士。
世の中は
知っているか、知らないか
で大きく損得することがある。
会計&税務も同じ。
会社の経理を税理士に任すのもいいんだけど、
経営者が知識ある方がもちろん良いに決まっている。
まずはこの本からですね。 -
日本の税制の実態(7%の人が3分の2の税金を納めている)や、
決算書は税金を取るために作られたなど、驚く点がたくさんあります。
そういう仕組みの中での節税について書かれています。
自分の会社を存続させたいと考えるなら、読んでおいて損は無いと思います。
また、経営とは、「内部留保」→「再投資」で一回上がり。
再投資までを考えると、3年で1回上がりという期間がかかるゲームなのです。
そして会社を経営する目的は、お金を貯めることであり使うことではありません。
お金を守る体質は、自分の価値観を持ち毎日積み重ねることが大切なのだそうです。
この本に出てくる、”7つのシステム”と”4つの数字”を使って、自分の価値観を見つめなおしてみようと思います。