脳と心の洗い方~「なりたい自分」になれるプライミングの技術~

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894512320

作品紹介・あらすじ

イメージ通りに自分が生まれ変わる。まわりが変わる。脳に報酬を与える技術「プライミング」ならそんなゴールもラクラクたどり着く

感想・レビュー・書評

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  • 洗脳とは何かを学べる一冊。
    情報のコントロールについての説明はなるほどでした。
    確かに、知らないものは「見えない」。
    新しく学ぶというよりも、再認識の部分が多かったです。

  • パレット訓練は中々難しいが、終章が面白い。
    サンフランシスコ講和条約の条文の意図的な誤訳。あたかもこれで対外主権国家として独立したかのような幻想を抱かせる意図があったとの指摘。
    また、「恐怖心」によるコントロールは時代遅れ、世襲議員の跋扈するこの国の異常性など。

    とにかく、「Rゆらぎ」で自分を見つめる。そうすれば、自由に世界を見られるようになる。自由に見られるようになれば「他人から提示された世界」から自由になれる。「止観」を身につけよう。

  • 「読んだ目的」
    自分のなりたい方向に向けて進めるために、どうしたらいいのかというのをしる。

    「概要」
    かつて問題にあったような洗脳が、実は身近なところで関わっている。それこそ国家レベルから、あるいはメディア、もっとも身近なのは親からの教えもいわゆる洗脳になる。
    しかし、そういった「周りからの洗脳」をとき、自らなりたい自分を作り出すことも可能である。
    まず、世の中にあるものに対して「なんで?」とおもうからはじめよう。

    「学び」
    なりたい自分にはなれるというのは分かってはいたものの、同時にかかっている「自分にはできない」というものも感じていた。
    どうしたらいいのかというところ、そしてなぜ、このような思考になっているのかというのを知ることになったのは意義がある。

  • 何度でも読んで実践したい。

  • トレーニングの仕方が分かりづらい
    自分で応用しようと思った

  • 「情報は隠されていた」という事実を認識し、見極めるチカラを身につけよう!

    初版は2006年。もう10年以上も前になります。
    いま読み返しても、普遍的な事ばかり書かれた本だと再認識。

    ”我々はすでに知っているものしか認識できない”

    例えば、
    現代人はスマホを渡されれば
    すぐ使い方を思い浮かべ活用できますが
    古代人や一昔前の日本人では、
    ただの薄い板にしか見えず、
    スマホ本来の活用方法はできないでしょう。

    現在話題の暗号通貨においては
    実態のある通貨紙幣での
    売買しかなかった時代のヒトでは、
    デジタルカレンシー等は「なんのこっちゃ?」
    「インチキデタラメだ」と思うでしょう。


    エスキモーの人々は、
    雪を何十種類の言語で表現できるといいます。
    我々には、せいぜい数種類ですよね。



    ヒトの「認識」が生まれるのは、「前提となる知識」があるから。

    このことが非常に重要です。

    なぜなら逆を言えば
    「前提の知識さえ隠せればみられても平気」ということになります。

    「知識」=「情報」と置き換えると

    「情報さえ隠せればみられても平気」

    つまり
    「情報操作によってつくられた事実」が
    存在することになります

    昨今のマスメディアの偏向や
    戦後のGHQがおこなったWGIPなどがまさにそう。

    洗脳がどのように行われているか
    洗脳によりどこへ向かわせたいのか
    我々はバックヤードの方法論を知ることで、
    「つくられた事実」を認識できるようになるべきです。



    本書では
    1、本物の現実をみる方法
    2、本物の情報を見極める方法
    3、脳、心、身体のメカニズム
    4、なりたい自分を現実化する方法
    5、トマベチ流トレーニングプログラム

    上記の順に解説し、ラストは
    ”他人に作られた人生ではなく、あなたの人生の生き方”
    について教えてくれます。


    本書にかぎらず著者の本を読んでいくとわかるのは、
    成功哲学と洗脳&脱洗脳は、同じ手法で実行されているということ。

    脳機能学者である著者が記述しているため、
    これまで、オカルトとして語られていたことに
    科学的なことが盛り込まれていた事実を知ることができ
    難易度は高くなるかもしれませんが、非常に納得の行く説明ばかりです。


