- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894515505
作品紹介・あらすじ
シリコンバレーで学び、アジアを攻めるベンチャー経営者が説く世界で勝つために必要な意識改革の書。
感想・レビュー・書評
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読んで元気の出る本ではある。
今の世の中、「いい大学を出ていい会社に入ったら定年まで安泰」などといった団塊世代までは通用した常識が全く覆ってしまっているので、それに対する若者の無力感や閉塞感を打ち破ってくれる本だと思う。
大学生のうちにぜひ読むべき。
もちろん社会人になってから読むのもよし。
自信を持ってまた上を向いて坂の上に見える雲を目指して登って行こうという気持ちにさせてくれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
that'sベンチャーマインドな本。元気なくなったら再読したい。
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請求記号 336.04/To 43
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高い壁を乗り越えて、昨日までできなかったことができるようになっている自分に気づくのはたまらなくうれしい。
そういう機会を与えてくれるのが仕事である。
頼るのは会社でなく自分。安定したいなら自分自身に投資してどこでも稼げる力を身に着けてしまうしかない。
ものすごい緊張感の中、次々と出現する課題に必死で対応していると人間は際限なく進化していける。
自分を他人とどこで差別化するか、将来何をやって食べていくつものりなのか、だれもが真剣に考えている。
徹底的に量を積み重ねていけば、あるときそれが質に転換する。
窮地を突破することで人は変われる。 -
40代初めの著者が、日本の大企業を捨てて。MBAの獲得、シリコンバレーで働く中で、失敗から学ぶのようなアメリカ型の経営の強みと日本の弱さを指摘する本だと思った。
指摘されている点はもっともなことばかりで、あとは実行することが重要だと感じた。日本では内向きになるマインドを持つことが多いが、もう少し勇気をもって生活したいと思った。 -
あつい!この会社なら確実に実力がつくと思う。そのために、準備をしないと。
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内容は平易なのだが筆者から伝わる経験の厚みと事業への熱意がハンパない
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・①ヒト②マーケット③技術
・パッッション、ロジックの2つが必要
・得意なことより、やりたいことをやる
・一度築いた人間関係は非常に大切にする
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ぜひ学生の人に読んで欲しい一冊です。この本を読んで感じることは、今の日本において、昔のホンダやソニーみたいな会社がなかなか出てこないのは、「ロールモデル」と「執念」が不足しているんだな~ということです。著者は冒頭で、野茂選手を例として出していますが、まさに彼は大リーグで活躍する選手というロールモデルを確立したといえると思います。また、著者のシリコンバレーでの経験談からは、そのロールモデルの重要性がひしひしと伝わってきます。そして、二点の「執念」ですが、この本を通して読むと、著者の「執念」というものが伝わってきます。どんなに立派なお手本があっても、自分がうまくいくとは限らず、そこで、必要となるのは、スキル、ノウハウなんていうものよりも何よりも「執念」なんだろうと思いました。そして、起業する人しない人を分けるのも、この「執念」何だろうと思います。
この「執念」をもった著者が世界に挑んで成功することによって、日本の今後のベンチャー企業の「ロールモデル」になるのではないかと個人的には非常に期待しています。こんな経営者が先輩にいる今の学生達は非常に恵まれていると思います。正直言うと、自分が学生のときにこの著者と出会っていたら人生が変わっていたかもしれません。