お金と英語の非常識な関係(下)―神田昌典の全情報ソース付き

著者 :
  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894511729

作品紹介・あらすじ

本書を読み終えた後、あなたは、今の英語力のままで、誰が見てもペラペラになれる!誰よりも速く英語の本が読める!あなたの想像を超える、まったく新しい世界のトビラが開く!私は英語を死ぬほど勉強した。回り道をした。だからこそ見えた、いっさいのムダを省いた英語活用法を、あなたにお教えしよう。

感想・レビュー・書評

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  • お金×英語×=ビジネスに発展させる秘訣までを、ゴールにしてある点は賞賛すべき点。個人的に「3時間洋書攻略法」にある、概要を理解する方法は有効だと思う。私は、フォトリーディングは賛成だか、マインド・マップには懐疑派だ。時間がかかるからだ。シンプルマッピングの法が早い。交渉に役立つフレーズ、巻末の情報ソースは要チェックだ。

  • フォトリーディングのすすめ

    日本語脳から英語脳に切り替える、アンカリング。
    苫米地英人の英語本より数年早かった。

  • 例えば、ビジネスのために読書するとしたら、
    その読書の目的は新しい「気づき」を得ることじゃないの?
    それを役立てることじゃないの?
    本一冊を長々と時間を掛けて読み込んで、
    著者の言いたいことの全てを精密に理解することじゃないよね?

    英語の原書を正確に、あるいは全部理解できる必要なんてないでしょ?
    しっかり書かれた本なら、特にビジネス書なら
    ・イラストや図表
    ・適切な見出し
    ・重要箇所のやキーワードの強調(囲み、ボールド、イタリックやクォート)
    ・章ごとの要点まとめ
    が用意されてるのが普通。

    これらを見るだけで、今の自分の興味を引くところが感じられると思う。
    そのなかで、これはというところだけ見たら「気づき」が得られるんじゃない?

    「それでも、少しは英語をよまなきゃいけないんでしょ?」
    「やっぱり、難しいかも。。。」
    と心配に思うかもしれない。
    でもさ、辞書で単語を調べる、図表を見る、、、なんとなく内容を想像できない?
    理解度でいったらゼロに近いかもしれないけれど、「ゼロじゃない」よね?

    理解度で行ったらどのくらいだろう?
    5%くらい?
    だとしても、それは最高に価値ある5%だ。

    5%の理解から、次の行動につながる「気づき」が得られたら、
    目的は果たしたわけで、それはもう洋書を読んだってことでしょ?

    「この本にはどんなことが書かれてあったと思いますか?
    大胆に想像して、自分の言葉で表現してください。」
    この質問に何か1つ答えられれば十分です。

    「いやいや。想像が間違ってたらどうするの?
    そんなの自分勝手な解釈で、正しいかどうかわからないじゃないか。」
    心配性がまだ抜けないかもしれない。

    想像が間違ってたら、違和感を感じて何となくわかることは少なくない。
    それに、「気づき」が得られて、それが何かの成果につながれば、
    解釈が間違っていようがどうでもよくないですか?
    本の情報を刺激として、そこから何か行動に結びつけば、読んだ甲斐があると思いません?

    95%理解できないことがフラストレーションで、洋書を読まなければチャンスを捨てることになる。
    逆に、5%理解できたことが楽しければヒントが得られた上、英語も益々上達する。
    だから、文章を読み込むことは一旦捨てて洋書を見よう。
    楽しいよ!

    なんとなく、英語が苦手。
    英語ができた方がよいとは思うけれど、面倒だし、時間もないので。。。
    自分とは異なる考え方、価値観、アイデアなど、情報鎖国の中で縮こまっていてはもったいない。
    知識は一人では生まれない。


    ~~~
    君は本気か?
    ならばこの瞬間をとらえよ!
    できることを、あるいはしたいと思うことを、今すぐ始めよ。
    大胆さには非凡な力と魔法が宿る。
    ただ没頭せよ。
    そうすれば心が熱を帯びてくる。
    今すぐ始めよ。
    そうすれば仕事とは達成できる。

    ゲーテ、ファウストより。
    ~~~

  • 2004/8/7 , 2008/3/20 read up

  • 読めなくても見よう。意味がわかってくる。

  • ・7つの質問
    1)Topic タイトル
    2)Premise 著者の意見 
    3)Background 著者の考えの背景
    4)Proof 著者の根拠
    5)Conclusion 著者の結論
    6)Aha! 自分の気づき
    7)最初の一歩
    ・コミュニケーションは「ダンス」
    1)トニック 興味を持って質問する
    2)サブドミナント 相手の答えの理由を聞く
    3)ドミナント 違った視点を提供する
    4)トニック 相手と自分の意見を統合する

