雨がふってもよろこぼう!~人生が良い方向に向かう!心を鍛える25の習慣~

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894512887

作品紹介・あらすじ

自ら経営する会社を株式上場に導き「ビジネスマン」として成功、現在はシンガポールを拠点に「教育者」として指導する著者が、ビジネスやスポーツの世界で重視されている「感情をコントロールする方法」を紹介。人生を変える「きっかけ」がつかめる実践的な一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 今までいろんな本を読んできたことの総復習って感じでした。

    内容はそこまで深くないかもしれませんが、方向性はいいです!!

    イチローの言葉や、松下幸之助さんのエピソードなんかだけでも、価値のあった1冊です。



    以下、メモ。

    ________________________________________





    私は「怒らない」と決めてから、人生が次々によい方向に進み始めた。

    「怒らない」という習慣を身につければ、「心」や「感情」のコントロールができるようになる。




    イチローの言葉

    『苦しんだから報われると思っていたら大間違いでしょう。同じ苦しむにしても、考えて苦しまないと。なにも考えないでただ苦しんでいても駄目だということですね。こんなに苦しんでいるんだからというところに逃げ込んだら、いつまでも違う自分は現れない。とにかく考えることですよ、無駄なことを。無駄なことを考えて、言葉にしようとしているうちに、何かがパッと閃くことがあるんですよ。』



    人は結果から学ぶことはない。
    人はプロセスからのみ学ぶ生き物。



    ボビー・バレンタイン監督は、失敗した選手に対し、「ドンマイ」ではなく「ネクスト・チャンス」と言った。

    「失敗してもいいんだ。おまえはできるんだから、次のチャンスにがんばればいい」



    怒るか怒らないかを決めるのはあなた自身。




    松下幸之助さんが、船を下りて波止場を歩いていたら、いきなり大男にぶつかられて海に落ちてしまった。一緒にいた秘書が「社長、大丈夫ですか?私が文句を言ってきますよ」と言ったところ、幸之助さんは一言、
    「ああ、夏でよかった」
    と言った。
    そして、文句を言ってやろうと息巻く秘書に向かって、
    「ばか者。今から文句を言ったからといって、私は海に落ちないで済んだのか。海に落ちないで済むのなら、いくらでも文句を言いに行く。だが、そんなことはありえない。いまさら文句を言ったところで、私が海に落ちたという事実は何も変わらないじゃないか。先を急ぐぞ」
    そう言って、ぬれたスーツを手で払いながら、さっさと歩き出した。




    「そもそも人を動かそうと考えること自体がチャンチャラおかしい。上司というのは、部下が自ら動こうとする環境を作ることが大切」




    子どもを自分の理想型に育てようと、嫌がる子どもを無理やり勉強させようとするよりも、親としてまず考えなければならないのは、「どうしたら子どもが自らやる気を持って勉強をするようになってくれるか」ということ。そして、そのためには親として何ができるのかを考えること。




    私は「善」の心を養う自分への訓練として、赤信号は渡らないと決めています。

    信号くらいきちっと守る、余裕のある人生を送りたい。




    怒り・イライラと無縁になる25の習慣
    1、迷ったら決断しない
    2、自分の欠点を利用する
    3、常に最悪の事態を考えておく
         最悪を考えて最高を生きる
    4、何よりも準備に重きを置く
    5、自信がないので生活も仕事も分相応に
    6、目標はできる限り低く設定する
         いきなり大きな習慣を身に着けようとするのではなく、小さな習慣を身に着けることから始めることが大切
    7、一人勝ちできる場所を見つける
    8、身の回りをきれいにしておく
    9、理想主義や完璧主義をやめる
    10、自分の問題か、相手の問題かをはっきりさせる
    11、秘密を持たない
    12、大事なことはどんどん忘れる
         メモを取ることによって、忘れることができる
    13、すぐ聞くことでモヤモヤを解消する
    14、イライラする環境に身を置かない
    15、イライラするものから目を背ける
    16、一方的に話さない
    17、三合主義で生きる
         助け合い、分かち合い、譲り合い
    18、自信があることにはわがままに生きる
         たった一度しかない人生で本当はどうしたいのだろうか
         何の障害もなかったとしたら、自分はここでどのような意思決定をするだろうか
    19、自分の成長を自分で認める
    20、ささいなことで自分をほめる
    21、自分が気持ちよくなる過ごし方を知っておく
    22、朝の時間を大切にする
    23、身近な人にいいところを50こ上げてもらう
    24、気持ちを伝え合う
    25、「疲れた」「時間がない」「忙しい」は禁句



    それでもイライラしてしまうときの特効薬
    1、神様が自分を試しているに違いない
    2、これはちょうどいい
    3、むかつく相手との出逢いに感謝
         63億人いるという全世界の人と、1人1秒ずつ会ったとして、約200年かかる。日本人だけでも4年かかる。
    4、価値観メガネを変えてみる
    5、その場から逃げる
    6、第一感情を大切に
    7、不愉快はこまめに吐き出せ
    8、すぐに謝る
    9、「まあ、いっか」の精神も大切
    10、事態は変わる。だからちょっと我慢
    11、それでも怒りが収まらないときは、寝る