    本書1冊ですべてを学習するには難しいですが
    少なくとも「変性意識」「内部表現」
    「ホメオスタシス」「プライミング」を知ることができます。

    さらに詳しく知りたい方は、
    著者の本を網羅していくことで
    理解が深まると思います。

    脳のメカニズムを知り、
    物理空間と情報空間で起きていることを
    認識できれば著者がいうとおり
    「なりたい自分になり人生を変える」というのは言い過ぎではないと思います。

    WGIPで洗脳されきった親の教育を受けてきた我々以下の世代は特に
    「自分が見ている世界を疑う」ところから始めるべきです。
    本書を手に取り「目を覚ます」ところから始めましょう。

  • 知ってしまった…。
    友人知人に社長業が多いのではたまたどうしたものか…。
    言うべきか放っておくべきか…。

    成功者にはこの本でいう「トランス」状態の人が多い。
    なので周囲の人を熱狂に巻き込むことが出来る。
    但し、ほとんどの成功者が、この本で勧めている「自己認識」が出来ていない。
    なのでヒットラーや麻原彰晃まではいかなくても欲望を制御できず、結果、破滅していく。

    「トランス」状態の人は人の意見に耳を貸そうとしないだろうから、やはり放っておこう(笑)

    但し、自分は気をつけよう、っと♪

    <真面目に補足>
    この本の言う通りに実践すると確実に目標を達成出来ます。
    自分をトランス状態まで持っていけば目標や夢が潜在意識に入り込み、潜在意識が成功や夢へと行動させてくれるからです。
    自分なりの理屈を考えず、素直に(ある意味バカになって)実践すると良いです。
    そして欲望のコントロールをしっかりして永続的な、次々と目標を実現し続ける人生を送りましょう。
    僕の場合は瞑想が欲望のコントロールに役立ちました。
    目標や夢を達成した後は、本当の幸福とは、自分の生まれてきた意味は、などさらなる成長へと歩んで頂きたいです。

    以上、<真面目に補足>は僕のレビューを読んでくださった方へのプレゼントです。

  • 久々の苫米地英人本。
    もう、何冊も苫米地本を読んだので、繰り返しになっちゃうことも多いのだけども、こうやって繰り返し確認できるのも良いかな。
    この本の中でも、「変性意識」「内部表現」「ホメオタシス」「プライミング」につて繰り返し説明されていた良かった。
    苫米地流「なりたい自分になれるトレーニングプログラム」がどれほど功を奏すかは怪しいものだと思うけども、その根底に流れる思考を学ぶことはおもしろい。
    いろいろと勉強になる。

    洗脳の話もおもしろかった。
    まさかここで「WGIP」が出てくるとは思わなかったけども。

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより)】
    イメージ通りに自分が生まれ変わる。まわりが変わる。脳に報酬を与える技術「プライミング」ならそんなゴールもラクラクたどり着く
    ————————
    【著者略歴 (amazonより)】
    苫米地/英人
    1959年東京都生まれ。脳機能学者・計算言語学者。イェール大学認知科学研究所、同人工知能研究所、カーネギーメロン大学計算機科学部研究員、同哲学科研究員、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所長、通商産業省情報処理振興審議会専門委員等歴任。中国南開大学客座教授、全日本気功師会理事。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)。オウム真理教信者の脱洗脳を手がけマスコミでも話題になった。とくに、国松警察庁長官狙撃事件では、実行犯とされる元巡査長のオウムにより消去されていた記憶の回復を行い、長官狙撃当日の詳細な記憶を引き出し大反響となったことも。現在、ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボCEO、角川春樹事務所顧問。また同時通訳者時代からの経験と脳機能学者・計算言語学者としての見識から生み出した外国語を母国語として学習する「英語脳のつくり方」プロジェクトも内外の注目を浴びている。テレビ等出演多数
    ————————

  • 〈本から〉
     どうして「大いなる勘違い」をすると成功できる
     のでしょうか? (略)こえrは科学的に言うと
     「ホメオスタシスの同調」です。

