白いネコは何をくれた?

著者 :
  • フォレスト出版
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感想 : 129
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894513228

作品紹介・あらすじ

マーケティングは「売る」ためだけのものではありません。マーケティングは「仕事」「恋愛」「人生」すべてに使える人生を変えるものです。「白いネコ」があなたに何をくれるのか?その答えは読み終わった後のあなたの中にあるはずです。物語だからおもしろい!物語だからマーケティングがわかる!白いネコがあなたの人生を変える。

感想・レビュー・書評

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  • ストーリー形式で伝えるマーケティング戦略論。
    自称「あなたの明日を戦略で変える本」。

    フレームとしては以下の5つ。
    Battlefield   儲かる戦場で戦えば儲かる
    Assets    自社独自の経営資源を蓄積すれば儲かる
    Strength   強い商品が提供できれば儲かる
    Customer   顧客ニーズに応えれば儲かる
    Selling message 上手に顧客に伝えれば儲かる

    わかりやすく読みやすいが
    夢をかなえるゾウのパクリもあり
    ストーリーの稚拙さが伴い
    作った感満載のハッピーエンド
    ですこし興ざめしてしまうので★3つ。

  • この本では、マーケティングが小説形式で学べます。
    細かい内容は本を読んでもらうとして、
    著者の提唱する戦略BASiCSという考え方が
    すごくわかりやすくて前から大好きです。

    夢を叶えるゾウをもじったのか、
    喋るネコが出てきて主人公にアドバイスします。
    話の展開は正直ありきたりなのですが、
    でも、こーゆうありきたりで話の展開が読める小説が
    自分の好みだったりするので、
    最後はプチ感動を味わいました(笑)
    また、広告代理店の主人公が化粧品会社に対して
    最終提案する内容もビジネス初心者の自分にとっては
    ナルホド・ナルホドと頷かされました。

    一点感じたのは、著者の提唱する戦略BASiCSという考え方と
    よくマーケティングの教科書に載ってくる4Pやらブランドやら、
    様々なマーケティング用語と戦略BASiCSとがどのように繋がるのか、
    その辺りをもう少しきちんとわかったら自分の知識が有機的に繋がって、
    全体像を把握できたのになぁ。。と感じました。
    まぁ、この辺りは自分で考えなさい、ということかな。

    マーケティング的な考え方をちょっと今年は自主勉強していこうかな
    と考えていたので、この著者の本を色々と漁ってみたいと思います。

  • まあわかりやすい。

  • 著者の他作品を読んでこちらを購入。
    他の本でも触れられている「BASiCS」というマーケティング戦略の考え方をビジネスだけでなく、人生に置き換えたもの。
    主人公が過去取り組んだこと、強みを再発見し、ビジネスに活用してまわりの人間を動かしていくというものは自分もエネルギーをもらえる。

    BASiCSの考え方は他の作品でも学べるけれど、この本で学べる最も印象的なフレーズは
    「今日を変えれば明日が変わる」「強みは弱み、弱みは強み」です。

    漠然としたポジティブ思考や小難しいビジネス理論ではない、自分で創り上げる「戦略」=「人生の在り方」を
    描いていくための考え方を白いネコ、「ボロ」はくれたんだと思っています。

  • 著者の佐藤さんの本は3冊目。
    全てが五つ星。
    コンサルティング会社を個人経営する佐藤さんですが、ここまで分かりやすい普遍なマーケティング戦略を体系化できるのは本当に凄い。
    体系化しているので自分に簡単に当てはめられるし、ストーリーで書いてくれているので腑に落ちやすい。
    文調を見てると、この人の崇高な人間性も感じられ、引き込まれてく。

    違う切り口であと何冊か出しているというので、他の著書も読みたいも思います。


    戦略BASiCS
    battlefield 戦略
    asset 独自資源
    storages 強み・差別化
    customer 顧客型
    sailingMessage メッセージ型

    強みとは、独自資源から練り出されるもの
    物後には「事実」があるだけで、それだけで強みや弱みがある訳ではなく、独自資源がその事実を強みや弱みに変える。

  • 勧められたので、借りて読んだんですが、
    主人公と年が近いもあり、耳が痛い本でした。

    ストーリーに所々”?”なところもありましたが、
    すんなり読め、巻末のBASiCSの資料も使いやすそう(まだ読んだだけで実際に使っていないので予想ですが)

  • ・マーケティングや経営戦略の実務イメージもわく他、自己を見つめ直す契機にもなった。
    ・BASiCSはその思考順序にも意味があり、それぞれの整合性を確保したストーリーを描けるかが重要。integrationが最重要との著者のメッセージもわかりやすい。
    ・差別化となる強みは、手軽軸、商品軸、密着軸というのはわかりやすい。密着軸というのが通常あまり意識しない視点のように感じるが、製品もそこそこ、価格もそこそこ、なのに利益で出てるような場合の解になる可能性あり。

  • 「お前はどこで誰と戦っているのか?」、「「戦場」にいる「競合」にはない物でなければ、「独自」とはいえぬ」、「個人の経験は、多くの場合個人の資産」、「企業理念が密着軸」、「わかりやすさでの差別化」

  • マーケティングの基礎を学べる本ですが、お話しとしてもとても面白かったです
    この著者の、うれたまちゃんシリーズも全て読みましたが、全てけっこうな昔に書かれた本です

    しかし今のコロナで世の中が大変な時代に、いま売れているもの、いま流行っているサービスなんかを見ても、この本に書かれている事ってなかなか的を得ているよなーと思ってしまいます
    ピンチはチャンス、弱点を強みに、という考えの出来る企業がコロナにも負けない強い会社なんでしょうねー

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著者プロフィール

マーケティングコンサルティング会社、ストラテジー&タクティクス社代表取締役社長。米国ペンシルバニア大ウォートン校MBA(2022FT紙ランキング世界1位、経営戦略、マーケティング専攻)。中小企業診断士。大手通信会社、外資系メーカーのブランド責任者、外資系エージェンシーの営業ヘッド、コンサルティングヘッドを歴任。実戦的で効果の高いコンサルティングには定評がある。豊富な現場経験と理論体系に基づく企業研修(経営戦略、マーケティング、企画力など)はわかりやすく実戦的と好評でリピート率が極めて高い。2万4千人が購読する無料メルマガ「売れたま! 」(www.uretama.com)の発行者としても活躍中。

「2022年 『弱みで勝つ!マーケティング戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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