クロックサイクルの速め方 ~脳が2〜32倍速になる特殊音源トレーニングCD付~

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894514386

作品紹介・あらすじ

体感時間と情報処理能力を変える「クロックサイクルを高速化するトレーニング法」を初公開。「圧倒的な仕事力」「学習効率」「速度のスキル」「自由な時間」が手に入る。

感想・レビュー・書評

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  • とまべっちさんの本は4冊目かな?
    この著者の本は、かなり限られた特定の話題についてのもの以外は、コーチング理論に基づいて書かれている印象です。
    だからか、個人的には読みやすいです。

    著者の自慢話ばかりだ!という風に捉える人もいるそうですが、僕はそうは思いません。
    自信のある人だなとは思います、でもそれは真っ当な自信であって決して見栄を張ってるとかじゃないので、素直にすごいなと感じます。
    実際、この著者の本は事実について書かれているだけですから。

    それはともかく、この本は抽象度についての記述がとてもわかりやすかったです。視点を高く広く持ちたいですね。

    あと副流煙のエントロピーの話は笑いました。

  • ①クロックっサイクルを速めるには?
    ・CDを聞く
    ・処理速度を速くすることを意識し、慣れる
    ・体感は人の2倍と自分で決める
    ・早口音読、シャドーウイング

    ②速読法は?
    ・自我を消して読む
    ・著者になりきって読む
    ・タイムプレッシャー
    ・1字1句落とさないで読む
    ・1行分を丸ごと目に入れて読む
    ・視点は1行先
    ・得た知識と既存の知識と組み合わせると記憶力アップ
    ・よく眠る
    。体を動かして覚える

    ③気づき
    ・1日に30-50冊の本と7か国語の新聞を読むことが30年続く習慣
    ・7冊/月で、トップ3%
    ・従来の速読法は目的を決めて読むので、新知識が入ってこない
    ・読書を無意識化する
    ・自分にとって重要でない本を、片っ端から読んでいくと、客観性が生まれる
    ・アマゾン100位をすべて読む

  • 苫米地先生の本は、抽象度が高く、そんな考え方があったか!と驚嘆することも多いのですが、自身のウォントゥーに基づいて行動されるため、それは誘導やんな?と半分疑いながら、読むべきです。


    本書で、参考になったのは、
    著者になりきって読む
    読む速さだけでなく生活全てを早くしていく必要がある
    無意識はバカだから、徐々にそれに慣れてくる
    無意識で読むが究極そのためには大量に読む必要がある


    結局理論だけこねてても、実生活をよくするというゴールの世界に貢献できなければ意味ないゴミですから。それを忘れずに苫米地先生とは関わるべきです。


    自分の好きなことをとうとうとやってもいい、話してもいい全てが無駄でもいい、イキイキとそんな姿を見せてくれます。ほんまこんな薄っぺらい内容で、時間食い虫なことよくできるな。また周りの人置いてけぼりの自慢話かよ。と読んでてイライラすることもありますが、好きなことを存分やってもいいという勇気をもらえます。

    ま、これもありかと思える。

  • Tomabechi

  • 体感時間を変化させることができる。同じ時間で出し入れする情報量を増やすこと。方法としては速読プラス絶対量。つまり変化できてもっとできる。限界はないから理想を持って練習あるのみ。って感じでした。他にもポジティブな考え方プラス記憶法とかもまとめてあってよかった。苫米地さんの本はキンドルでしかよんだことがないから、cdもついてるしこの本をノートがわりに実行したいと思う。個人的には、スピード感のある土地、ニューヨークなどに住むこと、新聞7カ国以上読むこと1日30冊ぐらい読むこととか参考になった。

  • 自分の読書術を数年ぶりにバージョンアップするために漁った本の中の一冊。
    その一冊としてなんとなく購入。



    タイトルはその脳の情報処理速度の「クロックサイクルの速め方」となっているが、
    その部分は第2章の箇所だけであり、
    本全体を個人的に熟読し抽象化した結果、「真に頭のいい、高IQ脳を作る読書学習法」
    となった。