     プライミングという技術
     自分を自分のやりたいことのストーカーにして
     しまうこと。

     あなたの見ている現実は本物か?
     「我々はすでに知っているものしか認識できない」
     (略)
     実は、私たちが認識しなければいけない世界は
     認識し損ねている世界。
     (略)
     情報が与えられていない状態では「現実の世界・
     宇宙」は認識できません。

     自分がまず見ている世界を疑う。
     
     成人が大人になってから無意識に下す判断の
     うちの八割九割が親のものまねだといわれて
     います。

     「大いなる勘違い」を作るメカニズム
     ・変性意識
     ・内部表現
     ・ホメオシタス
     ・プライミング

     少しでも、ものを考え、ヒトの話を聞いたら、
     それは変性意識です。通常意識の定義は、
     我々が存在している物理的現実世界(私は
     「R」と呼んでいます)にしか臨場感がない
     場合です。つまり、Rの臨場感が100%の
     場合が通常意識状態です。
     (略)
     ですから、言葉を話すこと、それを聞いて認識
     するということは、言葉の世界という仮想世に
     臨場感が生まれている状態のことであり、変性
     意識状態です。
     (略)
     思考というのは、抽象空間だからです。そこに
     臨場感が生まれているのだから、思考して
     しまったら、変性意識状態です。
     
     変性意識
     物理的現実世界(R)
     五感の認識は、過去の影響を受ける!
     我々が見ている世界は、変性意識下の物理的
     世界(R')
     我々は通常、変性意識下にある!

     
     内部表現
     夢、映画、小説、ゲーム・・・など
     仮想世界(P)
     変性意識下における物理的現実世界
     現実世界(R')
     視覚、思考、言語を始めとする脳内での認識
     状態が内部表現
     内部表現イコール外部表現もしくは外部世界
     (略)
     物理的現実世界と我々が思っている世界は、
     我々の内部表現と連結しているのです。
     
     内部表現の書き換えで病気が治る!

     ホメオスタシス
     環境と自分との間にはフィードバック関係が
     あります。ホメオスタシスとは恒常性維持機能
     のことですが、生体をより長く生きながらえ
     させるために安定的な状態を維持しようとする
     傾向のことです。つまり内部表現状態を環境との
     情報フィードバッグ関係から常に更新している
     生体の自律的な機能のことです。

     ホメオスタシスと内部表現
     人間は仮想世界ともホメオスタシスフィードバッグ
     関係を持てるように脳が進化している!

     自分にとってより望ましい状態、死滅しない
     状態にもっていこうとするモチベーションを
     くれるのがプライミングです。

     脳は何らかの報酬回路が働くときに、先に
     ドーパミンが流れるようにできています。
     その現象をプライミングといいます。

     仮想空間を支配したままリアリティを増やす方法
     リアリティを作る大前提はR(物理的現実世界)
     をゆらがせること。その第一はRの認識から
     始まります。ファーストステップは「R=現実
     世界」をよく見回す。その時の現実世界というのは
     周囲の物理的な現実世界だけではなく、自分自身も
     含めます。つまり現在の自分の自己吟味。
     自分の内部表現に対して客観的な吟味を加えます。
     客観的な吟味を加えたときRはすでにゆらいで
     います。R'です。
     (略)
     仮想空間の支配を自分で維持しながら、Rをゆるが
     せるのです。

     「大いなる勘違い」状態の作り方
     自分自身をトランス状態にする
     Rをゆらがせる
          ↓
     内部表現に書き込む
     リアリティの強い「なりたい自分」を
     イメージする!
          ↑
     リアリティを強く感じられる人ほど、
     イメージが現実化する!

     「大いなる勘違い」状態が作れれば、
     無意識がゴール到達のために、勝手に働く
     ようになる!

     世の中はあなたの自由に作ることができる!
     (略)
     机があるから「机がある」と認識するわけで
     なく、「机がある」と認識するから机が存在
     するということです。





     

      

  • 対外主権について、最後の方に書いてあった。はじめは気づかなかったが、

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

苫米地英人の作品

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