奇跡の「話す」「書く」技術~脳を活かす奇跡の「メタ意識」コミュニケーション術

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894514546

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    文章力

  • 本著は、『メタ認知』の考え方を教えている。メタ認知とは、主観的・感情的なものの見方ではなく、自分や他人を客観的に見る力である。それを身につけると、自分の説明が相手に伝わりやすくなったり、逆に相手が一番言いたいことを理解できるようになったりする。

    『メタ認知』を習得するには、前提として①他者意識を持ち、②論理力をつける。

    ①は『他人にはわかってもらえない』という意識だ。「自分は物事や他人を理解できている」という人ほど、他者意識を持ち合わせていないかもしれないので注意。人は自分が見たい側面でのみ、物事を判断している性質があると自覚したい。
    だからこそ、小説を読むなどして、己の性別や立場とは異なる視点を知る努力が必要だ。

    ②は接続詞を使うようにする。論理のある文章は、主張→理由→具体例→反例→まとめ、の流れが多い。ポイントは、反例を入れることだ。

    『メタ認知』を身につけると、色んな立場から賛成・反対とその理由を話せるようになる。私はnoteを書いているがこれらを抑えた文章を書いて、メタ認知を身に着けたい。

  • イコールの関係
    対立関係
    因果関係

  • 「メタ意識」という、難しそうな言葉が使われているけれど、結局は、物事をいろいろな側面から見るということ。目新しい内容はあまりなかったような……。

  • 一つの出来事を固定観念にとらわれず、様々な角度からとらえられるかどうか・・・・
    答えは何通りもある・・・
    読了 イコール 矛盾  なんか騙された感じ 

  • 入試:現代文・論文対策出口式の参考書は非常にわかりやすかった、久しぶりに氏の(参考書ではない)本を読んでみた

    今となってはあまり必要ではなかったようです

    その節は
    大変お世話になりました

    会話に割り込んでくる
    または
    自分の話にすり替える
    主観的な人代表のような方が身近におり苦笑い

  • 〝奇跡〟ではないよね。
    自分を客観視できていない人が身近にいて、そういう人の文章を読んでいると、理解するのがむずかしい。その人がどうしたら客観視できるのかと考えると、他の人を観る経験を積んでいくしかないんじゃないかと思っている。他人にあまりに興味がなさ過ぎて、他の人の行動、言動を観ていない。観ることができない。
    観て、何かがひっかかったとしても、ものすごく表面的なことだけで、その行動・言動の裏の意図を理解することができないんだろう。
    こういうハウツー本は、ポイントを箇条書きで挙げてあることが多いが、しゃべるのが下手の人間が15個ものポイントを頭に叩き込んでしゃべることなんてできないと思うから、そういう人が読んでもきっと上達しないんだろう。
    上司とか先輩が読んでいて、この中の15個の観点をひとつずつ提案していくと、上達するのかも?

  • 話すための技術、書くための技術としてのHOW TOが全体の8割、9割だ。その丁寧さは初心者には喜ばれるだろうが、ちょっと丁寧すぎて中だるみのような気もする。しかし狙いは最後の1割にあるトレーニングにあるようだ。その最終章にある問題と答を考えることで、今までの事柄が一気に理解できるという作りにであった。

  • メタ意識というと、なんか胡散臭く聞こえるが、
    相手の立場、一歩高いところから見た立場で見る重要性など
    すごく分かりやすく書いてある。
    この1冊を実践するだけで確実に人間関係が良くなる。
    ワークを通して、メタ意識の一端を実感できることから、
    読者を納得させ、実践できるように作られているところがスゴイ。

  • ・先へ先へと期待を持たせて、結論は最後に書く
    ・ここぞというときの言葉に重みを持たせるには、そこに至るまでのプロセスが大事

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著者プロフィール

関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員、出版社「水王舎」代表取締役。
現代文講師として、予備校の大教室が満員となり、
受験参考書がベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ており、著書累計数は1300万部を超える。
また「論理力」を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、
多くの学校に採用されている。
著書に『出口汪の「最強!」の記憶術』『出口のシステム現代文』
『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』『芥川・太宰に学ぶ 心をつかむ文章講座』(以上、水王舎)、
『出口汪の新日本語トレーニング』(小学館)、『出口汪の「日本の名作」が面白いほどわかる』(講談社)
『ビジネスマンのための国語力トレーニング』(日経文庫)、『源氏物語が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、
『頭がよくなる!大人の論理力ドリル』(フォレスト出版)、『やりなおし高校国語・教科書で論理力・読解力を鍛える』(筑摩書房)など。
小説に『水月』(講談社)がある。

「2019年 『何が教育をダメにしたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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