「損する生き方」のススメ (Forest2545Shinsyo 1)

  • フォレスト出版
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894518018

感想・レビュー・書評

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  • 損する生き方を知りたくて読書。

    「あ、そう」「よかったね」「そりゃ、困ったね」
    これだけで聞き上手になる。

    損する智慧は一朝一夕では定着しないと思うが、考え方の視点を変えることで同じ状況でも不幸にも幸せにも感じるのが情緒的という意味で人間ならではだと思う。

    無関心の智慧は愛情である。今の自分に必要なことだと思う。相手に感心を持ちすぎる、変えようと思う。思い込み、エゴ。それらが相性の押し売りとなり、ストレスとなり、衝突の原因となる。

    人間は不完全なものであり、未熟なものであると分れば楽になる。

    仏教の智慧は今後の日本や国々で必要な要素があると思う。再び謙虚に先人に学ぶことの必要性を感じる。

    読書時間:約35分

  • けっこう人生を変えられた本。

  • 対談形式なので、全体的に内容は薄いですが、第2章で示された3つの智慧は参考になりました。

  • 異動の内示で、ある先輩が話してくれました
    「希望をもたない」
    「反省しない」
    「心配しない」
    なんとなく、いいよね。そんな生き方


  • 『損をしてはいけない』

    私もこんな強迫観念に駆られて
    舐められないように、馬鹿にされないように
    損をしないように虚勢を張って生きてきた。

    でも、それになんの意味があるのか
    なんて愚かで無駄なことだったんだろうと
    本を読んで気づいた。

    “私が“ばっかりに意識をとられると
    ろくなことにならない。
    今日から改めて、積極的に損をとっていきたい。

  • 読みやすく面白かったです。
    タイトルだけ見て、嫌な人とも付き合っていかなくてはならないのかと思いましたが、嫌な人とは付き合わなくても良いんだーと安心しました。
    損か得か、心の持ちかたみたいな感じかな。
    押しつけがましくないので、少し心が軽くなる感じです。

  • セラピストの石井センセイが仏教思想家のひろさちやさんから生き方を聞き出す試み。

    安直な成功本を出しまくるフォレスト出版さんですが、これは人選がよいのか読ませる内容。ボリューム的にあっさりとはしていますが、ひろ氏があれこれ仏教書を引用しているので読書の起点としてもよさげです。

    タイトルの「損する生き方」とは、過去や未来への妄想にとらわれず「いま・ここ」を生きることに重点を置く仏教思想を平たく語ったもの。荘子の思想にも通じる自由の観念、私の自由と世間の自由、語り尽くせぬものが凝縮されています。

    その生きざま。ありのまま、ではありませんが、病気になればひたすらに「病人である」ことに努め、年老いてはただただ「老人である」ようにする、というもの。とはいえ病人であることを楽しむ、という無理な肯定ではなく、ただただ「病人である」という境地。

    「苦しむときには苦しむがよく、死ぬときには死ぬのがよい。これが苦難を逃れる妙法だ」と喝破した良寛禅師の教えそのものです。


    ○そうなんですよね。世の中の人たちは、解決できない問題についてまでも、それを解決しようとして知恵を働かせようとする。それではうまくいきません。仏教が教えているのは、問題を解決しない智慧なのですから、問題は解決しないまま、どういうふうにすればいいのかーという智慧を磨くことが大事なのです。

    ○いまのひとたちは他人に関心をもちすぎていますから、あえていえば、世の中に対する無関心のススメです。政治に対して無関心、会社に対しても無関心。会社が潰れようと潰れまいと、そんなの知ったことか、という精神です。

  •  宗教評論家であり、多数の一般向けの解説書を執筆している。 ひろさちやさんと、パーソナルモチベーター&セラピストの石井裕之さんの対談。
     私たちは『知らず知らずのうちに「ちょっとでも損してはいけない」という焦りに呪縛されてしまって、自分の心を見失っている。』
     『プライドを傷つけられたとき。損したと思ったとき。人にいいように利用されたと思ったとき。見下されたと思ったとき。大切にされていないと感じたとき……。「損してなるものか」という冷たい暗示に飲み込まれる前に、「あ、このくらいの損なら、自分にもできるな」と考えてみる。』
     『この損する智慧という考え方を知り、心がけて実践するだけで、心が軽くなる』
     逆に言うと「損してはいけない」と思えば思う程、一番大切な自分の心を傷つける行為をしてしまっていたわけです。

  • 2012/09/21
    自宅

  • こうゆう生き方、考え方もあるんだなと考えさせられた本です。
    忙しい方。
    世の中の成果主義なところに疑問をもつあなた。

    人生の勝ち負けってなんだろうと思っている方。

    おすすめです。
    生き方って多様です。

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著者プロフィール

1963年東京都生まれ。パーソナルモチベーター。2008年に東京国際フォーラムで開催された単独講演には5,000人が参加。ベストセラー著書は『ダメな自分を救う本』(祥伝社)『「心のブレーキ」の外し方』(フォレスト出版)など。11年ぶりの新刊『私の中の邪悪な感情をどうしよう?』(祥伝社)が話題に。

「2022年 『大切なキミに贈る本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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