- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894511859
作品紹介・あらすじ
「ハイジャック犯」「銀行強盗」などの説得から「上司への昇給要求」「取引先との価格交渉」まで、あらゆる交渉に「使える!」実践交渉術。
感想・レビュー・書評
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交渉において誰かが必ず「負ける」という前提には賛成できない。いい交渉は、たとえそれが人質事件であっても、全員が受け入れることのできる解決策にたどり着くものだ。44
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交渉役は相手の立場になって考えることをしない。相手がどんな立場にいるのかをわかろうとするのだ。107
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交渉は技であって、科学じゃない。交渉役の人格がその交渉に表れていてこそ、成功だと言える。200
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読まなくても良かった。なんか読み物として、実践ブラックジョーク集的な
楽しみ方はできる。とは思う。でも、フワッフワしてる。あっさり「これが極意だ」
で締め括られ手も...「うぉえ!?」ってなる。良い意味で。 -
人質救出のための交渉テクニックのあれこれ。顧客、特にクレーマーとの交渉に使えるテク多し。
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書かれているのは、ニューヨーク市警だった筆者の経験を踏まえたテクニック。どう観察し、どう準備し、どう望むかというのが交渉のミソだと感じた。妥協点や押し引の限界点も改めて作るのが重要だと感じた。
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◆お買い得感: 中古なら値ごろ感あり
◆文字数 : 少なめ (すぐに読める)
◆今後何度も: 読み返さない
◆総合レベル: 3 ★★★(10段階評価)
◆内容:
他の方のレビューを参考にして購入しましたが・・・個人的には失敗購入でした。
う~~ん、なんというか・・・翻訳本はどうも読みにくいと感じました。
翻訳者のフィルターを通してしまうことで、実際とは違った書物になっているように感じます。
アメリカ人にはアメリカ人の・・・日本人には日本人の・・・独特な気質というか性質があるだけに、この手の本の翻訳は難しいのでしょう。
手法を学ぶことを期待して、翻訳本を購入することは今後ひかえようと思います。
ノウハウ本的な扱いではなく、単なる読み物として読まれる分には大丈夫ではないでしょうか。 -
ところどころ日本人にはわかりづらいジョークが入ってますが、非常に為になる本。
交渉というものが如何に大事か、どうしたら有利に交渉を展開していけるか。 -
メモ
交渉役
記録役
決定役
3つに仕事を分ける。
相手の出方を予想しておく。
目標は現実的にする。
自分が望む者を知る。
それを得るための計画を立てる。
すぐれたネゴシェーターは最良のポジションをとる。
念入りに調べ相手の反応を予測しておく。
ファッションが相手に与えるメッセージ。
始める前に交渉プロセス全体を見通した計画を立てる。
情報を収集する。
相手に敬意を表す。
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ハイジャック事件での交渉人として人質104人を救出。
その他NY市警の交渉人として活躍し、
「交渉コンサルタント」なるお仕事をしておられる著者。
「うまく交渉を成し遂げようと思えば、力づくの勝負は無用だ。
力に訴えるのは多くの場合、単にメンツをつぶさぬよう、
交渉をあきらめたことを隠す方法に過ぎない。」
「交渉のどの段階においても、次の3つのルールは重要だ。
1.うそをつかない
2.約束したら必ず守る
3.尋ねない限り、答えは出てこない」
「交渉では、どんな戦術を使っても良いが、目標は絶対に
現実的なものにすべきだ。」
なにせ、
自分は話が上手でないのでこんな本を読んでいるわけですが、
所詮日常での交渉は命までとられるわけじゃない。
相手も自分も欲しいものが手に入ったり、望む状況になれば
良いわけで。
あまり気にせず、少しでもwin-winとなる交渉ができるように
なったらいいね。
こういう思いを強くしました。
そういう面で、シビれる世界で仕事してきた著者の言葉は、
結構真実味がある。
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未読。
読んでみたいなぁ…。