    目次をこれまた個人的に抽象化しタイトルをつけるなら、

    前書き:情報空間改善
    1:盲点を指摘
    2:総括的時間短縮(クロックサイクルの速め方)
    3:バッファーリーディング
    4:記憶定着(人格)
    5:抽象化(本質)
    終章:成長、向上
    CD付録及び本ページ:(具体例)

    といった具合。





    今回の熟読前に下読みした時はそれほど理解できなかったが、それまでの間、同著者の
    「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める! [Kindle]
    まずは、「信じる」ことをやめなさい [Kindle]
    をたまたま読み終えた所、この著者の言わんとしている事が非常によく理解できた。独特のワードが今一つ腑に落ちなかったが、その意味する所が他の用語と同様に捉える事ができた途端、目の前が開けたかのように理解できた。

    要はその「情報空間」=人間の思考+イメージ+感情の意識世界の、決定的潜在意識部分(過去経験からなる現在の維持記憶意識)を喝破し、それよりも別の、外側の、新たなイメージ世界へ移行させ次のステージ、次の次元へと成長する。という考え方。個人的にはその理解後に読んだ所、この本の把握が非常に容易であった。


    本編、月に300冊読もうと望まなければ、速読の意味は無く、やはり速度と共に読書の質は低下し、1日3冊読むならばじっくり読む方が良い。
    とあり、個人的にはこの後者側であり、この本全体の考え方の実践は必要ないが、内容は非常に意識に残ったものとなった。

    そして、月300冊ほどの大量速読する前の大前提である第一章:フォトリーディングの技法的な、最初にポイントやテーマを決めて読む方法の読書術に異を唱えている。そのポイント部分だけを読むとそれが盲点となり、それ以外の部分が隠されてしまい、新たな知識が読めなくなる原理。
    そのためには自我を消して読む。自分にとって何が重要かを考えない、素直に、著者の視点で、思い込みなく、等、自我で気づけない部分を無我にすることで気づけるような、表裏の関係、盲点を指摘。
    (個人的には全く知識がない為、まっさらのアホな頭の姿勢で本の数回読みの方法をしており、その点では意外と良い方法でやっていたなと。それとは別に、目的を明確にすると、ノイズカット、その他不確定要因の軽減の考え方もある。)

    第二章:クロックサイクルの速め方。実際に速く読み慣らす等。これも現状より外の速さで。生活全般のクロックサイクルを速める。
    (個人的に実践していた。方法は楽器演奏の速度アップ方法など。徐々に上げる方法は結局脳内のその速度を慣らす為という目的以外無い。
    あらゆる試聴動画すべてを速度上げて観る方法。
    DVDレコーダー倍速、PC動画はVLCプレーヤーで速度上げる、youtubeは右下の設定ボタンから倍速、を数年間行うとそれがスタンダードとなり、速くなる。というかその速いスピードに対応でき、遅速に自在になる。他人に話す時はゆっくりなど。フルタイム高速でもイケるが、せっかちになる。数年するとリソースが無くなり疲れる。その他の時間術併用)

    プロの強制速読み速読方法など。(付属CD)聴くだけでなく、読むことが更に効果的など。と言った感じでこの章は総括的時間短縮法・・といった具合か。


    第三章:バッファーリーディング。同様の方法でソフトフォーカスという周辺視野で読むテクニックがあり
    (マインドマップ読書術内で。周辺視野を用い、前の行を予習、後の行を復習しつつ読み進める方法)
    それに近いのだが、視点を先に置きつつ、そこを凝視せず、前の行を読むという方法で、慣れるまでに非常に難しい方法。確かに先へ先への進む読み方である。全ては文脈、コンテクスト把握、時間のかかる前後関係や背景理解のためのテクニック。(個人的には、本の下読み数度読みが、その役割を果たしていると気づいた。)
    結局、ページ丸ごと周辺視野、観の目で視野に入れ、その上で、一字一句読むという点が新たに学べた。最終的に無意識でページ全体の一字一句を処理が目標。
    二章+三章で加速。