  • 英語習得が主だった情感と比べて、下巻はどちらかというとフォトリーディング講座という感じ。そもそも著者を最初に知ったのはフォトリーディングの本なので、不思議ではない。今までフォトリーディングはあやしい、胡散臭いものと思っていたし、実際やるにしても難しいと思っていたけど、この本での具体例はなかなか参考になったかも。

    2011-10-24 読了

  • 上巻の話しを踏まえた、実践編。分厚い洋書を三時間で読もうというのが面白い。要は、フォトリーディングしましょうということだが、すこしだけカスタマイズして敷居を下げてくれている。
    中盤からは、海外の人と英語でコミュニケーションするコツをまとめてくれている。コミュニケーションで悩んでいるようなら、熟読すると価値あるのではと思う。
    付録で、神田さんの情報ソースを一挙公開しているところ興味深い。

  • 前半は英語というよりフォトリーディングの話。後半は英語が出来なくとも国際ビジネスに飛び込んでいく方法と英語力に頼らずに世界中の人と人間関係を構築する方法。

    ●本を読む3つの目的
    1.本の概要を理解する
    2.仕事にこの本の知識を役立てる
    3.今の自分が知るべきもっとも重要なアイデアを得る
    ☆次から本を読み始める前に目的を設定してみよう。

    ●ビジネス書の理論展開はHOW TO説明型とタイプ分類型の2つの軸で分類できる。
    ☆確かに。

    ●本から得たい知識を引き出す7つの質問
    1.ズバリ著者はこの本で何が言いたいのか?
    2.なぜ著者はこの考えを持つに至ったのか?
    3.著者がその考えをもった背景は?
    4.著者の考えの根拠にはどんな物があるのか?
    5.著者の結論は?
    6.私にとっての重要な気づきは?
    7.は見目の第一歩は?
    ☆身に付くまですぐ目に付くところに置いておいて毎日復唱してみたい。

    ●ビジネス情報源は海外からのDMと企業家向けの英語雑誌
    ☆来年はThe Economistをちゃんと読もう。

    ●現在ビジネスがまだ早いと思ったら5年後に相手に出したいメールを書いてみて、未来から逆算して何をすべきかを考える。
    ☆海外ビジネスでなくとも、将来のなりたい像を描いてそこから逆算するのは有効。そういえば10年後のなりたい自分を考えようとして放ったままだった。今度こそきちんと考えよう(ToDoに早速記入した)。

    ●困ったときは眉間のシワを伸ばす。そして視線を左に上げてみる。
    ☆これは英語に詰まったときだけではなく使えそうだ。

    ●30秒で苦手な相手とうち解ける方法
    I see your kindness.
    I see your fierceness.
    I see your wisdom.
    I see your love.
    I see you.
    を心の中で感情を込めて相手に伝え、ワンセンテンス毎に間をおいて相手の表情を確認する。

    ☆ビジネス相手だけではなく、夫、子供、上司、部下に応用できそう。

    ●15分で旧知の知人になる方法
    過去に遡って質問をしていき、6〜9歳ころの話をしてもらう。

    ☆偶然会話がそうなったことがあって、確かにうち解けたかも。でも2回目以降には使えない技だよね?

    ●会話のコード心おぉう
    1.トニック…興味を持って質問する。
    2.サブドミナント…相手の答えの理由を聞く。
    3,ドミナント…違った始点を提供する。
    4.トニック…相手と自分の意見を統合する。
    ☆要は起承転結か。

  • なるほど

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著者プロフィール

経営・マーケティングコンサルタント、作家/アルマ・クリエイション株式会社代表取締役/NPO法人学修デザイナー協会・理事
上智大学外国語学部卒。ニューヨーク大学経済学修士(MA)、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士(MBA)取得。大学3年次に外交官試験合格、4年次より外務省経済局に勤務。その後、米国家電メーカー日本代表を経て経営コンサルタントとして独立。多数の成功企業やベストセラー作家を育成し、総合ビジネス誌では「日本のトップマーケター」に選出。2012年、大手ネット書店の年間ビジネス書売上ランキング第1位。18年、マーケティング分野で歴史的権威があるDMA国際ECHO賞の国際審査員に抜擢。2019年・2020年、「社長の成績表」(古田土会計主催)にて、2,400社超中、2年連続No.1に。ビジネス分野のみならず、教育界でも精力的な活動を行っている。

「2022年 『未来実現マーケティング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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