テロリスト化するクレーマーたち (Forest2545Shinsyo 18)

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894518193

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  • 【要約】


    【ノート】

  • 内容紹介
    ●クレーマーはテロリスト化している!

    突然ですが、あなたは「クレーマー」ですか?
    きっとほとんどの方が「違う」と言うでしょう。
    それでも、過去に購入した商品やサービスを受けてクレームをつけたり、
    クレームをつけようと思ったりすることはあったのではないでしょうか。

    クレーマーは特別な存在ではなくなってきました。
    これは、クレーマーが一般化したことを示しています。
    そして現在、クレーマーさらに進化しています。
    クレームの度合いは悪質化し、彼らの要求の度合いは「テロリズム」ともいえる脅威に達しているのです。

    さらにインターネットも発達し、ツイッターやミクシィなどの
    ソーシャルネットと呼ばれる情報コミュニケーション網も発達しました。
    これによって、これまで一対一の関係だったクレームの構図は大きく変化しました。
    クレーマーがメディアやインターネット、ソーシャルネットワークを通じて、
    情報武装と理論武装を開始したのです。

    ●FBI,CIAも学んだ! 対テロリスト用クレーム対応術とは?

    ここまで見てきた通り、クレーマーはどんどん一般化し、凶暴化し、
    大きな問題になっています。 実際に現場でコンサルティングをしている立場からしても、
    あまりも企業の危機管理対策は脆弱すぎるからです。

    だからこそ、本書を書くことにしました。 
    これまでのクレーム対応の方法では、解決するのが難しくなっています。
    現在のクレーマーの要求には、テロリストや犯罪者との類似点があります。

    だからこそ著者が外資系証券会社、大手企業、警察、病院等に指導する

    「テロリスト化するクレーマー用の対処術」

    が必要なのです。
    著者はこれまで海外において、テロリストや人質犯向けの人質交渉術、
    容疑者の尋問術、人物像のプロファイリングなどを警察に指導してきました。
    また、国内でもそうした支援業務をしています。
      企業、学校に対しては、クレーマー、モンスターペアレント対策などの
    対人リスクマネジメントに関するコンサルティングをしています。

    本書では、テロリスト化したクレーマー対応として、
    さまざまなノウハウを紹介しています。
    それらはFBI、米国警察などで採用されている「脅威査定」「プロファイリング」と呼ばれるものです。

    つまり、相手の危険度を判定し、その危険性にあわせて交渉説得しながら、
    言動パターンから心理状態を見抜いていく手法といえます。

    世界でも最強のクレーマー達と戦った著者のクレーマー対処術を初公開!

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著者プロフィール

毛利 元貞(もうり もとさだ)
暴力の予測・脅威査定・脅威管理を専門とする(有)モリ・インターナショナル代表。作家としても活動中。著書は『犯罪交渉人』(角川書店)、『護身Hand Book』(弊社刊)等。官庁関連や心理学専門誌への寄稿もある。

「2006年 『ブロードマッスル活性術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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