    第四章:認識の全体的な知識のネットワークを作る。予想破綻でそれに組み込むテクニックなど。(過去に読んだ、細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!の、情報基盤の作り方が思い出され、同様の概念であると意識された。それが正に、この本の内容が自分の認識に組み込まれた体験となった。)
    アウトプットに関して、読書では知識教養高める以外目的は無く、月300冊レベルの量で「新人格」となり、自ずから偏りない良い方向へ、そして存在が発信レベルとなるという意味での、アウトプット。
    よって、月に300冊読もうと望まなければ速読の意味は無く、やはり速度と共に読書の質は低下し、1日3冊読むならばじっくり読む方が良い。との事。


    第五章:本質、抽象化。メタ思考、俯瞰、原理、原則、真理、法則。
    物理空間の制約ではない、抽象度の高い所での、それらの獲得。
    自由と束縛について。


    終章:現状の自己イメージより外の、昨日とは違う人生へ。自我に囚われない。
    自由、成長、気づき、行動。高抽象度思考、高人格へ。
    読書は武器で手段の一つである。


    付録:付録CDの速度は個人的に遅く、mp3化して速度を上げてやっと速く感じられる(聴く場合)。むしろ内容が本編の延長線上で役立つ。
    生物や学習における自己維持保存、固定化について。
    成人後の英語習得方法論。日本語の活性化を抑え土台から英語で学習する方法。
    最終的に抽象度を上げ、双方を共有するという考え方。


    音声特典:ネット検索は絞りに絞り、かつその絞った「盲点」以外の周辺部分をも検索。ぶっちゃけセレンディピティ。


    著者には仏教哲学の考え方があると思われ、相互依存で成り立つ空、自我=迷いなどの概念があり、その部分などの原理を察した。(抽象度を上げた)


    表面上は簡素で文字数も少ない本だが、何故か読み進める点で非常に時間がかかった。個人的な目的以外の考え方が印象に残った。
    全体的に次元が違いこれまでの自分の知識や意識の外側の考え方なため、自己意識つまり情報空間が刺激され拡張された良い読書体験になった。自分にとって弱点となる項目が分かった。真に頭の良い人の意識が理解できた(程遠い)。読書に取り入れられるテクニックは取り入れ、盲点に注意する意識も追加された。

    (破)

  • 苫米地先生の書かれた本の中では比較的頭に入って来やすい一冊でした。具体的な速読のトレーニング法とテキストが付属されており、役立ちます。本の内容は読書の重要性を説き、圧倒的な読書量により抽象度の高い位置から物事をとらえられるようになると自由になれる、というもの(自分なりにかいつまんでまとめた結果)。圧倒的な読書量を達成するには確かな方法を身につけなければなりませんが、第3章でさらっとその方法が書かれています。苫米地先生はこの方法で1日に30〜50冊の書籍を読まれているそうですが、そう簡単にできるものではないです。ですが、自分には無理だと思う自己イメージを破壊し(ゲシュタルトを破壊し)、苫米地流速読術をぜひとも身につけていきたいと思います。

  • 速読、抽象化により、脳のクロックを上げ、一日の時間を長くし、やりたいことをたくさんしましょう、といった趣旨。

    ・無意識で読め
    ・「一ヶ月に300冊読みたい。いままでとはまったく違うレベルの膨大な知識を得たい」と望む人であればこそ、初めて速読術を身に着ける意味が出てくるということです。逆にいえば、毎月300冊読んでみたいと望まない人は、速読などやってはいけません。
    ・人格が高い人とは、抽象度の高い思考が出来る人であり、その人格が高まってこそ、周囲の人はその人が重要な昨日を果たしていると認識するということです。
    ・お勧めする方法は、自分にとって重要ではない本を、片っ端から読んでいくことです。

    いつもながらぶっ飛んだ内容です。月300冊ですか…考えたこともなかった。苫米地本でトレーニングをしてみる。

  • 本を沢山読むこと+情報処理能力をあげるには、少しでも早く行うように心がけること=速読をするには、沢山の本をできる範囲で早く読むようにすると良い。

  • 自分の中を流れる時間を早めて、人より多くの勉強・仕事が出来るようになる本。
    私が普段の経験から以上のようなことを体感していたので手に取ったが、むしろ速読が議論の中心になっているように感じた。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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