粉飾バンザイ!―税理士は教えてくれない!「決算」&「会計」の裏ワザ!
- フォレスト出版 (2004年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894511743
感想・レビュー・書評
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昔ハマった著者
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元銀行員が書いた本で実務的。決算書を見るコツが記されている。
①BSの右下、資本の部を一番最初に見るべし。
②流動資産と流動負債のバランス。
③損益計算書で最初に見るのが減価償却費。
④売上を月商にして、売掛金や仕入、在庫、期首、期末と見ていく。
⑤2期分のBSを並べて、売掛金・受取手形・在庫が増えたか、減ったか。なぜなのかを想像する。買掛金も。
⑥次に固定資産、前期と比べ増えたか、減ったか。借入金と比べる。
⑦最後に短期借入金と長期借入金の増減を見る -
題名も題名であるが、文体もタメ口で、品がない。
これで、元銀行員とは、品位が落ちたものだ。
わかりやすく説明しようとして、ずっこけている。
決算書をつくるのは、銀行から融資を受けるためだ。
という発想自体、古い会社の仕組みなんでしょうね。
と言っても、旧態依然の 会社経営をして、
ヤヨイ会計で 自分で パソコン操作してと言うことか。
ここで言えば税理士のレベルが低いと言うことでしょうね。
赤字を黒字に変えるテクニック。
売上の前倒し、仕入れの圧縮繰り延べ、棚卸し在庫の操作。
まったく、当たり前のことだけど、これをホンにして、
「粉飾バンザイ」と言っている 著者にバンザイしてやりたい。
ここに、相談する会社の経営者があると言うから、
更に驚きである。
その社長が、経営に向いていないと言うだけで、
やめたほうが、従業員のためにいいよ。 -
粉飾とはいうものの、銀行からお金を借りてくるために決算書を「細工」する方法が書かれている。
起業するために一番必要な資金繰りのための決算書のいじり方まであるが、合法なものなのだから、これで資金繰りができて会社がうまくいくなら一つの正解かも。 -
そのうち読む
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とりあえず、初めてこの本を手に取ったとき、こんな本を出していいのだろうかと思いました。こんな大々的に粉飾を謳っている本は、人生で初めて見たからです。内容も、合法か非合法かよくわからないような危ない技を書き記していました。一応出だしには合法と書かれていたので、たぶん大丈夫なのでしょうが、おもしろいので気にしませんでした。一番すごいと思ったのが、消費税マジックと呼ばれるものでした。見たとき、この作者はある意味天才なんじゃないかと思いました。結構いい内容でした。将来に役立ちそうです
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借金バンザイ!―作者の最新刊です