  • 備忘録。穏やかな感情が物事を好転させる。プロセスからしか人は学べない。登山も苦労しながら登るから楽しい。常に簡単な目標を持つ。一日の過ごし方にも自分が心地よくなるルールを。

  • 自ら経営する会社を株式上場に導き「ビジネスマン」として成功、現在はシンガポールを拠点に「教育者」として指導する著者が、ビジネスやスポーツの世界で重視されている「感情をコントロールする方法」を紹介。人生を変える「きっかけ」がつかめる実践的な一冊。

  • ・「心」と「感情」をコントロールすれば人生はうまくいく!
    ・「怒らない」という習慣を身につければ、「心」や「感情」のコントロールができるようになる。
    ・同じ出来事でも、どう考えたかで結果は変わる。
    ・感情コントロールは人生コントロール
    ・常に最悪の事態を考えておく
    ・「疲れた」「時間がない」「忙しい」は禁句



  • 怒らないことにした

    との著者のことば

    この言葉に一冊分が凝縮している感じ

    文章に飽きを感じず
    文章が言葉が 自分に染みこんでいくかのように
    読み進めていった

    自分が好感を持っている人
    を思い返してみると 穏やかな人がおおく
    その怒りというのは 数回 それも短期間しか知らない

    この人は。。っと思える人は
    軽度ではあるけれど 不満やグチの姿が多い人であった

    自分はどうだろう

    比較的穏やかではあると思うが
    どうなのだろうなぁっとか こうなったらいいのになぁっと
    不満を口にしていることがあると感じた

    怒らないことにした
    この言葉がすぅっと 今の自分にはいってきた一冊であった

  • 「怒り」はいかにマイナスであり、人生の無駄かをこれでもかというほど説明。
    決して押し付けがましくはない。
    忙しい、疲れた、時間がない、の3つを禁句にすることからやってみよー。

  • 感情をコントロールしてよい人生を。

    ・怒らない
    ・感情を決めるのは自分
    ・いらいらしてどうしようもなければ寝る!

    最近よくまぁいらいらするので、これを機に「怒らない」と決めてみようと思います。

    -20080222購入

  • <span style="color:#ff0000;">命と時間</span>を大切にすると人生は、成功する。そのためには、<span style="color:#ff0000;">怒らないこと</span>が大切という本。

  • 「命と時間を大事に。」
    「ネクストチャンス。」
    「これはちょうどいい。」
    「まぁいっか。」

  • 感情のコントロールについて知りたくて読書。

    イライラすること、怒ることを止める。できたらすごいな、いいなと思ってしまった。

    怒ることで自分にプラスになることはないっは分かっているが、人間なのでそう簡単にはコントロールできるものではない。

    最初に著者のプロフィールを読むと「順風満帆、トントン拍子の人生で失敗を経験していないんじゃないか?」と思ってしまった。

    しかし、読んで見ると、いまだに自分に自信が持てないそうだ。これは意外だった。共感を覚える部分だった。

    この手の起業家、成功者と呼ばれる人たちは、セルフイメージ高い。同時に、自分に酔っている人も多く、他人の氣持ちを理解できない人が多い(やや色眼鏡が入っているが)。

    イライラしないために対策を自分で考える。
    著者の例だと、満員電車に乗らなくていい方法や人混み、行列に近づかいない。心の余裕を持たせるためのトレーニングとして信号を待つなど。

    怒りには2つの感情がある。第一の感情はメインであり本心。第二の感情がサブの感情で表に出やすい。怒りを感じたらメインに氣づくことが大切。

    怒りを覚えたらまず考える。

    嫌な人と会ったら、素晴らしい反面教師と出会えたことに感謝する。こんな残念な人にならいように深く心に決め、上手に距離を置く。

    争い事を避ける、逃げる。

    人と違う行動をする。競争しないようにする。

    目標を低くする。周りの少し面倒な問題を毎日少しずつ解決することで、自己肯定感を向上させる。

    『疲れた』『時間がない』『忙しい』は禁句(p170~)

    怒りと無縁な生き方を目指したい。

    読書時間:約55分

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著者プロフィール

一般社団法人日本リーダーズ学会代表理事 リーダーズアカデミー学長
もっと‘稼ぐ‘組織を作る「上司学」「組織づくりの12分野」メソッドの開発者である第一人者。大学卒業後IT系ベンチャー企業に入社。同期100名の中でトップセールスマンとして活躍、その功績により24歳で最年少営業部長に抜擢。就任3ヶ月で担当部門が全国ナンバー1になる。28歳で独立・起業し代表取締役に就任。M&Aを経て2004年52億の会社まで育て株式上場(IPO)を果たす。2005年次世代リーダーの育成を目的とした 教育機関『リーダーズアカデミー』を設立。2007年シンガポールへ拠点を移し、講演・企業研修・コンサルティングを行う傍ら、顧問・社外役員として経営に参画。業績向上のための独自プログラム『上司学』が好評を博し、世界16都市でビジネスセミナーを開催。延べ50000人以上のリーダー育成に携わる。2013年 日本へ拠点を戻し、一般社団法人日本リーダーズ学会を設立。世界で活躍するための日本人的グローバルリーダーの育成に取り組む。主な著書としてシリーズ100万部を突破しベストセラーにもなった『怒らない技術』などがある。

「2023年 『話し方の一流、二流、三流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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